クエスト6-6 その名はリーズヴェル
クネパスの森を抜け、ペペロ村まで戻ってきた俺達。
依頼報告のため、村長の家へとやってきた。
「森で聴いた大きな鳴き声の正体は、岩のような外皮を持つ巨大な芋虫の魔物でした。奴は森の奥にある洞窟の中を根城にしています。動きは遅いので逃げる事自体は難しくないと思いますが、武器での攻撃は意味を成しません」
「ほうほう、そうじゃったか。して、退治はしてくれたかのう?」
「いえ……現状の我々の戦力では、その魔物を討伐することができませんでした」
「ふむ……それなら仕方ないのう。では、こちらが報酬ですじゃ。後日改めて依頼を出す故、もし戦力が整えばその時は頼みますぞ。勿論、お礼はお渡し致します故」
「分かりました」
村長の家を出た俺達は、ひとまず広場へ移動した。
「で、これからどうすんだ?」
「それなんだがな……」
このままでは打つ手が無いが、放置するとこの村に被害が及ぶ可能性がある。
何か有効な手立ては……
「勿論挑むだろ? オレが本気を出せばあんなの楽勝だぜ!」
「待ってよ、僕達まるで歯が立たなかったじゃん。これ以上は僕達には何もできないし、他の冒険者に任せた方がいいよ」
「へっ、オレにはまだ変身がある。合わせにくいからあまりやりたくはねぇが、アレならいける」
「連携が取れないなら尚更無理だよ。タンデは魔物を甘く見過ぎだよ」
「ビビってんじゃねぇぞズッカ! それに、アレを放っておいたら危ねぇのはお前も分かるだろ!?」
「それは確かにそうだけど……だからって考え無しに突っ込むのは良くないよ! それで死んだらどうするのさ!」
「喧嘩はやめろ! 倒すにも準備が必要だし、倒さないなら長居は無用。どっちにしろ、ここにいても出来ることは無い。まずはデルタポートに戻ろう」
ヒートアップしかける2人を仲裁し、デルタポートに帰るよう提案する。
無策でここに留まったってしょうがないし。
「わーったよ」
「……うん」
「……1つ聞いておくが、もし俺達であの魔物をどうにかする方法があると言ったら、2人はどうする?」
「挑む! オレはハナっからそのつもりだ!」
「対応策があるなら、僕も戦うよ。放っておくわけにはいかないからね」
俺の問いに、2人は迷わず答える。
「分かった。なんとかしてみる」
結局のところ、物理耐性を持っているから苦戦したのだ。
裏を返せば、魔法攻撃なら突破できるはず。
であれば…………分の悪そうな賭けだが、アレが1番手っ取り早いか。
俺達は馬車に乗って村を出て、デルタポートに戻る。
着いた頃には既に日が暮れていたので、その日の活動は終了し、宿に帰ってきた。
この世界の夜は日本のように明るくなければ、治安が良いわけでもない。
そもそも行く場所冒険者ギルドくらいしかねぇし。
……………………
………………
次の日の朝。
今日も日の出と共に起き、外に出て軽く走る。
それが終わった頃に宿屋に戻ると2人が起きる頃合いなので、そのまま冒険者ギルドへ向かい、朝食を取りつつ今日の予定を決める。
デルタポートにおける朝の行動パターンは大体こんな感じだ。
日本で言う4時起床20時睡眠な生活になってからかなり経つが、続けていけば慣れるものだ。むしろ帰った時に苦労したりして……
そんな俺はついさっきランニングを終え、部屋へと戻ってきたところだ。
「んぁ……おはようシンヤ。今日も早いね……」
