表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3753/3779

第3734話 ローとラルフの店に行こう。(半纏が出来ています。)

展示即売会会場を後にした武雄達はローの酒屋に来ていた。


「ほほほ、アリス様達は久しぶりの外出ですね。」

ローがアリスに言う。

「はい、屋敷内だけで過ごしていると気が滅入るだろうと。

 タケオ様やエリカさんとお出かけしました。

 楽しいですね。」

アリスが言う。

「ほほほ、確かに子供達の面倒を見る為とは言え、屋敷の中で付きっ切りになると気分が優れない事が多いでしょう。

 たまには外で気を晴らした方が健康的ですね。

 さて、アリス様は母乳もありますし、エリカ様は妊娠しているのでしたね。

 酒はよしておきましょうか。」

「はい、お願いします。」

「致し方ないですよね。」

アリスとエリカが頷く。

「とは言え、酒以外ですと・・・濃縮のブドウジュースは頼み中です。

 ほほほ、流石にまだ来ませんよ。」

「それはそうですね。」

武雄が頷く。

「あ、飲み物は私もエリカさんも持参して来ていますから大丈夫です。」

アリスが言うとエリカが水筒を見せる。

「そうでしたか。

 なら、すみませんが、アリス様とエリカ様はご持参されたのを飲んでいただくとして、キタミザト様は何を?」

「お酒が飲めない2人を置いて、私も飲まない方が良いでしょう。」

「ほほほ、そうですか。

 では、侯爵様とキタミザト様で飲むのをご用意しますね。」

「お願いします。」

武雄が頷く。

「おーい、12番のを用意してください。」

ローが奥に言うと「わかりました。」と返事が戻って来る。

「ほほほ、今準備させます。

 で、この後は?」

「折角なのでタケオ様とエリカさんと街中を散策して戻ります。」

アリスが言う。

「ほほほ、それが良いでしょうね。」

ローが頷くのだった。

・・

ラルフの仕立て屋。


「これが半纏ですか。

 意外と軽いですね。」

「不織布を重ねていると言われましたが、暖かいですね。」

アリスとエリカが半纏を着て感想を言う。

「ラルフさん、相変わらず仕事が早いですね。」

「ははは、試作段階ですけどね。

 工場のミシンを多用して、工程を少なく、早く出来るようにしました。

 企画の段階でニオ様にご協力をいただいた事が大きいですね。」

ラルフが武雄に言う。

「そうでしたか。

 販売の目途は?」

「はい、想定より安く出来ますので、イーリーさんの所にも置こうかと。

 この商品は室内着という事で、広い層に販売した方が売れるだろうと考えています。」

ラルフが言う。

「ふむ・・・サイズは?」

「S、M、L、LLを用意しますが、S、M、L、LLの服の上に着ると考えて大きく作っています。」

ラルフが言う。

「・・・わかりました。

 なら、全サイズを2着ずつで、エルヴィス家に入れてください。

 エルヴィスさんにも着て貰って。」

「すぐにご用意します!」

ラルフが立ち上がり、奥に行ってしまう。

「・・・欲しいとは言いましたが、今とは言っていないのですけど。」

武雄が首を傾げる。

「まぁ、タケオ様が欲しいと即決しましたから。」

「ここで売っておけば、他の店への説明の際に私達も購入したと言え、卸す量が増やせるでしょうからね。」

アリスとエリカが言う。

「まぁ、売り上げに貢献するのなら良いですかね。

 で、2人とも室内着としてどうですか?」

「温かくて軽いので良いですね。

 今日、頂けるのでしたら今日の夜から使います。」

「気軽に着れて、暖かいので重宝しそうです。」

アリスとエリカが言う。

「なら、ラルフさんが在庫を確認して戻ってくるまで、半纏の柄の話でもしていましょうか。」

「え?あー、部屋着になるなら、思い切った柄も出来そうですね。」

「部屋着だからこその柄もありそうですね。」

武雄とアリス、エリカが話をするのだった。


一方、カウンターでは。

「欲しいですね。」

「パイディアー達にも渡したいです。」

「私達の知り合いの精霊達全員欲しいんじゃない?」

「私達のも欲しいのよ!

 今、何着あるの?」

チビパナがニオ用に作られたチビ用の半纏を手に取りながら言い、チビペイトー、チビパラス、チビコノハが女性店員に話していた。

「はい!鋭意作成中です!

 今、裏に人をやって大急ぎで追加を作っております!」

女性店員がペコペコしながら言う。

「いや・・・在庫を確認しただけなのだけど・・・流石、この店はすぐに動くわね。」

チビコノハが驚きながら言う。

「この際、王都の皆にも渡さない?

 チビ化の服なんてあっちでは珍しいだろうし、特に半纏だしさ。」

チビパラスが言う。

「ふむ、贈答用ですね。

 まずは6、7名分作って貰って、それを私達が引き取り、ニオとテト、ウカとダキニは後程取りに来て貰えば良いのでは?

 それと王都用に・・・10名分作って持って行けば良いかと。」

チビパナが言う。

「ふむ、そうだね。

 この手のは多くても困らないか。

 なら、注文しちゃおう。

 タケオに言ってお金貸して貰おうっと。」

チビコノハが言うのだった。


ここまで読んで下さりありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
ガミジンと…ダハーカが欲しがりそう 半纏と作務衣と襦袢の和装セット はっ?!雪駄と草履がない!? ニオ!コノハー!
>タケオに言ってお金貸して貰おうっと コノハは常時チビ化してるからお金持ち歩けないからね。仕方ないね。 まぁ、流石に使い切っては無いでしょ。毎月金貨二枚だったような?コノハはもっと高いんだっけ?
チビ用半纏?かわいいな
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