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453●『プリンセスナイン』(1998)⑤幻の“後半26話分”を推理する2:“黒い霧”との捨て身の対決。そしてちいさな野球の神様たち。

453●『プリンセスナイン』(1998)⑤幻の“後半26話分”を推理する2:“黒い霧”との捨て身の対決。そしてちいさな野球の神様たち。



       *


●如月女子高の所在地


 東京とまで限定できないものの、“首都圏”であることは確かでしょう。

 作中で関西弁や土佐弁といった方言は区別して喋られていますので、涼たちの居所が名古屋や京都などだったら、涼は名古屋弁か京言葉で会話するはず。

 涼をはじめ地元の人々が標準語であること、それから、高等学校野球協会の本部ビルが近場にあることから、“首都圏”と推定してよろしいかと思います。

 河川敷の場面がしばしば出てきますので、多摩川か荒川か利根川の流域であるかもしれません。


       *


●“黒い霧”との対決


 森村聖良と木戸監督は、神戸から新幹線で首都圏へ取って返します。


 聖良は不良時代のダチに連絡します。不良時代といっても、半年も昔のことではありませんので、親しい連中とのコンタクトは続いていました。義理と任侠の関係ですね。

 聖良はダチに「大金が欲しいんだ、豪勢な高校野球賭博の幹部を紹介してくんな」

 ダチの案内で向かったのは、赤坂近辺の高級プールバー。1990年代に流行した、ビリヤード台を備えたバーですが、台の上には掛け金の札束を載せるプレートが設置され、試合をビデオスクリーンで上映して、スポーツバー兼違法カジノに模様替えしています。

 聖良は幹部に学生証を見せ、「稼がせてくれよ。どうせ、どこかで敗けることにしたいんだろうしな」

 幹部「如月女子! お前、プリンセスナインじゃないか! 渡りに船だ。決勝戦まで進ませてやるから、そこで敗けてくれ」と札束封筒を渡す。


 木戸監督は例のスポーツ新聞の編集局へ。

 「久しぶりだな」と彼を迎えたのは、第15話『お父さんのスキャンダル』で、涼の父・早川英彦の過去を掘り出して記事の素材を提供した、ベテラン記者のオッサン。 

 20年近く昔の“黒い霧”事件で英彦の捕手だった木戸をしつこく取材してきた縁だ。

木戸「あんたのせいで、涼は死の縁をさまよった。そのことはわかってるな。あんたたちを名誉棄損で訴えなかったのは、涼のお慈悲だぜ」

老記者「ああ、悪かったよ。……あそこまで世間の反応が大きくなるとは思っていなかった」

木戸「そこでネタを持ってきた。あんたが報道の正義を持ち合わせているなら、一肌脱いでくれ。協力して損はない一件だぜ」


 三日後、王子園球場。

 プリンセスナインの第二戦が始まった。

涼「監督と聖良はどうしたの? まだ行方不明だなんて。でも、試合は全力で頑張ろうね!」

 その手には三日前に残された監督のメモ。

 “主将、試合はテキトーにやってくれ、時期が来たら連絡する”


 相手は強豪だが、ちょっとしたエラーをプリンセスナインは逃さない。

 リードする、敵が抜き返すが、すぐにプリンセスナインは抜き戻す。

 一点差でリードをキープしながら、追いつ追われつ、抜きつ抜かれつの連続だ。


 熱戦の様子を大画面のスクリーンで眺めつつ熱狂する、違法カジノバーのギャンブラー連中。映画『スティング』(1973)でロバート・レッドフォードが賭博の胴元をギャフンと言わせる直前の場面さながらだ。

 プリンセスナインは今年の野球賭博のダークホースだ。

 女の子だけで王子園にまで出場した唯一のチーム。

 しかも第一戦を勝ち抜いた。

 違法カジノバーでは景気のいい掛け声が響く。ヨッパライの中年紳士だ。

 「女子高生ちゃんに、百万! この分なら優勝もいただきだ!」

 プリンセスナインが抜きつ抜かれつするたびに、どう見てもリッチな顧客たちは、ホイホイと札束を重ねる。


 そこに聖良が乱入。如月女子の制服だ。

聖良「イカサマ試合はバレてるぞ! こんな汚いカネで買収しようったって、問屋が卸さねえよ!」

 と、受け取っていた札束を投げる。

 店内に舞い散る数百の福沢諭吉さんが、学生野球を食い物にする不良な大人たちを睨みつける。

聖良「男子チームも買収しやがって! あいつら、わざと負けてるんだよ!」

 客たちは騒然。

 イカサマが暴露された賭場がどうなるかは、昭和30~40年代の懐かし映画、小林旭さんが正義のギャンブラー氷室浩次を演じた人気作『黒い賭博師』(1965)シリーズのド派手アクションをご参照、ご想像ください。

