第3775話 いつものメンバーとヴァレーリ達の雑談。(上客は相当数、買うから上客なのです。)
ヴァレーリ達が夕食を摂っている酒場の違う席には、
協力工房のいつものメンバーが揃っていた。
「キタミザト様が居ますね。
珍しいですね。」
ラルフが言う。
「ほほほ、毎月、魔王国とブリアーニ王国から来ているお客様ですね。
毎月、侯爵邸に来ているようですね。
歓談が終わったら私の所に買い物に来ていただいております。」
ローが言う。
「ローさんの所へ行くということは土産としてだよな?」
ベッドフォードが聞く。
「ええ、試飲して貰って、買って頂いていますよ。
いつもお勧めの品に神経を使っておりますよ。」
「ローさんのお勧めは当たりが多いからなぁ。
でも、ローさんの所で試飲なんてしているんだな?」
ベッドフォードが頷きながら言う。
「ほほほ、キタミザト様のお連れするお客様は大量に買って頂けますからね。
試飲して感触を確かめてから買って頂いております。
ベッドフォードの買う量では試飲は、そんなに出来ませんね。」
「それほど買っているのか。」
「ほほほ、上客ですよ。
今回もお勧めを用意しています。」
「くぅ、高いんだろうなぁ!?」
ベッドフォードが悔しい顔をさせて言う。
「ほほほ、ベッドフォードが上客になるには、もう少し買わないといけないでしょうね。」
ローが言う。
「何を話しているんですかね?」
モニカが武雄の方に目を向けながら言う。
「ほほほ、ここで話す事は、そこまで重要ではないでしょうね。」
ローが言う。
「まぁ、そうでしょうね。
ハワース商会に関係するかはわかりませんね。」
ラルフが言う。
「とても怖いわ。」
モニカが言う。
「ほほほ、モニカはキタミザト様の挙動が気になるのですね。」
「色々していますから。」
モニカがローの言葉に苦笑するのだった。
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ヴァレーリ達の席では。
「うーん?おーい、サラダを追加で。」
ヴァレーリが考えてから店員に言う。
「ダニエラ様、サラダを食べますね。
普段、あまり食べないのに、どうしたのですか?」
アンナローロがヴァレーリに言う。
「いや、美味しいなぁと思ってな。
何だか採れたてのような食感だ。
キタミザト殿?」
「冷蔵箱で冷やしているのではないですか?
ここはうちの協力工房等も頻繁に使っていますから、その流れで1台ほど納入していてもおかしくありません。
そういえば、前に冷蔵箱の構造資料を渡しましたよね。」
「まだ着手はしていない。
というより、今はカストに移管期だから、国王交代後に動こうと思っていたんだが。
カールラはしたか?」
「うん、回しているよ。
とりあえず、試作をするつもりだけど、今は異動後だから国民が欲しい物を最優先で作っているから、後回し中。」
ヴァレーリとブリアーニが武雄に言う。
「大変なんですね。」
「「ああ!本当に!」」
武雄に2人が言う。
「そうだ。
キタミザト殿、ドラゴン達の野外演習場の件でもエルヴィス殿と話をしたいと思っているんだが。」
グローリアが言う。
「グローリアさん達としては毎月実施ですか?隔月ですか?年に数回ですか?」
「どれでも出来るが、隔月が、うちの若手から一番言われている。
少し遠出をして、ストレス発散して帰宅するというのが良い運動になるという話になっている。」
グローリアが言う。
「レッドドラゴンとホワイトドラゴンとブルードラゴンでお願いします。」
「うん?前はホワイトドラゴンとブルードラゴンのみだったと思うが?」
グローリアが首を傾げる。
「個体数が決まっているので、参加する個体が増えて行けば、使う回数も増えるというものです。
ですが、ブラックドラゴンは毒が含まれる可能性があるので、土壌汚染を考慮すると許可が出来ません。
レッドドラゴンの参加を許可はしますが、基本的にはレッドドラゴンの後にブルードラゴンかホワイトドラゴンがブレスする事で山火事を抑え込んで貰います。」
武雄が言う。
「ふむ、わかった。
参加者を募ろう。
後は隔月で行えるかの詰めが必要だな。」
グローリアが言う。
「あー、グローリア殿、まだ坑内の制圧が終わっていない。
それが終わってからの実施でお願いする。」
ヴァレーリが言う。
「グローリア殿、今最短で8月末に移動、10月実施の予定です。
実際の実施時期はこれから検討しますので、前後すると思います。」
アンナローロが言う。
「ううーむ、そうだったのか。
キタミザト殿、今の話はなしだな。
実施が可能になったら相談させて貰う。」
グローリアが言う。
「はい、わかりました。
その際に協議しましょう。」
武雄が言う。
「おもちしました。」
店員がサラダを持ってくる。
「ここのサラダは美味いな!」
ヴァレーリが店員に言う。
「はい、冷蔵箱を導入して、冷やした野菜を提供するようになってから評判が良いですね。
少々高かったですが、サラダの売れ行きから導入して良かったと皆で言っています。」
店員が言う。
「ふむ、とりあえず施策はすぐした方が良いな。」
「そうねぇ。」
ヴァレーリとブリアーニが言うのだった。
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