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NOIR  作者: 名も無き小説作家
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第一話 悪魔と契約した海賊

一人の男がボロボロになりながらある場所を目指して居た。

その男は片足を引きずり横腹を抑えそれでも目的の場所まで足を進め苦痛に顔を歪めながらも前に進む。

そしてたどり着く洞窟の奥地にある祭壇まで、

そこには恐ろしい見た目の銅像と指輪が祭られて居た。

その悪魔のような銅像と指輪こそ彼の求める物だった。

「本当に有ったな、自分の中の悪魔を呼び出すと

言われる伝説の悪魔像が、、、」

さっそく彼は銅像の指輪を取り悪魔を呼び出そうとする

「悪魔よ俺に大切なものを守る力を!!」

その時指輪が光り銅像が勝手に爆発するそして目の前に

銅像とは見た目が違う悪魔が表れた。

『我はお前の中に居る悪魔だ、

お前は力が欲しいか?欲しいなら契約しろ』

悪魔は黒いローブに禍々しいペストマスクを着けた

死神のような姿をしていた。

「ああ、俺は力が欲しい守りたい物を守れる力が!!」

『ならば我が名を呼べ、このヴァンガードを』

「頼むぞヴァンガード!」

『承知した、契約成立だ』

悪魔はそう言うと男に入りこむ。

「グッ、グワアアア!!!」


とある漁港街、一人の男が降り立った。

彼は三角帽にロングコートに黒いペストマスクを被る男だった。

この世界は海に覆われておりそんな海を冒険する者を

海賊と呼び、そんな海賊がそこら中に居る世界。

そんな海賊の中でも魂の悪魔と契約して莫大な力を得る海賊は

『デーモンホルダーパイレーツ』または『悪魔付きの海賊』と

言われ恐れられた。

「アンタも悪魔付きの海賊かい?この街に何をしに来たんだ?」

街の通りの横で座って居た男が仮面の男に話しかけた。

「仲間探しだな」

「こんな寂れた街でか?アンタも大変だな」

「そうでも無いさ」

「そうかい、まぁこの街で楽しんで行きな!!」

男はそう仮面の男に声をかけ仮面の男を見送る。

しかし男は仮面の男が少し進むと慌て声をかける。

「アンタ、その不思議な形のマスクにその指輪は!

もしかして『千人殺しのノワール』か!?」

「・・・・・」

男は仮面の男から慌て逃げて行く、

そんな逃げて行く男とすれ違う男が居た。

「千人殺しのノワールか、アイツなら俺の相棒に、、、」

男はギターを背負い直しノワールの向かった酒場に

同じく向かう。

この出会いが後に最強の海賊と呼ばれる『ノワール海賊団』

結成へと繋がっていくのだった。

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