 いきり立ち、刃物をつかんで聖良に襲い掛かるギャングたち。

 ビリヤードの球でビシバシと応戦する聖良。

 ギャングどもの脚を引っかけ、ビリヤードのスティックで助っ人に及ぶ、ヨッパライ紳士は変装した木戸監督。

 「監督のまともな格好、初めて見たぜ」と驚く聖良。

 「これを死に装束にするのはゴメンだ」と、座頭市並みの身のこなしでスティックをふるう木戸監督は、出口に殺到するカジノ客に立ち塞がる。

 一方、非常口の前に陣取って客の逃亡を防ぐのは、例のスポーツ新聞の老記者と数人の部下たち。ハンディ・ビデオカメラで撮影、録音している。

 同時に、携帯電話を持った記者が、警察に通報済みだ。


 そこへ警察官がなだれ込み、違法カジノバーの客と幹部は一斉検挙。

 しかし聖良と木戸も、手錠ガチャリ。

木戸「おいおい、そりゃないぜ」

警官「現行犯逮捕だ!」

 大騒ぎの現場の前面道路に駆けつける、氷室理事長のデラックス高級車。

 第1話で河川敷の土手道から涼の草野球プレーを氷室理事長が見ていたこの車、リンカーン・コンチネンタルみたいなアメ車とするにはデザインがおとなしく、見た目は黒塗りの英国車、ベントレーT1タイプ(1965~)と考えます。排気量6750㏄、V8エンジンで最高時速190㎞。


 数分後。

 氷室理事長とともに、車内で一息つく木戸監督と聖良。

木戸「助かりやしたぜ、警視総監とお友達だとは、恩に着ます」

氷室「服はズタズタボロボロ、靴は脱げて擦り傷にたんこぶ、まるで盛大にケンカしたチャップリンね」

木戸「久々に暴れてみやした」

聖良「あたいを守ってくれたんだ」

木戸「ついでに懐の中もすってんてんでさ」

氷室「札束を投げまくったんでしょう。退職金を前借りしたのはそのためね」

木戸「ご明察です」

小室「退職金に二回目はありません。今後はしっかりと働いて働いて働いて働いて働いて稼いでいただきます」

 あちゃー、となる監督の前に、天井から車載TVがせり出す。

「まだ、試合が続いております」と助手席の執事。

 画面に映るプリンセスナイン。

木戸「いかん! 涼に電話しないと。公衆電話で止めてくれ!」

執事「こちらのお電話をどうぞ」

木戸「車内公衆電話か、さすが理事長」

氷室「あら、十円玉を入れなくても使えますよ、念のため」

 車体後部の無線アンテナがスルスルと空中に伸びる。


氷室、聖良にささやく。「学校を辞めるの、やめなさい」

聖良「なぜ」

氷室「あなたは悪くないわ」

聖良、首を横に振る。「ケジメだよ」


       *


●不名誉な名誉


 王子園球場。

 プリンセスナインは先攻。

 七回表になったところで、「早川涼さん、電話です!」とベンチに声がかかる。

涼「監督、一体何やってるんですか!」

木戸「まあ聞け涼、今から話すことは超極秘だ。試合はみんな、ワル~い大人たちが勝敗を仕組んだ八百長だったんだ。プリンセスの対戦相手はことごとく買収済みときてる。今大会全体が、イカサマの野球賭博なんだよ。賭場カジノのひとつは潰したが、同じものが全国に百か所はある。お前たちには何十億円という汚いカネが賭けられている。でもお前たちは悪くない、チームのみんなには黙って、ちんたらと試合を続けるのも一手だな。何もしなくても相手は敗けてくれる。お前たちは必ず勝って決勝に進めるぞ!」

涼「……そんなこと言ったって……監督、私たちはどうすればいいんです! 監督として、指示してください!」

木戸「悪いが、野球の神様は俺を見捨てている。お前たちの空から、お前たちを見降ろしているんだ。あとは自分で考えろ、プリンセスナインの主将として」


 九回裏。

 プリンセスナインは一点リード。

 後攻の対戦チームは三球三振、すでに二死を奪った。

 カウントツースリー、あと一球で勝利を決められる。

 悩みに悩んだ末、涼は心を決めた。

 ボールを足元に置く。叫ぶように宣言する。

 「この試合を……放棄します!」

 いずみがすかさずタイムを要求、ナインが涼のもとに駆け寄る。

いずみ「どういうつもり! 気でも狂ったの!」

涼「ゴメン……あとから説明する、監督にも謝る。でも、この試合、おかしい!」

 いずみはキッと睨みつけていた表情をやわらげて見回す。

「そうね、確かにおかしいわ。戦ってる感じがしなかった」

ヒカル「せや! 盗塁が甘すぎる」

真央「当てる気のない空振りがあったよ、何度も」

 ユキ、空を見上げて「神様が、変だと言ってる」

 全員が頷いた。

 涼を中心にナインは一列に並び、対戦チームのベンチに向いて、脱帽一礼した。

 「ゲームセット!」と審判の声が響き渡る。


       *


 不名誉な放棄試合で不戦敗を決めたプリンセスナイン。

 しかしその夜、高校野球の全国賭博組織が検挙されたとの報道がTVを駆け巡り、翌朝の某スポーツ新聞には、写真入りでかでかと“高校野球の黒い霧、暴かる!”との見出しが躍っていた。


