第4章-1話 魔物国海に別荘建てる!?
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次の日トルマキア領土とパミラ領土から外れた海域の無人島に決める事にした
結構広くて良い場所だった、とりあえず一番高台を土魔法などで整地してから王都バルスーンに空間移動し建設ギルドへ行き元郊外の館跡に館の建設を依頼した
建設が終わったら出来た館を島に設置するつもりなのだ別荘な感じだ
そしてパミラとドワーフ国の間の海の入り江を飛んでいた時見つけたのだ
人魚を!!!!!!!!!!
空を飛んでてすっごいテンションが上がったのは言うまでもない
まず入り江近くに降り岩の影に入り無傷で人魚達を全員捕まえた
「何をするのよ!」「放しなさい!」「ああ…捕まってしまった…」
「もう終わりだわ…」
などすごい悲観的になっている人魚達…
「まぁ待て」
そういい一人一人テイムしていく
「こっこれは…」「どういうつもり?」「なんなのよ!」
「ど…どれいにして売るつもりだわ!」
「はいはい静かにしようね」
そう言いみんな眷属化していく
「えっ?これは…」「なっなに?」「繋がった…?貴方と?」
「ああ、いきなり悪かったねどうしても君たちが欲しくてね無理矢理仲間にさせてもらったよ」
「傷つけるつもりはないようね」「みたいね」「ぽっ」
一人変だな…
「今ある無人島を俺の島に改造してるからさ今日からそこに住んでくれ」
「いいけど…入り江はあるんでしょうね」
「ああ、作るよ?」
そういい入り江付近の岩などをすべて収納し人魚達全員を連れて空間移動した
「あらもう着いたの?」「速いわねぇ」「面白魔法お」「ぽっ」
着いた無人島にさっきの入り江風に水魔法と土魔法を使い作っていく
「おぉ~入り江が出来た!?」「ぽっ」「おもしろ~い」
「こんな感じでいいかな?」
「ええ、これなら良さそうね」
中位レイス達を5千程使役この島の警護を命じた
他に中位スケルトンも5百程使役し島の警護を命じた
「大丈夫よね?この…骸骨君達は」
「ああ、ここを守るように命じておいた」
その後トルマキアとパミラを回り海系の魔物を魔物ギルドからすべて買い漁りテイムし直し眷属化して魔物国島に空間移動し島周辺に住むように命じておいた
「また沢山連れてきたわね~」「ぽっ」「たくさ~ん」
人魚達を鑑定してみる
-------------
マーメイド
中位
Lv46
ステータス割愛
スキル
水魔法Lv7
固有能力
高速泳
引き摺り込む(水中)
所有者=カナタ
カナタの眷属 執事の加護(小)進化管理者の加護(小)
配下=マーメイド36
-------------
やっぱり引き摺り込むんだね~
その後この島付近の魔物達をテイムし島周辺に住み島を守るように命じた
「よしこんなものかな」
そういえばトルマキア聖国は随分変わった国だった
といってもラバシトスと違ってって意味だが
ラバシトスが頑丈な石作りの建物が多かったが
トルマキアは道が綺麗に整備され家はお世辞にも頑丈とは言えない作りだった、これは攻められたら軽く攻め滅ぼされるなという印象だ
おそらく竜国とも魔国からも遠く離れてるからこういう作りなのだろうと思った
逆にドワーフの王国はでっかい洞窟っていうか地下国感じの国だった
仄かに明るい鉱石が天井に加工してあって意外と明るい
廃鉱山はあるかなど討伐ギルドで聞いたらやっかいな魔物が住み着いて入れなくなった鉱山などがあるそうだ、今度行ってみたい
きっと面白い魔物がいるんだろうな…ふふふ
逆にトルマキア付近はゴブリンやコボルトの森があるくらいでトルマキアから遠く離れた海の沖合いにでっかいタコの化け物がいるって情報くらいしかなかったクラーケンかなぁ?だとしたら最上位だろうからまだテイム出来ないな…ちぇ
そして俺は小人の国と巨人の国の見物に行く事にした
魔物国南防壁兼山に空間移動しそこから南下したら小人の国だ
そして小人の国の入り口で…
「おにいちゃん止まってくれるかな?」
「ん…小人以外は入れないのか?」
「そんな事ないけど身分証を見せてもらえるかな?」
総合ギルドカードを渡す、これはSSランクになった際新しく渡されたカードだどのギルドでも例外なく使えるそうだ
「これは…SSランクのカード!?…ああどうぞ問題ありません」
「ああ、また帰りにな」
小人の国を散策する
やはり小さい家が多いな
武器屋などはドワーフが経営していた何か国交があるのかもしれない
ふーむ半小人半魔物いないなぁ…仕方ない…巨人の国の方にいくか
巨人の国はサンザルシア王国から北だそうだ
各国の盗賊退治の時に一度行っているので空間移動でまずサンザルシア王国の首都に空間移動しそこから飛んでいく事にした
へぇ竜国の手前にあるのか…ってかでかっ!?
