第3732話 474日目 まったりとしながら移動の事も考えましょう。(そろそろピアノが出来るようです。)
武雄達の寝室。
武雄とアリス、エリカとカーティア、アナスタシアとクリスティーナがほのぼのとしていた。
「うーん、やっぱり母乳飲むとすぐに寝ちゃうわね。」
「げっぷはしてくれていますから、安心ではありますけどね。」
アリスとエリカがアナスタシアとクリスティーナを抱きながら言う。
「2人とも夕方寝ると違いますか?」
武雄が2人に聞く。
「はい、だいぶ違いますね。
でも、朝方はうつらうつらしてしまいますが。」
アリスが笑いながら言う。
「まぁ、しょうがないですよね。
とはいえ、2人ともあまり泣かないですね。
もっと泣いても良いと思うのですが、ヒナ殿下達より泣かないです。」
エリカが言う。
「ヒナ殿下とエドワード殿下は、良く泣いているのですか?」
武雄が聞く。
「メイド方に聞くと他の子供達より大人しいとは聞いていますが、それでもお腹が空いた際とおしめの交換の際は壮絶に泣きます。
アナスタシアとクリスティーナは泣くというより大声で唸っているように思いますね。
泣きが小さいです。」
エリカが言う。
「まぁ、それも個性でしょう。」
武雄が言う。
「コノハ、泣きが小さいと問題ある?」
「何の問題があるかわからないんだけど。」
アリスが聞くとチビコノハが現れる。
「まぁ、子供が大人になった際に『手間がかからなかった』と親から言われるくらいですね。
アリス、母乳の飲む量は変わりませんね?」
チビパナも現れて聞く。
「はい、良く飲んでいると思います。」
アリスが言う。
「むしろ、親達の方が手のかからない子供と相手をする時間を減らす可能性が高いでしょうね。
タケオ、アリス、エリカ、泣こうが泣かなかろうが子供達に構わないといけませんよ。」
チビペイトーも現れて言う。
「「「はーい。」」」
3人が返事をする。
「そうだ、タケオ様、3月に皆で王都に行きますけど、一緒に行くのは誰ですか?」
「ジーナ殿は確定でしょうかね?
もう1人くらい必要でしょうか。」
アリスとエリカが言う。
「・・・ジーナとカーティアにしますか。
ルフィナ達も連れて行きたいですが・・・あの子達はまとめて連れて行ってあげたいのでね。
次の機会にしましょう。」
武雄が言う。
「王都に行った事がないのは子供達とマリス殿とヤリス殿、ノット殿ですね。」
エリカが言う。
「そうですね。
・・・エリカさん、部下に『殿』はいらないのでは?」
アリスが聞いてくる。
「付けない方が良いとは思っても抜けませんね。
それに第3皇子一家の相談役という役職柄、皆さんに『殿』付け出来るようにしておかないとしないといけない時に出来ない可能性がありますからね。
このままの方が私としては楽です。」
エリカが言う。
「エリカさんの出自から、その辺はしっかりと使い分け出来ると思うのですけど。」
「出来ますけど、疲れます。
どっちかにしておいた方が気を使わなくて楽なんです。
タケオさんは、使い分けますか?」
「さぁ・・・私は基本的に『さん』付けか『殿』付けなので、そこまで苦労しません。
余程の事がない限り、呼び捨てたりしませんしね。
あ、部下は呼び捨てていますか。」
武雄が言う。
「まぁ、人それぞれだよね。
タケオなんて部下もそうだけど、皆が『殿』呼びする精霊達やビエラ達ドラゴンも呼び捨てだしね。
本人達も気にしてないから良いんだけどさ。」
チビコノハが言う。
「タケオの場合は、皆、それで納得しているので良いのでは?
特段、困った事にはなっていませんし。」
チビパナが言う。
「はは、そんな事を言ったら魔王国の陛下とブリアーニ王国の女王陛下、ドラゴンロードに『さん』付けで通っていますしね。」
チビペイトーが言う。
「パナちゃん、タケオって魔王国でもこうだったんでしょう?」
チビコノハがチビパナに聞く。
「ええ、一応、タケオも『殿』か『様』にしようかと提案はしましたけど、ご本人達に『さん』付けでと指定されましたから。
向こうの部下達の前でもそうでしたので、国家公認でしょう。
次期国王のカストもタケオは『さん』付けでしょうからね。」
チビパナが言う。
「国王同士でも『殿』付けが普通なのに・・・まぁ、プライベートだから良いのか。」
チビコノハが言う。
「と、そうだ。
タケオ、王都に行ったらパイディアーと話してください。」
チビペイトーが言う。
「うん?・・・何か用事頼んでいましたかね?」
武雄が首を傾げる。
「ピアノの試作が終わる頃です。」
チビペイトーが言う。
「・・・スクエア・ピアノでしたか?
あれは第3皇子一家領で作るという話だったような・・・」
「ピアノに使うワイヤーは王都の工房を引き抜きます。
その過程で王都の数件の工房も一緒に第3皇子一家領に行きます。
そして、試作しています。
タケオから頂いた研究資金を使ってしています。」
チビペイトーが言う。
「ふむ・・・第1号かぁ。
物になっていれば良いですね。」
「はい!エリカがヴァイオリンダメでしたので、ピアノなら出来るでしょうから。」
「ダメって言わないで・・・」
チビペイトーの言葉にエリカがボソッと抗議する。
「あー・・・これは、この屋敷にも何か楽器が来るという事ですね?」
アリスが言うのだった。
ここまで読んで下さりありがとうございます。