「日課だからな」
着替えている最中のズッカと挨拶を交わす。
ゴーグルを着用しているので目元は見えないが、少し眠そうだ。
「タンデは?」
「もう起きてるよ」
タンデのいるベッドに目を向けると、うつ伏せのタンデが片手だけをこちらに振る。
「早くベッドから降りろ」
「ふぁーう……」
「言葉になってないぞお前……」
2段ベッドの上段から這いずるように出てきた割に華麗な着地を決め、タンデは伸びをする。
まあそのうちいつもの調子になるだろう。
「でよぉシンヤ、何か方法は思いついたか?」
宿屋を出て冒険者ギルドに向かう道すがら、タンデが切り出した。
「あるにはある」
「本当!?」
「どんなのだ!?」
「それについては、飯を食いながら話すとしよう」
……………………
………………
冒険者ギルドの酒場は、今日も朝から賑やかだ。
空いてる席に座って料理を注文し、待ってる間に対策を話す。
正直、対策と言うほど大層なものでもないが……
「あの岩の芋虫、物理攻撃には滅法強いが、ズッカの魔法が通った辺り、魔法攻撃が有効だと俺は考える。そこで、魔法を使える魔法使いを探して一時的にでもいいから協力を要請する。多分これが1番手っ取り早く終わるはずだ」
「なるほど……」
問題はその魔法使いが見つかるか、見つかったとしても協力してもらえるかどうかだが……
「でよぉシンヤ、魔法使いってどんな奴らだ?」
ズッカ共々先に来た料理を食べながら、タンデは質問する。
俺の分はまだ来てない。
「杖か魔導書……つまり本を持ってる奴だ。他に特徴を挙げるなら……一見するとヒョロっとしてる奴?」
「よし! じゃあ早速……」
「待て! 話が全部終わってからだ!」
席を立とうとするタンデを慌てて押さえ込み、話を続ける。
「もし見つからなかった場合は、魔法の代わりになる道具を探して、それを買い込む……正直、これで戦うくらいなら他に任せたほうがいいと思うが……」
「魔法の代わりといったら、魔導板があるね。使えば魔法を放てるらしいよ。現物は見たことないけど……」
「じゃあ、それを使おう。もし協力してくれる魔法使いが見つかっても、念のために持っておくのも……」
「よぉお前ら! ケイブワームの話かぁ? この天下のトレジャーハンターのコソック様がいい事を教えてやるぜぇ!」
唐突にものすごくシンプルなバタフライマスクを付けた筋骨隆々なコソックと名乗る大男が、ジョッキを片手に乱入してきた。
酒臭い辺り、こいつ酔っ払いだな?
「あの、席間違えてますよ」
「知ってるか? こんくらいのケイブワームを焼いて食うと、外はカリッカリ、中はプリップリでうめぇんだぜ! そのままでもいいが、ヤギの乳を固めたやつをトロットロに温めてかけても美味いぜぇ?」
コソックは指で大きさを指し示し、ご機嫌に話す。
大きさは大体7cmくらいか。ヤギの乳を固めたやつってのはチーズか?
……って調理法かよ! ていうか話聞けよ!
「もうちっと大きいやつだと、ゴツゴツした皮をまるっと剥いで、炙って塩をバッとかける! これもまたたまんねぇんだ! 酒がグッと進むぜぇ?」
ご丁寧にもう一品。
……っても芋虫だからなぁ……日本人的には馴染みが無いし……。
ん? このおっさんの言ってる魔物、俺達が戦う魔物と特徴が一致している気がするぞ?
もしあれがケイブワームって魔物なら、このおっさんに対策を聞けば……!