巨人の国は領土も広かった…竜国山と呼ばれる竜の住処の手前まで領土が広がっており境目には特に見張りなどいない事から仲が良いのかな?
と感じた
入り口まで飛んで降りる
「んーーーーおめぇなんの種族だぁ?」
「ああーなんだろうな俺もしらないんだ」
「そうかぁ~でもなうちの国は基本的に巨人族以外はいれねぇんだ」
あーそうなのかぁ…
「わかった」
一度あきらめたふりをし遠くに離れてから
闇魔法で影に入り巨人の国に入り込んだ
そこには何もかものスケールが違う家は作れないようで巨人達は岩や木を加工した天井のない一風変わった家に住んでいるようだ
ギルドは何もないようだあるのは巨人による武器屋や防具屋などだ
それぞれ超鑑定してみると結構強いようだ特にみな怪力はもっていて生命力向上もちだ
この調子で見て回っていると異常に強い気配を中央のさらにでかい建造物の中心から感じた
【なんだこれは…リバイアサンの寝床で感じた気配なみの強さだ】
もしかして最上位クラスの巨人でもいるのかな?
すると…見つかってしまったのだ
【巨人族以外が何用だ?】
あーあーどうするか…
【単に観光に来ただけで敵意はないよ】
【ほぉ…念話持ちかその気配からして上位クラスのようだな】
【そうだね、ここは巨人族以外入れないのはなんで?】
【潰してしまうからな】
あ…ああでっかいもんね
【なるほど…すごい単純な理由だね】
【それに他国と国交を繋げても何の意味もない】
【武器屋防具の大きさも違うし?】
【それもあるがな…他種族は小さすぎてつまらん、心も体もな】
【つまらんって…貴方はここの長か何かかな?】
【長は別の物がしている我は巨人族の神だ】
カミ…神ぃ?
【竜国以外にも神っているんだね】
【ほぉ…竜神を知ってるのか】
【いやいるって事しか知らないけどね】
【竜神、巨神、海神が現界している他の神は自分の世界に閉じこもっておる】
【お~海神ってのは初めて聞いたな】
【でっあろうな海底で眠っておる起きるだけで大津波が起きよう…】
【そうれは迷惑だな…俺の島もあるし…】
まじ迷惑だ起きるだけで島が大津波で消し飛んじまったら…
【島に住んでおるのか?】
【ああ別荘がね、トルマキアとパミラの中間辺りの島誰の物でもないから別荘作ってるんだよ】
【そもそも…土地は誰のものでもありはせん】
【俺もそう思うけどね他国からすれば違うって言ってくるだろうからさ】
【でっあろうな、ヒトとは愚かなものよ大きさなみの器しかありわせん】
【それは同意出来るね、俺は竜国と魔国の間に魔物国を建国中なんだその挨拶も兼ねようかな?】
【なに…?建国するというのか?】
【ああ、だって魔物の国だけないのは変じゃないか】
【魔国は半分そうではないのか?】
【あそこは魔族によって魔物が支配されてる醜い国だよいつか潰すね】
【ほぉ…そうなのかまぁ魔国なら構わんだな竜国には手を出さぬ事だ、我が国と竜国とは唯一国交があるでな】
【竜は好きだから攻められない限り手は出さないよ、でもうちの国が出来たら国交繋ぎたいけどね】
【難しいだろうな、もし国を建国してお前が最上位クラスになる事が出来たら話だけは通してやろう】
【ほんとに?嬉しいなぁまぁ上位クラスになったばかりだから最上位になるには多少時間掛かるけどね…まぁ不老だから気長にいくよ】
【ほぉ…不老なのか…?それは良いな我ら神は不滅ゆえみな老いて消えてゆく】
【そうなんだ?不滅かぁ…まぁ長い付き合いになるならよろしくね】
【でっあるといいな】
挨拶を交し一度魔物建国中の土地に戻った
各いろんな地域の魔物を弱らせて捕まえるように命じておいたのだ
何をするかというと動けないエント子とドライアド子やスプリドン達に能力を譲渡する為だエントとドライアドの子は大分成長してきたもうそろそろ意識が生まれるだろう
捕まえてきた魔物達をその場で倒しエント達にその能力を譲渡していく
「おっおで強くなったんだな?」
「ああ、そうだ強くなった力でこれまで通りこの精霊の森を守ってくれよ」
「まっ任せるんだな!ありがとうなんだな!」
スプリドン達がすごく嬉しそうだホントに精霊の森が大事なんだろう
その後精霊の森の小湖に行ってみた
「いつも通り綺麗な小湖だな」
水をすくって飲んでいると…
「貴方がここの主様?」
ん…?ニンフが生まれたのか!?
