13.下は完全に女性用
バレンタインデーキッス♪
バレンタインデーキッス♪
はい、アンハッピーバレンタイン♪
未来の私、自分はあげないけど妹がくれるといいね。by2018/10/23の私。
どうも皆さん、今日も今日とて仕事に励むニート。新戸 風太郎です。俺は今赤くて、火を吐いて、『リザード』と言う名前のモンスターの討伐依頼を受けて、生息域へ向かっています。この『リザード』と言うモンスター、ポケ○ンと違うところといえば、トカゲっぽさ(主に鱗など)と四足歩行である事くらいです。
「走りで3時間弱、かなり遠かったな」
徒歩の冒険者だと普通は片道一週間くらいかかるかも知れん。いい加減走るのも面倒いし帰りは飛んで帰るかな。いや、これを機に別の街に行くのもアリかもしれない。依頼達成の報告は別の街でも出来るし。
まぁ、今はトカゲ狩りだな。初代火の御三家は山の山頂より少し下、元の世界で言うところの7合目から9合目付近だ。
◆◇◇◇◆
現在俺は、高度500m付近を飛行中。理由は山登りが面倒だから。方法は風系の魔法で自分の体を吹き飛ばしました。ちなみに火系の魔法ならもっと早く飛びます。もっと早く飛ぶ方法もあるにはある。
そしてマップが示しているところに向かっています。というか着きました。そして、飛行中のまま魔法をバンバン打って倒しました。あとは《無限収納》に回収して、何時もなら元の街に戻るところですが、この近くに盗賊のアジトが有るそうなので、突撃〜盗賊の首はうちの晩御飯代〜をしますかね。盗賊を刈り終わったら他の依頼もちゃっちゃと済ませましょう。
◆◇◇◇◆
現在、盗賊を刈り終え、物品を物色しつつ《無限収納》に収めています。
「珍しいものはこれくらいですか。なかなかの収穫ですね」
それなりの規模だったようで、5つ、珍しい物品を隠し持っていた。
1つ目、対不定形生物用刀形兵器、白刀・菅爪。
種族特化武器で不定形生物用、つまりはスライム用の武器ですね。
『再生能力があまりにも高く、死すらも再生し、復活するとまで言われるアンチデッドスライムが、とある王国を滅ぼした際に、周辺の国が『同じ轍は踏むまい』と作ったものです。スレイブ系の武器ですね』
ふぅ〜ん。あ、因みにスレイブ系武器とは、特化武器の事です。ネット小説なんかでは竜狩りの剣や神殺しの剣とかが有名だと思います。
2つ目、脚力増強ブーツ。まぁ、コ○ン君の靴のブーツ版って感じ。科学ではなく魔法的な物だけど。
『女性用で、サイズの自動調整、走力50%増強、対人時の威力3倍の効果があります。とある魔道具職人が整った顔立ちの孫娘のために自己防衛用として作られたようです』
そうか〜、護身用か〜。ミフネちゃんが一人で外出するときに履かせるかなぁ。
3つ目、オリハルコン繊維のインナーとパンツ。このパンツは下着的な意味のパンツ。 困り者なのがインナーはまだ何とかなるけど、下は完全に女性用という事。
『これは先ほどの魔道具職人がまたもや先ほどの孫娘のために作った物で、サイズの自動調整、自動修復、各属性の魔法耐性、防刃、防刺突、耐水性、重量大幅軽減が付与されております。世界に5組しか存在しない最強の下着です』
最強の下着です、だって。その魔道具職人のじいさんは何を考えてるんだ?いやまぁ、孫娘が心配なのはわかるが過保護にもほどがある。それとも、自分の作ったパンツを履いて貰いたかったのだろうか?変態め。
4つ目、封魔の宝珠。侯爵級の悪魔を3体封じてある宝珠。従属させてもおらず、死んでもおらず、全員睡眠中で、最大10まで魔なるモノを封じることができる。封じた順に数字が付き、数字を言った後に『開封』と言うと封印が解かれる。
『これは勇者の宝具で、勇者パーティと相性の悪い敵を封じるための物です』
つまるところ、問題を後回しにしたわけか。でもさ、勇者で勝てないってそれ勝てるヤツいんの?
『スキル《対勇者》を持っていたようです。勇者並みの攻撃力と剣術又は魔法の才があれば討伐は可能です。まぁ、そんな者はなかなかいないのですが』
う〜む、これは多分勇者が対魔族では強すぎてバランス崩れるからの処置かな。現に勇者を召喚して魔族どころか他の亜人種まで滅ぼそうとした国もあったみたいだけど、悉くが失敗してその国々は[人族]の国に滅ぼされたみたいだしな。種族間の友好を邪魔したとかで。
5つ目、投げナイフの袋。この袋に手を入れて魔力を少し込めるとナイフの形になって10秒間その形が持続する、謂わば、魔力さえあれば投げナイフを、いくらでも投擲できるわけだ。
『これも魔道具ですがこれは先ほどまでとは別の方の作品です。投げナイフを出来るだけたくさん投げられるようにしたいと、既に故人ですが、斥候職のとあるSランク冒険者が作ってもらったようです』
今までで1番実用的だね。魔法無しでゴブリン集落の殲滅とかの時に役立ちそうだね。故人って事は盗賊たちにやられたの?
『いえ、街道を移動中の魔道具コレクターを襲い、殺して奪い取ったようです。Sランク冒険者の方は盗賊とは関係ないところで、老衰により死亡しております』
ふぅん。正直、恐らくおっさんであろう魔道具コレクターが死のうと興味は一切、断じて、かけらもない。
『中年男性です』
やっぱりね。
こんな感じのお宝と溜め込んでいた金貨や銀貨、高級酒、その他魔道具や武器防具などを無限収納に全部放り込んでさっさとトンズラしましょ。
『マスター、先ほど回収した中にあった資料をご覧ください』
知恵の源がそう言うと、無限収納から数枚の資料が出てきた。
「むむ?これは………。ふむふむ、なるほどなるほど。うん、面白そうだし、それに可哀想だね」
俺の予定が増えた。
チョコといえば、森永チョコフレークがなくなっちゃうのが残念。スーパーで100円以下だったのが178円になってて驚いたです、はい。好きだったのに。
次回は3/1です、はい。