「ま、もしいい感じのがあったら試してみな! ガッハッハ! そのまんまじゃ硬くて噛めないってんなら、なんかの出汁にでも浸してみな! 倒す時も水ぶっかけたら攻撃が通るぜぇ? ガッハッハ!」
そう言うと、コソックは豪快な笑い声と共にどこかへ行ってしまった。
水か……別種かもしれないが、やってみる価値はあるな。水がで防御力を下げられるなら水魔法も通りが良い可能性があるな。
「何だあのおっさん……」
「さぁ……」
「お待たせしましたー、ミザン稲日替わり定食でございます」
「ありがとうございます」
「今のうちに依頼書取ってくるね」
「ああ、頼む」
依頼書を取りに行ったズッカと入れ替わるようにして、ギルドスタッフが俺の分の食事を持ってきてくれた。
2人より少々遅れたが、飯の届く時間は特に気にしない。空腹もまたスパイスってな。
「いただきます」
早速飯にありつく。
好きなものが毎日食えるというのは素晴らしいものだ。他の町に行くのが惜しくなる。
……まあ、そうも言ってられないけどな。
「なあシンヤ」
「ん?」
「魔法使いってああいう奴か?」
タンデが指差した先には、魔法使いっぽいコートを羽織り、杖を持った淡い水色の髪の女の子が1人で席に座っている。
「ああ、多分そうだが……」
「ようし、ちょっくら行ってくる!」
言うが早いか、タンデは席を離れ、その魔法使いの女の子の元へ。
「ちょ、おまっ、待って! 食い終わるまで待ってくれ!」
「お前はそこで待ってな!」
「せめてズッカが戻ってきてからにしろよ!」
という俺の叫びを無視して、タンデは魔法使いの元へ向かう。
追いかけるにも食事を残したまま席を立つのは個人的な主義に反するので、食事スピードを上げる。
「おーいシンヤ! 待たせたな! 説明頼むわ!」
「へっ……? お、おう」
俺が食い終わった時にタンデが告げたのは結果の合否ではなく、説明の委託。
前者だと思い込んでいた俺は不意を突かれ、事態を飲み込むのが一瞬遅れてしまった。
「えー……とりあえず座ってください」
立たせっぱなしにするわけにもいかないので、とりあえず座るよう促す。
俺の隣には依頼書を取ってきたズッカが座り、件の魔法使いとタンデが向かい合って座る形になる。
「えー……初めまして、シンヤと申します。そっちの猫耳の彼はタンデで、こっちの帽子の彼はズッカです」
「リーズヴェル・コランダム。リズでいいよ。同い年だと思うし、かしこまらず気楽に行こうよ」
両端にリボンのついた紫のカチューシャを着け、淡い水色のサラリとした長髪に緑色のジト目気味な瞳を携えている。肌は雪のように白く、トルカと同じエルフ耳……ということは森の民か。可愛らしい容姿ながらどこか近寄りがたい雰囲気だ。
タイプじゃないけど。
リーズヴェル・コランダムと名乗る、淡い青紫のコートを羽織り、俗に言う萌え袖をしているその魔法使いの少女は、クールさを感じる見た目とは裏腹に割とフレンドリーな感じだった。
「そうか。じゃあお言葉に甘えて……隣のそいつからはどこまで聞いてる?」
「協力してほしい、ってだけ」
丸投げした形か。まあ、その方が適切かもしれんな。
「そうか。俺達は巨大な岩の芋虫の魔物の退治を受けるところだが、有効打を持ち合わせていない。そこで、魔法使いの力を借りたい……といったところだ」
「岩の芋虫……ケイブワーム?」
「確証は無いが、恐らくは」
「大きさは? 魔法使いが必要ってことは、生まれたてとかじゃないよね?」
「滅茶苦茶でかかったぜ。ここの天井くらいあるんじゃねぇの?」
やり取りを聞いていたタンデが横から割り込む。
「えっ、そんなに大きくなるの!?」
「今までケイブワームを見たことが無いからその辺は分からないが……」
「依頼書にはケイブワームの突然変異体の可能性あり、って書いてるね」
そう言ってズッカが見せた依頼書には、確かにそう書いてある。
よく見ると緋銅級でも受けられるクエストな辺り、対策が十分なら案外脆いのか?
