クリスマススペシャル:雪山 前篇
日間6位に!
これは夢なのでしょうか…
誰か俺の頬をつねって!
これまだ、まだミレイが死んでいない前世のクリスマスのお話。
高坂 蓮二 37才 公安所属 ベテラン
高坂 美鈴 37才 主
高坂 綾香 7歳 娘 小学2年生
※※※
「パパ、遅いね・・・」
「もう、ダーリンたら・・・誰かと浮気してんじゃにでしょうね?」
ここはN県のホテルのロビー。
そこに高坂 美鈴と娘、綾香は父を待っていた。
「あ、来たよ!」
この頃のアヤカはまだ、ヤンデレお父さん大好きではなかった。
ただ、何かの声が聞こえるらしい。それにお願いすると色々な情報を教えてくれるのだ。
お父さんに関してはよく聞く。
綾香は暇さえあればお父さんが今何をしてるのかを何かからよく聞いていた。
そんな何かから綾香に父の到着が知らされた。
ホテルの前に黒塗りのワゴンが止まり後部座席から一人の男子が出てくる。
彼こそ、高坂 蓮二。美鈴の夫にして綾香の父である。
「ごめん、二人とも。5分遅れちゃったね・・・」
周りの旅行客からすると少し浮いたスーツを着たレンジ。
しかし、スーツ姿のレンジはよく似合っておりどこかの俳優のようにも見える。
そんな彼の肩にはボストンバックがあり、その中には今回の旅行道具が入っていた。
「それじゃあ、二人ともチェックイ―――「レンジセンパーイ!これ忘れてますよ」む?」
名前を呼ばれて振り返るとそこにはたわわな双丘を揺らしながら元気に走ってくるスーツ姿の女性と、眼鏡をかけて目元の涙袋が特徴のそこそこ大きな双丘を持つ女性。
前者は公安の後輩、北条 純香。
後者が同じく後輩で、純香のいとこにあたる香城院 纒。
新人5人のうちの2人で蓮二がリーダーを務める班の班員でもあった。
彼女達の手にはメガネケースと紙袋2つが握られていた。
「あ、すまない。それは大切なものだった。・・・よかった」
蓮二がそう言って笑いながら二人のお礼を言うと二人の顔が赤くなる。
辺りにいた女性のお客さんも一部が顔を赤く染めた。
「え、えっと。お役にたててっ―――ッ!」
「ッ!」
急な殺気を感じ、足を止めて警戒態勢に入る二人。
蓮二は恐る恐る後ろに振り替える。
「・・・ダーリン。随分とその子たちと仲がいいのね?」
「パパ?・・・うわき?ママじゃもうだめだったら、あやかに「―――ちょっとストップ!アヤカ!?何言ってるの!」」
蓮二は娘がとんでもないことを口走りそうになっていいたので、それを遮る。
「ダーリン、もう私じゃダメ?・・・だ、めなの?」
それを着て涙目になる美鈴。
彼女はどこからともなくナイフを取り出―――
「待って、待って!大好きだから、今でも愛してるから。君が迎てくれる限りそこが僕の居場所だから!」
それを聞いた美鈴はナイフをしまい、笑顔になる。
そのまま蓮二に抱きつき、後ろの二人を睨み付ける。
それを見ていた綾香も頬を膨らませながら抱き着く。
「ごふっ」
・・・その時に身長が足りないせいで頭を鳩尾にぶつけられ、情けない声が出てしまう。
それから蓮二の体の横から顔を出し2人をアヤカもにらみつける。
二人も蓮二の家族が少し特殊であることは知っていたが、これは大変だなと思った二人。
彼女たちは確かに蓮二に惚れていたが、奥さんが大好きなことは公安内部では有名なので今はそばにいれることに喜びを感じていた。
しかしこうもレンジは自分のものであると主張されると、少し対抗意識が芽生えてしまう。
数十秒彼女たちはにらみ合い、蓮二の「あの、そろそろ・・・」と言う声に彼女達は互いをけん制し合うのをやめた。
「それじゃあ、先輩。お土産楽しみにしてます」
「休暇楽しんできてください。・・・私は信玄餅がいいです」
後輩二人は美鈴と綾香のはぐから蓮二が抜け出すのを待って、最後にそう言って帰っていった。
「ハァ、買っていってやるか。しかし、纒がお願いするなんて珍しいな」
「ダーリン?」
女の名前を出すと美鈴はすぐに機嫌が悪くなる。
これは自分の失態である。・・・まあ、きちんと説明すれば理解してくれると思うけど
「ッ!違い違う。彼女は見ての通り口数が少なくてクールなんだ。あんまり要望も言ってこないし、人に迷惑かけないように頑張りすぎるところがあるんだ。・・・だから意外でさ」
「・・・そう?まあ、いいわ。両方とも可愛かったわね。メイド服とか似合いそう。コスプレじゃなくて本職のほうのよ?」
美鈴は元デザイナーだ。
今もフリ―依頼人にデザインを書いている。
別に彼女は女の子全てを敵視してるわけではなく、レンジに近づく女の子を敵視しているだけなのだ。
むしろかわいい女の子はデザインの創作意欲が湧くので、積極的にと友達になる。
(※女の子友達は無害判定(ミレイに服従する※精神的に)までレンジに会わせないようにする。また男のモデルはすべて蓮二。)
「パパ、ママ?まだー?」
綾香が早くチェックインして外に行き遊びに行きたいとごねだしたので、二人は顔を見合わせ笑みを浮かべた後、アヤカの両手を二人の片手でつなぎ、仲良くチェックインしてスキーウェアに着替えるのであった。
よくしていた、クリスマス特別話です。
明日後半を更新します。
書き上げてそのまま投稿なので、荒削りです。
誤字あったら、教えてください。




