第3767話 493日目(3月8日) さて、今日はヴァレーリ達が到着します。(今日の夜は飲みに行きます。)
エルヴィス侯爵邸の食堂。
エルヴィス爺さん、武雄、アリス、エリカが朝食を取っていた。
「今日はヴァレーリ殿方が来る日じゃが。
早くても昼過ぎかの?」
エルヴィス爺さんが武雄達に聞く。
「そうですね。
そのまま宿に行って貰い、今日は終わり。
講師の着任と月一の食事会と歓談は明日の9日ですね。
ダニエラさん達が来るのは明日の昼ですね。」
武雄が言う。
「なら、今日は挨拶はなしですね。
乳母達が産休に入りましたので、会う前に軽くでも寝て居たいので・・・明日は昼に来られるという事ですから、小まめに寝ますかね?」
アリスがエリカに聞く。
「順番に寝れるようにしますか。
カーティア殿には負担をかけますが、お客様の前に出るので、少し寝ていたいですからね。」
エリカが言う。
「そうですね。
朝方と昼が眠いですよね。」
「まぁ、連日ですからね。
夜、長い時間寝てくれるようになれば変わるのでしょうから、それまで頑張らないといけませんね。」
アリスとエリカが言う。
「ふむ、アリスとエリカは無理せずにの。
フラフラで挨拶してもヴァレーリ殿達を不安にさせるだけだろうからの。」
「「はい。」」
アリスとエリカが頷く。
「それとダニエラさん達にはルフィナ達を付けます。」
「ルフィナ達の技量以外が心配ではあるが・・・大丈夫なのかの?」
「自国民の子供の前で粗相はしないでしょう。」
エルヴィス爺さんに武雄が言う。
「うーん・・・そう信じたいものじゃが・・・
はっちゃける可能性もあると思うがの?」
「その時はその時で、私達にそういう報告が来るだけですね。
子供達に『こういう大人も居る』という勉強になるでしょう。」
武雄が言う。
「ふむ・・・まぁ・・・そうなのかのぉ?」
エルヴィス爺さんが首を傾げる。
「とはいえ、私は今日の夕食をダニエラさん達と取ってきます。」
「ふむ、まぁ、タケオはデムーロ国に行っているからの。
向こうで会った者達と話すのも良いじゃろうの。」
「試験小隊のベイノンさんとブレアさんも誘ってみますね。
まぁ、最初だけ行こうと思うので挨拶してさっさと私は帰りますかね。」
「帰れれば良いの。」
「お酒臭くして子供を抱くのは禁止ですよ。」
「酔ってだと落としそうですものね。」
エルヴィス爺さんとアリスとエリカが言う。
「早く帰ってきますよ。」
武雄が言うのだった。
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エルヴィス侯爵邸がある街から最初の村。
「さて・・・行くか。」
朝食を済ませ、出立準備を終えたヴァレーリが軽く体をほぐしながら言う。
「今日で、侯爵邸がある街に着きますね。」
アンナローロが言う。
「いつもはグローリア殿に乗って、あっという間に到着していたからな。
さてと・・・えーっと・・・今日は屋敷にはいかない予定なんだよな?」
「はい、事前にやり取りした内容では、今日は街の宿に入り、就寝。
翌日、講師陣の着任式に参加と侯爵邸で食事会ですね。
その後はまた宿に戻り、就寝。
2日後は特産品祭りがあるので、参加。
出来れば、そのまま酒場に行きたいので、良い店の予約をしておきたいという所ですね。
3日後の11日にグローリア殿に乗って、ダニエラ様、カールラ様、私は帰宅ですね。
アズパール王国の国家間技術研修の人員は、その次の日にキタミザト殿と王都に向けて出立ですね。」
アンナローロが言う。
「ふむ、3日間は飲み明かせるのか。」
ヴァレーリが考えながら言う。
「出来る訳ないでしょう。」
アンナローロが呆れながら言う。
「それって私達も付き合うの?」
ブリアーニが心配そうに言う。
「ははは、参加するなら最後までだな!」
「はぁ・・・胃薬あったかなぁ。」
ブリアーニが疲れた顔をさせる。
「ははは、酒はほどほどにだな。」
グローリアが笑う。
「いやいやいや、グローリア殿は、いくらでも飲めるだろう。
それにグローリア殿がほどほどに飲んでいる所を見た事ないんだが?」
ヴァレーリが言う。
「・・・いつもほどほどだが?」
グローリアが考えながら言う。
「いくら飲むんだか。
今回はエルヴィス殿の所だから、ちょっとにしてくれよ。
流石に店の酒を飲み干すとかはしてくれるなよ?」
ヴァレーリが心配そうに言う。
「キタミザト殿とエルヴィス殿に怒られたくないからな。
ほどほどにする。」
グローリアが言う。
「はぁ、本当にほどほどにしてくれ。
・・・カールラ、監視は付くのかな?」
「ダニエラはキタミザト殿を野放しにするの?」
「しない。」
ヴァレーリが即答する。
「じゃ、付くわよ。」
「そうか・・・付くか。
酒はほどほどにしないといけないな。」
ヴァレーリが言うのだった。
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