「とにかく、君の力が必要だ。力を貸してくれないか、リズ」
「いいよー。水の魔法は得意だから任せて。その代わり、報酬はちゃんと分けてねっ」
「ああ、約束する」
リズは俺にウィンクしてみせた。
「じゃあ、ギルドカードを見せて」
「分かった」「おう」「うん」
リズとギルドカードを一時交換する。
名前:シンヤ・ハギ 種族:荒野の民 階級:緋銅
属性:無 レベル:15 職業:勇者
体力:78 魔力:0
筋力:59 敏捷:73
創造:17 器用:72
名前:タンデ・エコノ 種族:草原の民 階級:緋銅
属性:風 レベル:15 職業:シーフ
体力:63 魔力:15
筋力:93 敏捷:109
創造:7 器用:41
名前:ズッカ・ロプカ 種族:洞窟の民 階級:緋銅
属性:土 レベル:15 職業:薬師
体力:62 魔力:36
筋力:38 敏捷:48
創造:34 器用:98
名前:リーズヴェル・コランダム 種族:森の民 階級:黒鉄
属性:水 レベル:15 職業:魔法使い
体力:43 魔力:64
筋力:21 敏捷:34
創造:93 器用:49
何だろう、トルカの極端なステータスを知った身としてはすごく大人しく感じる。
普通の人はこんな程度なんだろう、うん。
「あれ、皆こんなに強いのに緋銅級なの?」
「ここに来たのが2週間と数日前だからな」
「そっか。だったらもう少ししたら昇給面接の通達が来るかもね」
ギルドカードを確認し終えると、ギルドカードを元々の持ち主に返す。
「そうだ、これは俺個人の質問なんだが……ピーステールという黄緑色の髪の吟遊詩人の青年と、トルカという左右で目の色が違う水色の髪の女の子、それからシアルフィアという背の高い金髪の女性を見なかったか?」
「シアルフィアって人はセデムの島にいた時に見たことある……ってあの人女の人だったの!?」
「ああ」
まあ、フルアーマー状態なら間違えるのも無理は無い。あの身長ないし体格で素顔が分からないなら女性とは思わないだろう。
「嘘……顔の良い男の人だと思ってた……」
「えっ素顔見た上でそう思ったのか……?」
「うん……だって鎧着てたから胸の大きさ分からなかったし……男の人でもかわいい顔立ちの人見たことあるし……」
マジか……
「えっと、ピスって人は……いつかは忘れたけどこの街で見たよ。ここに来たのが2ヶ月前だから、多分そのくらいの時期に」
「本当か!?」
「うん……トルカって子は……どっかで聞いたような……ごめん、今は分からないや。その人達、探してるの?」
「ああ。色々あって散り散りになった俺の仲間だからな」
「そっか……」
「もう1回探すか? シンヤ」
「いや、この依頼が終わってからだ」
フィンはセデム島か。聞き覚えが無い島だが、ミザン島の次の目的地が決まった。
ピスに関しては2ヶ月前にここで目撃されている……となれば、この島にいると見て良さそうだ。運が良ければ、ペペロ村で会えるか?
とにかく、今は依頼を優先……いや、待てよ?
「ちょっと依頼を出してくるから、先に準備していてくれ。北の馬車停留所で落ち合おう」
それだけ言うと、俺は受付へと走った。
……………………
………………
ペペロ村行きの馬車に揺られる俺達4人。
「さっきは何をしてたの?」
「仲間の捜索に関する依頼を出していたんだ。あの時言ってた俺の仲間を見かけたら情報をくれってな。運が良ければ、戻った頃に誰かが教えてくれるかもしれない」
「最初っからそうすりゃよかったんじゃねぇの?」
「金が無かったんだよ。報酬が払えないんじゃ冒険者は食いつかないだろ」
「あー」
馬車の中で、先程やっていた事について話す。
しらみ潰しにやるより効率的なはずだ。
「そういえば、みんなの事何て呼べばいい?」
会話の中、リズがそう切り出した。
「俺はシンヤでいい」
「タンデ様と呼べ! なーんつってな。好きなように呼んでくれ」
「僕も同じかな。ズッカでいいよ」
「分かった、ありがとー。ぼくも、リズでもリーズヴェルでも、好きなように呼んでくれていいからね」
リズはそう言って俺達に微笑みかけた。
相澤とそのシンパ共のトラウマか、同世代の異性に微塵もときめかないどころか苛立ちすら覚えるが、何故かリズにはそういうものが無い。
いつものように心の底から黒いものが湧いてくる感じが無いのがかえって怖い。スパイじゃねぇよな?