 プリンセスナインは名誉を回復した。

 そして、逮捕されたカジノ幹部が、20年ほども昔、早川英彦選手に卑怯な罠をかけて、“黒い霧”の疑惑に落とし込んだ事をマスコミに証言した。

 その件はすでに時効であり、法的責任は問えなかったが、涼の父の名誉は完全に回復した。


 こうして二年目の夏は終わった。

 プリンセスナインの記録は、二回戦敗退。


 監督の木戸は、しんみりと満足して言った。

「あいつらは最善の選択をした。もしも俺が決めていたら、そのまま決勝戦までズルズルと行っただろうさ。理由はどうでも、チームを勝たせるのが俺の仕事なんだからな」


       *


【参考】

ネットのニュース

●夏の甲子園優勝予想で賭博疑い、(中略)らを逮捕 6人がそれぞれ1万円賭けたか

2026/2/25 19:47 産経ニュース

昨年夏の高校野球甲子園大会で、優勝校と準優勝校を予想する賭博をさせたとして、鳥取県警は25日、賭博開帳図利容疑で特定抗争指定暴力団(中略)を、賭博の疑いで同県内の24~44歳の男6人をそれぞれ逮捕した。


       *


●聖良の正義と仁義


 大変なのは高校野球協会だった。

 悪辣なギャングたちの食い物にされたのだ。

 賭博に加わった大人は検挙され、処罰されたのだが……

 問題は、生徒たちだった。

 聖良が自分自身の八百長への売り込み行為と金銭の授受を録音していたので、野球部員たちの買収疑惑が現実のものとなったのだ。

 暴行や脅迫で特定チームの選手を陥れ、イカサマエラーを強要した者は、学生であっても法的責任が問われる。

 しかし、現金を受け取って買収に応じただけの生徒は、立件のしようがない。

 「エラーしてね」という“冗談ですよ”と、「お金をもらう」という“贈与を受ける”行為が、証拠によって結びつくことは、まずありえないからだ。

 この二つが別々の行為で関連性が立証できなければ、生徒に何の落ち度もない。

 もしも生徒の自供だけで処分すれば、親から名誉棄損で提訴されるだろう。

 世間の騒然たる疑惑の目に晒されながら、高校野球協会は沈黙し、大会は滞りなく完結した。


       *


 プリンセスナインにとって大きな収穫は、聖良に代わった新人のA子<仮称>が存分に活躍してくれたことだ。

 女性宇宙飛行士を夢見るA子は頭脳明晰、弾道学に詳しく、ドラッカーのマネジメント本まで読破している。

 いずれ地球に落下してくるスペースデブリも含めて、有害な隕石を自分の手で“打ち返す”ことが目標だ。映画『アルマゲドン』(1998)に感化され、大ファンになったところ。

 A子の“アルマゲドン打法”は、瞬間的な脳内軌道計算でボールの飛跡を割り出し、通常なら打者が見送る悪球を選んで、ジャンプしてでも打ち返し、ヒットに変える能力だ。

 キャッチャーが捕れないほど滅茶苦茶な悪投球でもしなければ、確実にバットに当てられてしまう。


 なお日本初の女性宇宙飛行士は1998年、スペースシャトルで日本人初の二度目の宇宙飛行をこなしています。もちろんA子の憧れですね。


       *


 涼は聖良に、学校とチームに戻るよう説得するが、聖良は首を縦に振らなかった。

 「A子の方が、野球は上手いよ」と。

 いったん譲ったポジションは、後から「返せ」と言わない、それが聖良のケジメだった。


       *


 物語の伏線的存在として見ると、森村聖良は「自分が愛する野球とチーム全員のために、身を犠牲にして大人たちの悪と戦う」役割が用意されていると考えられます。

 実は昭和30年代の青春映画は、大人たちの時代錯誤アナクロニズムな愚行や悪事に対して、少年少女たちが純粋な正義感を掲げて「若者なりの戦いを挑む」という作品姿勢が随所に見られます。

 大半の作品に「大人と若者の対立と対抗」が含まれていると言っても過言ではないでしょう。

 『俺は銀座の騎兵隊』(1960)、『上を向いて歩こう』(1962)、『ひとりぼっちの二人だが』(1962)、『泥だらけの純情』(1963)、吉永小百合さんの『青い山脈』(1963)など……

