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第3744話 展示即売会の速報の確認をしましょう。(第3情報分隊に恩を売れるかな?)

夕方の研究所の3階 所長室正面の総務部。

ヴィクター、アスセナ、マリスが雑談をしていた。


「・・・終わりました。」

アスセナが自分の机でグッタリとしていた。

「お疲れ様です。」

マリスが苦笑しながら見ている。

「ふむ、私の個人的な想定よりも売れたという感じですね。」

ヴィクターが速報を見ながら言う。

「はい、私の想定よりも売れました。

 アリス様達が『残っている』と言っていましたが、家具が完売するというのは考えられません。

 3、4割売れれば大いに売れたと言えると思います。

 ですが、今回はそれを大きく上回りました。」

「そうですね。

 主の提案でエルヴィス家のメイドさんや文官、武官方に割引で売ると言っていました。

 なので、宝石は資産になるでしょうから回収し、それ以外の物を、そのままに3日展示しましょう。

 それに合わせてエルヴィス家のメイドさんや文官、武官方に開放し、見て貰いましょう。」

ヴィクターが言う。

「割引率はどうしましょうか?」

アスセナが聞く。

「収支の方は・・・うん、概算ですが割と良いですね。

 やはり6割以上が売れているのが効いていますね。

 これであれば・・・売れ残りも6割が手放せるとして・・・そうですね、4割にしましょうか。

 これで十分な利益になりそうです。」

「4割ですか。

 わかりました。

 各所に伝達をします。」

アスセナが頷き、メモを取る。

「・・・4割かぁ。

 何か良い物があれば買いたいですね。」

マリスが言う。

「ふむ・・・子供達も含めて、キタミザト家一同で見学しましょうか。

 個人で展示即売会を見に来たかもしれませんが、割引があるなかで再度見たら、買うかもしれませんね。」

ヴィクターが言う。

「その辺も皆に伝達しておきます。

 あと調整しないといけないですね。」

アスセナが言う。

「どこかで時間を取りましょう。」

アスセナが言うのだった。


------------------------

エルヴィス侯爵邸の武雄の書斎。


「アリスとエリカが、もうすぐ仮眠から目覚めそうです。」

チビパナが言う。

「はい、わかりました。」

武雄が本を見ながら言う。

「何の本を読んでいるのですか?」

「今まで旅先や街中で買った本や王都からの報告書を読んでいますよ。」

「何かありましたか?」

チビパナが聞く。

「ふむ・・・どの資料も決定的な生産量や支出が記載はありませんし、カトランダ帝国やウィリプ連合国もそうですね。

 まぁ、秘匿する物なのはわかります。

 なので、本や報告書を再度見ていますけど、決定的な事は書いていないですね。」

「ふむ、詳しい資料は王都での閲覧しか出来ないかもしれませんね。」

チビパナが言う。

「うん・・・知った所で、何をするかという話ですが。」

「儲けるんですか?」

「今でも目立っているのに、ここから儲けたら更に目立ちますよね。」

武雄が言う。

「でも、そこに商機があるのがわかるのですよね?」

「んー、私程度でわかるのですからね、それが本当の商機なのかは疑問が残ります。

 私が出来るのは簡単な足し算引き算ですよ。

 まぁ、それも資料がないのでどうしようもないですけど。」

「ふむ、現在している事は?

 同期とかの。」

「あれはあれ。

 既存の私の流通を増やしたり、矢面に立たせる人を増やしたりという考えの元です。

 『出来たら良いなぁ』程度での提案です。

 バビントン殿の所もそうですし、クロスボウの輸入もそうですね。

 少なくともマイナスにはならないと考えています。」

武雄が言う。

「ふむ、なるほど。

 アルに聞いたのですが、ロキはカジノも出来る歓楽街を作りたいそうですよ。」

チビパナが言う。

「・・・ふむ、そういう事になってもおかしくはないでしょう。

 欲というのは最果てがないですしね。

 それに・・・やり方を間違えなければ、そういう所(・・・・・)からお金を頂いても良心ぐらいしか痛みませんしね。

 施政者としては『欲しい』事業でしょうね。」

「ええ、マリが娼館関係はタケオに相談するようにとロキに言ったようですよ。」

チビパナが言う。

「私に?」

「『しっかりした娼館(・・・・・・・・)を紹介して貰っては?」と。」

「ふーん・・・陛下にお願いして王都守備隊の派遣をお願いするか。」

「第3情報分隊ですね?

 繋がりはありますが、直接会わなくて良いので?」

「それはそれで不幸を招きかねませんよ。

 相談を受けたら、陛下に許可を貰って、娼館に話に行くという流れが良いでしょう。

 ・・・紹介料は何を貰いましょうかね?」

「タケオの事ですから、お金か人材でしょうね。」

チビパナが言う。

「ふむ・・・情報関係の部隊は欲しいですかね。

 今だと内情までは知れないですからね。

 とはいえ、今の状態でも十分に情報収集は出来ているとは思いますけど。」

武雄が言うのだった。


ここまで読んで下さりありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
実態として、スライム網や王都のロロ配下のネズミとか情報収集手段はあるけど、大っぴらに出来ないし、手の届かないところはあるからね。 スライムを駆使した諜報部門とか何でも出来そうw
>情報関係の部隊は欲しい まぁ、表向き「この部隊が情報収集してますよ」というのは欲しいだろうからね。
よく「人、物、金、情報」が組織発展の要とは言うけど、やはりタケオさん裏キタミザト帝国創るのかなw いつも楽しい更新ありがとうございます
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