考え過ぎか?
「ところで、リズには仲間はいないのか? 魔法使いは引く手数多と聞くが……」
「あー……実は、ぼくもはぐれちゃってさ。ぼくのパーティは元々セデムの島で活動してたけど、2ヶ月前にとあるダンジョンで転移の罠を踏んじゃって、それでここに飛ばされちゃったんだ」
「それは大変だね……」
「もしセデムの島かその途中まで行くなら、その間仲間に加えてほしいんだけど、どうかな? 勿論色々と協力するよっ」
「構わないが……セデムの島ってミザンっていう島を経由するか?」
「するけど……何で?」
「そこに用があるんだ。それでもいいなら、俺としては歓迎する」
「いいよー。これからしばらくよろしくねっ……っと、そろそろ着く頃合いじゃない?」
……………………
………………
ペペロ村に着いた後、向かったのは村長の家。
「ケイブワーム討伐の依頼で参りました。状況に変化はありましたか?」
「おお、来てくださったか。昨日の今日じゃから、特に何も変わっておりませんですじゃ」
「分かりました」
状況確認をした後、クネパスの森へ向かう。
1度勝手を知っているとサクサクと進めるものだな。
平原を抜け、森を抜け、問題の洞窟の中へ。
「下が崖になってるから、気を付けて降りるんだ。そんなに高くないから落ちても死にはしないが、くれぐれも足を滑らせるなよ」
「う、うん……」
リズに説明し、手本がてらに先に降りる。
手や足をかける場所はあるが、かなり幅が狭い。降りるボルダリングのようなものだ。
ズッカから借りた蛍光石を左足のブーツに結び付け、それで足元を照らして降りる。
確かに、これは魔法使いには難しいかもしれない。
……改めて考えると特訓が活きてる場面でもあるな、これ。
「リズ、いける?」
「ちょっと、怖いかも……」
「しょうがねぇなぁ……よっ、と」
「え、ええっ!?」
「しっかり掴まってろよ!」
「えっ、ちょっ、嘘、ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
降りた頃、上が騒がしいと思ったのも束の間。
崖のようになった入り口を降りようとするリズをタンデがお姫様抱っこで抱え、そのまま飛び降りてこちらに着地してきた。
「こっちの方が早いだろ?」
「う……うん……」
「どした?」
「い、いきなりはびっくりするよぉ……」
「まあいいじゃねぇか」
「よくない! 女の子は繊細なんだよ?」
「何だよお前、そもそも……やめろバカ耳触るんじゃねぇ!」
「すごーい! 耳もっふもふー!」
「やめろー!」
お姫様抱っこされたまま身体を起こして猫耳をモフるリズに、降ろせばいいのに抱えたまま抵抗するタンデ。
……俺は一体何を見せられているんだ?
「お待たせ……ねぇシンヤ、あの2人何してるの?」
「俺に聞かれても……困る……」
……あー、とりあえず……アレだ。
「……とりあえず進もう」
「そうだね……」
タンデとリズを追い抜いて2人の前に立つ。
「変なことやってないでさっさと進むぞ2人とも!」
「はーい」
「オレは何もしてねぇよ!」
「降ろせばいいのに……」
「その手があったか!」
「あぁーずっと触りたいこの耳〜」
「やめろーー!!」
やれやれ……
リーズヴェル・コランダム:元々はセデム島で活動していた冒険者。ダンジョンで踏んだ罠によって仲間とはぐれてしまった。
クールそうな見た目に反して割と明るくお茶目。
見た目は普通の女の子だが、実は……