 若者たちの清新な心とエネルギーを応援する時代だったのです。


 狡猾な大人たちのウソと不正に、銀幕の中の当時の若者たちは、激しく抵抗プロテストしていました。 


 昭和の青春映画のままに、聖良は、大人たちの不正と正面から戦う役割を担うのではないかと思います。

 彼女は、ケンカを恐れないからですね。

 自分が信じる正義と仁義のためなら、いかなる犠牲もいとわない。

 それが“前半26話分”で伏線化されていた彼女の性格設定なのでしょう。


       *


●ちいさな野球の神様


 秋、プリンセスナインは、かつて早川英彦選手が密かに支援していた、生まれ故郷の養護施設を訪れました。

 子供たちが野球チームを作ったと聞いて。

 “プリンセスのお姉さんたち”は、子供たちに野球を教え、ルールらしいもののない素朴なベースボールを楽しみます。

 涼たちの記憶に残る「一番楽しかった野球試合」となりました。

 アニメのオープニング映像で、幼い涼が投げるボールを受け止める父親。

 今、父親の代わりに、涼が子供たちの投げるボールを受け止めます。

 「ちいさな野球の神様が、いっぱい」とユキが幸せそうに微笑みました。


       *


●二人の新人


 明けて西暦2000年7月。

 プリンセスナインは如月高校を破って、王子園球場へ進みます。

 三年生になった高杉宏樹は謹慎を解かれ、壮絶な努力でレギュラー陣に帰り咲いていました。

 しかし彼をあっさりと打ち取ったのは、涼ではありません。

 この春から加わった二年生新人のB子<仮称>でした。


 自衛隊の女性レンジャー隊員を志望するB子は、山奥育ち。

 湖で石を投げ、ピョンピョンと飛ばす“水切り”が得意でした。

 そのうち、投げる石がだんだん大きく重くなり……

 超人的な投手力を身に着けます。

 その“石投げ”の腕前と竹槍一本で、襲い掛かってきた熊を撃退したことも。

 中学時代、火薬製造業者である親のコネでこっそりと自衛隊に体験入隊。

 訓練にて“手榴弾投擲しゅりゅうだんとうてき”と“銃剣突撃”の項目で大人たちが恐れるほどの戦闘力を発揮します。


 B子は、プリンセスナインの部員の中で、最も「殺傷力の高い女」との評判を得ることになります。

 ついたあだ名は「人喰猿キラーモンキー」。


 彼女が繰り出す魔球は、“反跳爆撃スキップボミング”と名付けられたチェンジアップのスローボール。

 球速は遅いが、ボールに特殊な回転が加えられており、単純な山なりの軌道でなく、わずかに上下に揺れながらふらふらとストライクゾーンに届く。

 特徴は「バットに当たればほぼ100%、打者の後方へ飛ぶ」こと。

 スローボールなので球速を見切ればバットに当てやすいが、当たった結果はことごとくファウルフライとなる。バントしても同じだ。

 この“反跳爆撃スキップボミング”の魔球に、宏樹は手も足も出なかったのだ。


 自衛隊のレンジャー隊員を将来の夢とするB子を感化させた映画は……

 女性特殊部隊員の誕生を描く『G.I.ジェーン』(1997)、そして至高の名作『プライベート・ライアン』(1998)だった。


 女性宇宙飛行士と女性自衛隊員は、1998年の当時、男ばかりだった職場への女性の進出例として注目度が高く、『プリンセスナイン 如月女子高野球部』の後半26話分が制作されたら、物語の構成要素に採用されたのではないかと思います。


       *


 プリンセスナインは有望な戦力を得た。

 ワンマン投手で頑張ってきた涼と適宜交替できるピッチャーを得られたのだった。


 プリンセスナインは鎧袖一触の無敵ぶりを発揮する。


 三年生になったプリンセスナインのレギュラーに加わった二年生新人は、A子とB子の二名。

 野球そのものを愛し、精神性を重視する主将の涼に対して、A子とB子は、野球を「自己の存在理由レゾンデートルの実証手段のひとつ」としか考えていない。

 仲間との関係はその分、希薄になります。

 A子とB子にとって野球とは、それぞれ、女性宇宙飛行士と女性自衛隊員になるための“訓練の一環”だったのでした。

 涼にとって、何かと意見対立して、やりにくい新人ですが、それでも意思疎通の接点を見出していく努力が、作品の中に語られます。


       *


 そしてA子とB子、二年生の二人がレギュラーに加わったことは、それまでのレギュラーが二名、ナインから姿を消したことを意味します。


 一人は森村聖良。

 そして、もう一人は……


   【次章へ続きます】


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