「もしかしてこの湖から生まれたのか?」
「ええ、そう…貴方がこの湖を作ったのね…ならお父様ね」
おとうさま…っすか…
「間違ってはないが…まぁいいこれからよろしくな」
「ええ、お父様」
生まれたばかりか少し小さいがちゃんとしたニンフだ
触れて契約し眷族化した
「あらお父様と繋がったのね?」
「ああ、そうだいやだったか?」
「いいえ、特に何か制限されるようではないし構わないわお父様」
「この湖に他に何か来て欲しい魔物はいるか?」
一人じゃ寂しいだろうしね
「寂しくはないけど…そうねユニクーンがいたら来て欲しいわね」
ユニクーンこの世界にいるのか!それは欲しいな
「何処にいるかわかるか?」
「何処かの精霊の森の泉に住んでると思うわ」
それを聞きサンザルシア国精霊の森へ空間移動した
近くの下位精霊に泉の場所を聞き泉に向うとニンフとユニコーンがいた
「だれ?」
「カナタという頼みがあってきた」
となりのユニコーン達が威嚇してくる
「うちの国…っていっても建国中だが俺が作った精霊の森があってな」
「あら新しく作ったのかしら…いえその加護なら何もおかしくないわね」
ニンフが手を振るとユニコーン達が威嚇をやめる
「それでね、うちにもニンフがいるんだけど直接泉を守ってくれる魔物に来て欲しくてねならユニコーンやペガサスがいいでしょ?」
「そうなの?じゃあこの子達に選んでもらいましょう」
「ふむじゃあうちの泉とつなげるか」
そういい空間魔法でうちの泉とこの泉を一時的にゲートを繋げた
「すごいわねぇ」
「あれ?お父様?」
「さぁ、この中で向こうの泉に移り住んでいいっていうユニコーンはいないか?」
二匹のユニコーンが来た
【私達が行こう加護持ちなら信用出来る】
【ただの男なら刺し殺しているが…精霊の森を作り泉も作ったそしてそこにニンフが生まれお父様と呼ばれている事実…信用するしかあるまい】
「そうか、助かるよ軽く触るぞ?悪いな」
【仕方あるまい】【わかった】
両方の角近くの額に触りテイムし眷族化する
「いいよ、さぁ向こう側に行ってくれ」
【ああ】【わかった】
「良かったわねぇ」
「ありがとう~助かるわ」
ニンフ同士が挨拶してる
「うちには色んな魔物がいるけどみんな俺のテイムした魔物だから慌てないでくれな、まぁ精霊の森には妖精、精霊、半妖精の巨人それとドライアドの子とエントの子くらい入らないけどな」
「エントだけじゃなくドライアドの子までいるのね~」
「ああもう少しで意識もはっきりするはずだ俺に加護をくれたエントの子だそうだ」
「あの最長老のエント様ね、私はここを動けないから会えないけどあの森のエントはみんな最長老のエント様の子よすべて」
「あ、あーーーそうか!みんなあのじいちゃんの子か!なるほどそりゃそうか」
「ふふふ、ええ」
「どの精霊の森に何かあったら何時でも駆けつけよう」
その後メルビルの町の討伐ギルドマスター部屋に空間移動した
「久しぶり~」
「うぉ!?またお前か!っていうか進化したのか!?」
「はっはっは、俺くらいしかいないでしょう、どうですか翼生えましたよ」
「あたりめぇだ!まったく!お前はなんの種族か全然わかんねぇな」
「ええ、まぁ進化する種族は結構いますしそんなにおかしくはないでしょう?」
「いや…んな進化の仕方普通はしねぇがな…まぁいい今日はどうした?」
「いぇ島に別荘作ったんでその報告にね」
「島だぁ?」
「ええ、どこの領土の島でもないんで大丈夫ですよ」
「はぁ…ならいいがよ聞いたぜ?SSランクになったんだってな?」
「ええ、盗賊やら海賊やらこの周辺の国のを潰して回りましたからね」
「まったく無理しやがる」
「でも良い稼ぎになりましたよもう城建てられるくらいね」
「そりゃそうだろうがしかも奴隷全部開放したんだってな?」
「ええ、ああーもちろんやばい罪もってるやつは消しておきましたよ」
「まぁ今んとこお前をどうこうしようってやつはこの国にはいねぇがよSSランクっていやそうそう手はだせねぇからな」
「この上は何があるんでしたっけ?」
「そうだな…公には無いが…実は特Sランクがある」
「特Sですか?どんなランクなんですか?」
「特Sはな最上位と渡り合って国Lvの災害が暴れた際魔物を屠ったやつに与えられるな」
