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第3702話 ヴァレーリの思惑がどうなるのか。(武雄、一旦、研究室に寄る。)

ヴァレーリの執務室。

散策を終えたヴァレーリがアンナローロと話をしていた。


「そうですか。

 干しブドウとクルミを。」

アンナローロが確認を続ける。

「えーっと、それと移動当日は例の第6軍管轄の町にタコと海苔、タラの卵巣の塩漬けを取りに行って、カスト領のレンコンを取りに行くのでしたね。」

「あぁ、ガミジンに言われてカストに連絡したら、用意しておくと言われたな。

 どうも採取が難しいらしい。」

ヴァレーリが言う。

「どういった物かわかりませんが、当日わかるのでしょうね。」

アンナローロが言う。

「うむ、そしてキタミザト殿がどういった料理にするのか楽しみだな。」

「そうですね。

 あ、いつものは良いのですが、レンコンは事前にキタミザト殿に言っておいた方が良いのではないですか?

 そうしないと私達が食べれませんよ?」

アンナローロが言う。

「確かに!

 1か月待たされるのは困るな!

 かといって、こっちから行くと面倒をかけるし、祝い物を持って行くのに催促するのもなぁ。

 ・・・ビエラかリーザが来ないかな?」

「言う時点で催促していますけど?」

「『持って行く』だけと伝えるだけだよ。

 キタミザト殿ならすぐに新しい料理を作るだろう!

 私はそれのご相伴に預かるだけだ。」

「・・・キタミザト殿なら作ってくれるとわかっていての伝言ですね。」

「ははは、キタミザト殿なら期待に応えてくれるだろう。」

「で?どうするので?」

「う、うーん・・・あ!シモーナさん経由で手紙を出そう!

 そうすれば、持って行くまでに伝わるだろう。」

ヴァレーリが言う。

「・・・わかりました。

 ブリアーニ女王陛下に会談をしに行きましょうか。」

「そ、そうだな。

 祝い品の相談に行こう!」

「はい、ではワイバーンを手配してきますから、支度をお願いします。」

アンナローロが席を立ちながら言う。

「うん、すぐに用意をする。」

ヴァレーリが頷くのだった。


------------------------

研究所の3階 総務部

ヴィクターとアスセナが話し合っていた。


「ふむ、この通りで良いでしょう。

 19日にダニエラ様とカールラ様が来られます。

 その際に展示即売会の会場を見られる予定です。

 19日以降の警備内容も基本的にエルヴィス家にお願いする形ですが、了承は取れていますね?」

「はい、エルヴィス家の軍務局に了承は得て、書面にもして頂いています。

 次のページに添付しています。」

「・・・うん、開催期間中の外の警備と中の警備、宝石関係の所には更にセレーネ、ルアーナ、ヤリスも交代で警護に入ると。

 で、注文を受けるのはマリスとベルテ一家のエンマ様とフローラ様。

 アスセナと狭霧が全体を見ながら、各所の手伝いに・・・大丈夫ですね。」

「はい。」

「うん、では、この通りに進めてください。

 主には私の方からこれを提出して、了承を得てきます。」

ヴィクターが書類にサインをして言う。

「ありがとうございます!」

アスセナが頭を下げ、自分の席に戻る。

と武雄が階段を上って来る。

「ヴィクター、アスセナさん、マリスさん、お疲れ様です。」

「「お疲れ様です。」」

アスセナとマリスが立ち上がって挨拶をする。

「主、お疲れ様です。

 今日はお休みだったのでは?」

ヴィクターが席を立って、武雄の下に行く。

「いえ・・・ちょっとサテラ製作所に。」

「また、何か思いついたので?」

「えへっ♪」

武雄が笑う。

「はぁ・・・その感じでは新たな契約書が来るのでしょうね。」

「その流れですが、今は製品開発を依頼してきました。

 契約書は、もう少し先になるでしょう。

 製品化には鈴音も協力させます。」

「わかりました。

 いつも通りですね。」

ヴィクターが言う。

「すみませんね。

 で、屋敷に戻る前にヴィクター達の様子を見にきました。」

「はい、丁度、アスセナより展示即売会の最終実施要項が出来上がりました。

 後程、お届けする気でおりましたが、今、確認されますか?」

「・・・ヴィクターとしては良い感じになっていますか?」

武雄が聞く。

「はい、実施という所はわかりませんが、会場の設営と警備についての現時点での不備はありません。」

「そうですね。

 あとは実施してから不備が出てくるでしょうけどね。

 ま、それもやってみないとわからないですね。」

「はい、そうです。」

「ま、アスセナさんは、頑張ってくださいね。」

「はい。」

アスセナが返事をする。

「資料は屋敷に戻ってから見ます。

 それと決算関係での書類を処理しないとね。」

「それでしたら、机の上に明後日でも良い物が置いてありますので、処理をお願いします。」

ヴィクターが言う。

「はい、わかりました。」

武雄が返事をして所長室に入っていくのだった。


ここまで読んで下さりありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
昔、TVでレンコン田の収穫作業を見た事あるけど水深が成人男性の胸くらいまである泥沼での作業でしたよ… 探しに行ったという事は当然、栽培されてない訳で。 野生のレンコンがある沼地なんてどれだけ深さがある…
以前、どこの更新回で、からし菜の話題があったかと。  種の部分から取れる、”からし” とくれば、  ガツンと鼻に来る、あれですかね。
>「うん、それと移動当日は例の第6軍管轄の町にタコと海苔、タラの卵巣の塩漬けを取りに行って、カスト領のレンコンを取りに行くのでしたね。」 >「あぁ、ガミジンに言われてカストに連絡したら、用意しておくと…
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