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更新停止中 イズちゅん  作者: ちゅん助の!
第十三章 ひらけ!ゴ窓! シュダリア愛哀窓の儀
315/446

第十三話 その31 影の暗躍者になりたくて

・・・・・・・・・・・



「むほほほwむほほほw」

「にしてもアイツはやはり天才だったおw」

「わしの書いたエロ小説を!文章だけでここまでのエ〇漫画に仕上げるとはwww」

「むほっwむほほほほw」


 2人を無事送り届け、シュダリアに戻る道中、夜、猫車から一人離れ、不気味にほくそ笑む暗闇に潜む怪しい物体があった。


「にしてもなんちゅうエロさだおwww」

「むほおおおおおおwww」

「おっおっおっw!」


 不気味な黄色い物体は、ペラ紙に描かれたイラストの様な物を見てはイヤらしく体を痙攣させたり、変態的に横になり縦になり身を悶えさせ、ビクンビクンと蠢いていた。


ノソノソノソ


「ご主人さみゃあ?」

「車から一人離れてなにやってますみゃあ?」

「夜の単独行動は危ないですみゃ!」


「おっおっおっw!」

「心配して来てくれたなお!?わがねっこ!」


「みゃあ!」

「ところでご主人さみゃあ?」

「さっきからなに熱心に見てますみゃ?」


「良い質問だおw?」

「見たいかお?」


「みゃあ~?」

「よくわからないですみゃあ~?」

「でも、ご主人さみゃが夢中になるものなら見たいですみゃあ~?」


「良き答えだおw」

「だが!」

「この事は他のメンバーには絶対に秘密だお!」

「わしとお前だけの秘密だお!」


「秘密ですかみゃ?」

「なにかみゃずい事でもありますみゃあ?」


「マズイもマズイ!」

「おおマズやがな!」

「これ見られたら厄介な事になるやでw!」


「わかりましたみゃあ!」


「おまえはかしこかわいいねっこだおw」


「みぁ助はかしこかわいいねこですみゃ!」


「よろしいwほれw!」


「みゃあ~?」

「………」

「みゃッ!!!???」

「ご主人さみゃ!これはッ!??」


不気味な黄色い生き物が差し出した紙


そこには


若い男女が、これでもか!


と言うくらいに肌を重ね合わせているエ〇イラスト、いいやエ〇漫画が描かれていた。

 無論、その絵はこの世界には無い技法…いや誕生して間もないアニメ化イラスト技法で描かれていた。


 漫画の様な絵ではあったがよく見れば、いやよく見なくてもその男女が誰なのか、すぐに分かった。


 そのペアはみぁ助も知っている二人であった。


「ご主人さみゃあ!!!」

「ボクをあの方への御遣いに出した、あの時の伝令って!?」


「さすがわがねっこ!察しが良いなおw!?」

「こんなもんアイツらに見られたら大変な事になるからなあ~?」


「でも、ご主人さみゃ!こんなものどうしたんだみゃ?」


「またまた大金はたいて描いてもらったに決まっとるおwww」

「このマンガの存在を知ってるのはわしとおまえ、作者!」


「そしてもう一人の4人だけだお?」


「みゃさか…」


「ほう?心当たりがあるようだなお?察しがいいなお?」

「まあ高貴な奴らとか地位のある奴ほど…」

「家柄だの体裁だのプライドやら世間様の目を気にするからなw」


「………」


「こんな嘘まみれの創作エ〇漫画でも…」

「見せつけられると疑心暗鬼だおw?」

「不安になろうが本人に問い詰めるわけにはいかんw」

「問い詰めたところで違う、と言われたら確かめる術は無し!」

「逆にそうだと言われたら?それはそれで大問題だおw?」

「君子危うきに近寄らず!」

「まあ、よほど熱き思いがなければ『ああ』なるわなwww」


「………」


「周囲の大反対を押し切り町の伝統を破ってまでも挑んだ奴と…」

「体裁を気にして挑まなかった奴…」

「地位や家柄が問題じゃあないお!」

「どっちがあの子に相応しいか!」

「ハッキリして良かったんじゃないかおwww」


(コイツはただのヘンタイや間抜けじゃないみゃ…)

(ある意味、どぼくより遥かに恐ろしい奴みゃ…)


みぁ助は思った。


「さあさあ、こんなアブナイwアブナイwブツは他人の目に触れる前に!」

「ちょっと惜しいけど始末だおw!」


 そう言うとちゅん助はイラストが描かれた紙にマッチで火を点けた。

 少しの煙を出しながら赤い炎で紙の中に描かれた男女の様に燃えて行った。


「ふん!やはりアイツは天才であったわw」

「今度は所持してても問題ないアスリちゃんとわしのペアで!」

「くんずほぐれず!もっとエロイ奴描いてもらうおwww!!!」


「ご主人さみゃ…ある意味そのイラストの所持は…」

「今燃えた紙の所持より遥かに命の危険がありますみゃア…?」


「ぶわっはっはw」

「なればこそよw所持するに相応しい価値があるよのうw?」


「………」












わたしは彼の背中を…上手く押せただろうか?

随分と自分勝手で不器用で無責任な押し方だったと思う。

だが強く押せたはずだ。




第十三話 

終わり

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