「国Lvの災害って国を軽く潰せる程の魔物って事ですか?」
「そうだな、最上位クラスはどいつもこいつも国なんて軽く潰せるからな上位Lvでも亜種上位ならその可能性もあるがな」
「へぇ~そんな魔物欲しいですね~」
「欲しいって…そんな物欲しがるな!」
「まぁうちにいつ亜種中位の仲間達がそろそろ進化するんで亜種上位になりますけどね」
「……そんないるのか?」
「えーと結構いるな、みんな良い仲間ですよ」
「はぁ~災害Lvがそんな集まるのかぁ…めんどくせぇなぁ」
「あーそういえば上位になったんで何か良い魔物いないですか?」
「そうだな…上位か…ドワーフ国の廃坑にいる魔物か樹海にいる邪竜や魔山の邪竜か竜国ははいれねぇしな魔国の上位の魔物は魔国の兵だしな、まぁダンジョンの30階層以上はほとんど上位以上だ」
「ちょうど今30階層ですね、次ダンジョン行くなら31階層ですね~、しかし邪竜は欲しいですね」
「邪竜が何で竜国から離れてるかわかってるか?」
「ふむ…手に負えない暴れん坊だから?」
「いや間違っちゃねぇがよ…元々は立派な竜だったんだよそれが邪に染まっちまったからよ」
「へぇ~染まるもんなんですね」
「大体はろくでもねぇのにテイムされた結果だな」
テイムか…
「なるほど…なら俺がテイムし直して立派な竜にし直してやりますよ」
「立派な竜ねぇ…おめぇんとこのは全部邪竜になるんじゃねぇのか」
「はっはっは、でかい竜は三匹いますがみんな良い仲間ですよ」
「ならいいがな、あードワーフ国の廃坑の魔物は何か確認されてねぇが限定討伐対象だからなそのうち討伐に誰かいっちまうぜ?」
「それはまずいですね…俺の魔物が…いやいや俺の魔物予定の魔物が…」
「どんな魔物かわかんねぇぞ?」
「まぁ最上位でもない限り何とかなりますよ」
「最上位ならどうすんだ?」
「とりあえず無理矢理契約魔法で静かにさせますよそれから俺が最上位になったらテイムするって感じで」
「どうあがいてもテイムしてぇんだな…まったく…」
挨拶を交し一度国予定地に戻り洞窟に強い魔物達を連れてドワーフ国に空間移動した
その後前聞いた廃坑に入って進んだ
「さーて何が出てくるかなぁ~」
「やはり洞窟はいいのぉ」「まぁ見えるからいいけどにゃ」
「く~」「楽しみでございますな」
結構広く周囲には様々な鉱石が見られた
「これ全部掘って売ったら儲かるだろうな」
「ほっほっほ、これだけあればいい物が作れますな」
「ああ、売るより何かコボルト達に作ってもらったほうがいいな」
「ですな」
奥に良い~気配を感じるな…これはでかいな
「何の魔物だろうな」
「竜かにゃ?」
「洞窟っていやぁ火竜かねぇ」
奥に行くと…巨大な狼のような魔物が頭だけこちらに向けてきた
【何のようだ?】
超鑑定すると…亜種最上位フェンリルーってでた…まじか
「いやここが廃坑になった原因の魔物を探しにね貴方かな?」
【さぁな…俺はずっとここにいるが…】
「あー掘っていったらあんたの住処に辿り着いてしまったって事か」
【でっあろうな…俺は火の粉を振り払ったにすぎん】
「なら仕方ないか」
【どうするんだ?】
「まぁここの入り口塞いで終わりでいんじゃないか?」
【ならそうしろ俺はしらん】
「俺が最上位クラスになったらまた来ますよ」
【好きにしろ掛かってくるなら潰すがそれ以外はしらん】
なんかやる気のないフェンリルーだな…だがでっかいな…
洞窟内ぎりぎりじゃないか…どうやって入ったんだ…
…ああ土魔法で入ったのか!なるほどね…
その後掘ってある部分だけ土魔法で防ぎながら戻ったその後入り口を俺だけわかるようにし入り口の前に一本近くの木を移植してマークをつけておいた
その後ドワーフの討伐ギルドに行き説明をしておいた
「そうだったか…ならはいらねぇようにしておこう」
「そうしてください、まぁ入り口は塞いでおきましたし塞ぐ許可もっ貰ってますから」
「そんな知能の高い魔物だったのか…」
「ええ亜種最上位の魔物でしたよ」
「なんだと…そんなやつがここらにいたのか…危なかったな…」
「まぁ知能が高いからこそ近づかなきゃそうそう何もしてこないですよ」
しかし残念だったなぁ…最上位クラスじゃまだテイム出来ない!
じゃあ~明日は樹海か魔山の竜ってやつ探すか
一度帰りその日は休んだ
Zzzzzzz
 




