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短編  作者: Nnnnn
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...


空崎「はぁ…っはぁ…(急に戦法を変えたか…だが、こんな飛び道具でダウンはしない!油断したところを、予備の懐中電灯で…)」


御影池(背後が空いている)


ザクッ


御影池「昨日と違って今日は深く切れたぞ…!」


空崎「ぁぐっ…!」能力:(チック)


,,,


空崎「なんだ…この変わり様は…急成長か…いや、本来のポテンシャルなのか?」


空崎「だが…この距離だ」スっ


空崎「頭を粉砕してやる」ギュォォォ


,,,


御影池(二回、能力(チカラ)を使った後三回目に来るのは…!)能力:白影(ホワイト)


ジャバッ


御影池「……生きてる…っよし!」


空崎「どういう事だ…何をした?!御影池ッ!」


御影池(兵庫県の研究所で少し見た程度だったが…能力は感情の昂りや、死に直面すると変化する事があるらしい…。本当にそうなるかは賭けだったが)


御影池「成功だ…!」ダッ


空崎(三回…能力(チカラ)を使ってしまった…早く御影池を吹き飛ばさなければ…!)


御影池「お前はもう逃げられない。潔く諦めろ」スバッ


空崎「俺はまだ死ぬ訳には…!」能力:来風(キタカゼ)


ビュォォッ…ゴシャッ




御影池「がっ…ぁっ」


御影池「っ…く…そ…」


御影池(後頭部を…打ったか。意識が…ダメだ)


御影池(…だが、お前は…致命傷だ)






空崎「…ごひゅっ…は、は…ぁ…肺…ぁぁ…」


空崎「ぁ…ぁぁ…」


空崎(かなり……酷く…破れた。胸が苦しい…)


空崎(あの子は…針我利は今頃、他の奴らと戦闘になっているのだろうか…?)


空崎(すまないが…先に行かせてもらう。不甲斐ないこの俺を許してくれ)


空崎(でも…針我利…少しでも脅威は減らしておいてやる)


空崎「ひゅ…ひゅ…」…スっ


空崎「…!」


ドスッ


血脇「…そこまでだ。空崎」


空崎「っ?!…ぁ…ぁ……」


血脇「驚いているな。目が覚めた時、私は何かの衝撃によって傷だらけだった。瀕死だ。でも、それが私の能力(チカラ)を極限まで高めてくれた」


空崎「…っ…っ…………」


空崎「…」


空崎「」


血脇「御影池…よく頑張ったな…。早く…皆の所へ帰ろう。…と思ったけど…私も…少し…休む」トサッ










ー空崎撃破から数十分後ー


高橋「さっきの爆発音…御影池は無事なのか?」カチャ…カチャ…


高橋「ダメだ…解除できねぇ…」


高橋(なんなんだ…コレ。あれか、最新技術とか言うやつか…クソッ、これだから嫌なんだよなぁ…歳をとるのは)


高橋「おい、竹輪…起きれるか?」


竹輪「」


高橋(後ろのタンクから繋がってるな…催眠作用のあるガスとかか?)ガシャッ…


プシュォォ


高橋「っ…タンクは外れたが…ガスが漏れ出て来る」


高橋「だが、これで…竹輪も起きるんじゃないか?」ユサユサ


高橋「おい、竹輪!」ユサユサ


竹輪「…ん…何…」


高橋「おぉ、起きたか!」


竹輪「……あの、この状況は何?」


高橋「説明している暇は無い。とりあえず竹輪の身体の状態を教えてくれ」


竹輪「え、えっと…手足が動かない…足先と手先をちょっと動かせるかな」


高橋「なるほどな(爆弾は機体から取り外せたんだからあとはぶっ壊して助け出せばいいのか)」


高橋「時間は…大体あと10分くらいか」


竹輪「え、10分?何が?」


高橋「あの球体…あれが爆破するまであと10分だ。けどよ、安心しろ…今出してやるからな」バキキッ


竹輪「っ?!そんな、早く高橋だけでも逃げないと!」


高橋「1人だけで逃げれるかよ!(硬ぇ…流石の技術力って事か?クソったれ…!ぶん殴って壊すと、竹輪の手足を損傷する可能性がある。一枚一枚装甲を剥がしていくしかねぇ…クソッ…もっと早くからそうすれば良かったのによぉ!)」ゴキキキッ


高橋「トラックの時みたいには…いかねぇな…」バキ…キュッ


竹輪「た、高橋…手が…真っ赤だよ!」


高橋「これぐらい大丈夫だ…」


高橋(8分…7分くらいか…無駄にちゃんと作られたロボットがよォ!)ビキッ


高橋「はぁ…はぁぁ…」


竹輪「高橋…もう…」


高橋「まだだァァッ!」ガッ…グゴゴゴ





高橋(…よし、手先と足先は出てきた…大丈夫だ…あとは…少し)


高橋「あと…何分だ…2,3分か?…ラストスパァァァトッ!」ギギギギ…


高橋(見えた!胴体!)


竹輪「私…も!ぐ…内側…から!」ズズ…



ガゴンッ


高橋「はぁ…っはァァ…よっし!よし、早く逃げるぞ!」


竹輪「うん!」グラッ


高橋「っ!?」


竹輪「あ、あれ…なんで…体が…」ヨタ…ヨタ…


高橋(何故だ…この機体に乗せる前になにかされたのか?外傷は無い。まさか、ガスの吸いすぎか!)


高橋(まずい…ここから竹輪を引きずって逃げても…しまったな…剥がした破片が飛んでくる…)


高橋「竹輪!縮こまれ!」


竹輪「え?!」




ズドォォォォッッ








竹輪「ゲホッ…けほっ…」


竹輪「ぅ…ぁ、頭…打った」


竹輪「た、高橋…大丈…


竹輪「っ…高橋…?」


高橋「ゔ…ぐ…」


竹輪「ぁ…ぁ…」


高橋(腕が…一本…両足が…破片でちょんぎれた…な)


高橋(背中も…パックリ…いったか。即死じゃない…竹輪も生きてる…相当運が良かったな)


高橋「竹輪…」


竹輪「喋らないで!今、止血するから…」


高橋「竹輪…もうダメだ」


竹輪(掠れる声…でも、だって、高橋はいつも頑丈で…強くて…だからまだ!)


高橋「御影池が……何処かに…いるはずだ。血脇も…いるかもしれない」


高橋「アイツを……あいつらを…助けてやってくれ。後のことを…よろしく頼みたい…」


竹輪「ひっ…ぅ…高橋…」


高橋「泣くな…竹輪ならできる」


竹輪「ぅ…ぐぅ……ぁぁぁ…」


高橋「愛してる」




高橋(竹輪を…愛する人を残して死ぬなんて…不甲斐ないな。それに…)


高橋(あいつに……高野に申し訳ねぇなぁ。竹輪を救ってもらったのに……俺は高野に何もしてやれなかった)



高橋(高野…竹輪…無事で…いて…く…れ)








血脇「ん…ここは…」


竹輪「っ!あ、起きた?まだ安静にしなきゃダメだよ」


御影池「」


血脇「これは…」


竹輪「二人が倒れてたから処置したの。…で、あの人は…」


空崎「」


血脇「あぁ、そいつは研究所の奴だ。私が殺した」


竹輪「そっか」


血脇「他のみんなは…」


竹輪「私にも分からないから、起きたら御影池に聞いてみよっか」


血脇「そう…だな」

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