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ー高知県ー
針我利「戦いはこれからだよぉぉ!」能力:光導
音黒「…っ!」ダッ
音黒(ここは奴の土俵だ。まともにやっても勝てないんだろうな)
音黒「ならば…一旦は避けに集中だな…(やつから鍵を奪い取れば良い。勝負に勝てば良いわけだ。戦闘に勝利する必要は無い)」ダッ…
針我利「逃げろ逃げろぉおお!」
シュインッ…シュインッ…
音黒(あの閃光…射出は早い。だが、使用者の速度はそこまでだ。動いていればまず直撃しない。)ダッダッ…ピシャッ
音黒「…水音?」
コチッッ…ピキッ…
針我利「もしかしてぇぇ…忘れてたァァ?それとも気づいてなかったかなぁぁぁ…私のもうひとつの能力にさぁぁあ!」能力:青焔
音黒「海で作っていた氷の正体…!」
針我利「そして、一瞬でもぉぉ止まっちゃったらぁぁぁ!」能力:光導
音黒「ぐ…ぁぁっ!」ブォンッ
ブシュッザクッ…
音黒「はがっぁ…(よく見ると色々な場所に水…。しかも、今の閃光の攻撃…足元の氷に反射させてから、俺に当てたわけか。正面に真下、あるいは後ろ…。アイツには何択もの攻撃手段用意されてるのか)」
音黒「理不尽だなぁ!」バキッ…ダッ
針我利「何度でも凍らせてやるよぉぉぉお!」能力: 青焔
音黒「ここにも水か…」ペチャペチャ…
ペキキキキ…
音黒(今っ!)ピョンッ
音黒「よしっ…!」シュタッ
針我利「むぅぅぅ?何度も何度も攻略しやがってぇぇええッ!」能力:光導
音黒「(脳と心臓は守る!)オラァァァァッ!」ブシュッ…ザシュッ…
音黒(恐らくコイツは自分の周りにちゃんと水を撒いているはずだ。だが、あの速度で凍るなら後ろに飛んで躱せる!)
ピチャッ
針我利「かかったなぁぁぁ!」能力: 青焔
音黒「今だぁッ!」シュダッ
ピキンッ
音黒「やっぱりだな!この速度でしか凍らせることができなら…」ペチャ…
音黒「…っ?!」
針我利「えへへぇぇ…気づいてなかったぁぁ?お前が足を濡らして走った軌跡をぉぉぉ…ゆっくりだけど凍らしていったんだよぉぉ!」
ガチガチッ
音黒「クソッ…動けない!(なるほどな…速度はイマイチだが、その分低温になるってわけか…さっきもそうだったが凄く硬い!)」
針我利「心臓を貫くぅぅ!レーザー光線ッ!」能力:光導
音黒「っ…」
グシャッ…
針我利「え゛…ぁ…あぁ…あ゛ぅ…め、目がぁぁッ!」
音黒「…いい感じに反射してくれたな」
針我利「ぅぅぅうッみ、見えない…右目…見えない…空崎ぃぃ…!」
音黒「まさか、あの時高野が持っていこうと言って切り抜いたこの鏡が役立つとはな…。お前ならよく知ってるだろ?第一ゲーム…さっきの部屋一面に設置された鏡だよ」
針我利「ぁぁ…ぅ…ぅぁぁぁ!」
音黒「(泣きじゃくって、うずくまって…戦意喪失だな)じゃあ鍵は貰っていくぞ」ガッ
音黒「高野はあの機械の前で待ってるんだな…」ヒョイっ
音黒(届いたな。でも高野は鍵に気づいてるのか?俺も上に言って様子を…
ガシャンッ
音黒「っ?!なんだ急に…壁が」
針我利「逃がさない…ぃぃ…逃がさないぃッ!」




