第3章-7話 初翼竜中位亜種テイム!
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ふぁ~久しぶりにスライムベットだ柔らかいな
さて…今日はどうするかダンジョンの続きか他の土地の魔物探しか
いや精霊の森の守りをもっと固めよう
精霊の森の北側をずっと進むと他の国の土地になる為その間に防壁を築きたいのだ、そう考え精霊の森から北側に魔素吸引と土魔法を使い山を精霊の森の北側のみを囲むように土の山を築いていく
「出来上がった…」
普通は絶対出来ない作業だが土魔法と土の精霊との契約と魔素吸引がある為に出来た事だ
さて…そろそろ竜のテイムか…
亜種中位の翼竜…
ここまででみんなに色んな魔物を倒して能力を譲渡してある
風魔法で飛べる魔物と翼のある魔物をつれてサンザルシア山へ向かった南山に空間移動しそこから飛んで行くのだ
あれか…ずいぶん大きいな…
真っ黒ででっかいドラゴンって感じだ
ネイル程でかくはないけど館くらいの大きさはあるな
超鑑定
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クフリード
亜種中位
Lv57
ステータス割愛
スキル
怪力Lv6
俊敏Lv3
威圧Lv7
夜視
火魔法Lv5
闇魔法Lv6
固有能力
闇の息 念話
噛み砕く(中) 切り裂く(中)
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見つかる前にレイスを死霊魔法で1000体生み出しクフリードに取り憑かせ、一気に近づき一定の距離を保ち身体中を凍らせていく
「ぎゃおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
【お前かぁ!?】
強い念話を送ってきて闇のブレスを吐いてきた
逆に巨大な闇を波のごとく浴びせて打ち消した
【なにぃ…!ばかな!】
次に巨大な火の塊を次々に放ってきたが水魔法と氷魔法で蒸発させた
【ぐぅ…!きさまぁ!】
うるさいので少し離れ一気にスピードを上げてクフリードの胴体に体当たりをかました
「ぐぎゃおおおおおおおおおおおお!」
【ぐっ……】
クフリードは1000体のレイスに取り付かれほとんど氷漬けになり俺の体当たりをかまされ弱りきった
【……止めを刺せぇ!】
「なぜ?そんな必要はない俺の物になれ」
そう言い切り竜の頭にごつんとぶつかり無理やりテイムし眷属化をした
【弱りきったとはいぇ俺をモンスターテイムだとぉ…】
「ああ、いきなり襲って悪かったなでもこうでもしないと説得なんて無理だろうと思ってな」
【それが目的だったか…討伐しに来たと思ったが…くっ】
覚えた光魔法でクフリードを回復していく
【魔族が光魔法だとぉ…ばかな…】
「いつも純粋な魔族と勘違いされるなまぁこの見た目だ無理はないけど…」
【なにぃ…モンスターテイムが外れない…それにお前と何か繋がりを感じる…なんだこれは】
「ほぼ無理やりだが眷属化させてもらった」
【眷属化…?なんだそれは…だが…仕方あるまい負けたのだ認めよう】
「そうか、助かるよよろしくなリードって呼ぶぞ」
【勝手にしろ、今日は厄日だ】
「まぁそう言うな俺の仲間達とは仲良くしろよ」
せっかくだからリードに乗って国予定地に帰る事にした
「お~これが竜の背中か!」
【俺が半魔なんぞ乗せる事になるとはな…】
「そう悪態つくなって、きっと癖になるぞ」
【ふん、悪い意味でだろ?】
面白いやつだ
【でっ俺が住めるような山はあるんだろうな?よほどでかい山じゃないと住めないぞ?】
「ああ、ちょうど昨日作った山がある」
【作った?山なんてどうやって作るんだまったく…】
「…ここから俺の国予定地だ」
【ここか…森の奥にやたら平坦な頂上の山が横にまっすぐあるこれの事か?】
「ああ防壁兼山として作ったんだこれだけ平坦なら住みやすいだろう?」
【住み易いし降り立ちやすいが…やたら不自然だな…】
「まぁ俺が作ったからなぁこの方が上に沢山魔物が立って守りやすいだろ?だから平坦なんだよ」
【そういうことかこれは防壁なんだな】
「そういう事だ」
俺の作った山に降り立つ
【ここが住処か】
「何か必要な物があればいつでも言え」
【そうさせてもらおう】
「仲間以外を食えよ?」
【わかっている】
その後自分の国予定地をぐるっと回るように防壁兼山を土魔法で作っていった
「はぁ~魔素はいくらでもあるけどさすがに疲れるなだがこれだけあれば十分な守りだろうそれにここに様々な飛行系の魔物が住めるだろう」
そう国予定地をぐるっと山を作りそこを飛行系の魔物の住処兼防壁にしようと考えたのだ
その後久しぶりにメルビルの魔物ギルドを訪れた
何かこの付近の国に住んでいない魔物がいないか見にきたのだ
「どうもシミルさん久しぶりです」
「ああ、カナタさん!あれからどうですか?」
「ええ、順調に増やしてますよ今数千匹ですね」
「す…数千匹?」
「ええ、今魔物国を作ってる最中なんですけどね」
魔物好きなギルド員のシミルさんに正直に言う
「さすが同志ですね…魔物愛が素晴らしい」
「ええ、亜種中位の翼竜と土竜を仲間にしたんですよ」
「なっ…なんと!?それは素晴らしい仕事が無ければ見たいのに!」
「さすがに大きすぎてここには連れて来れないですねぇ」
「ほぉ!大きい型の竜なんですね!」
「ええ、小さい竜はスモールワームくらいですかね翼竜は他には竜国にいるんでテイムしにいけないんですよね」
「そうですね…他の土地にいるのは邪竜の上位や亜種上位になりますからね」
「らしいですねまだ中位なので上位はテイム出来ませんね」
「ええ、ぜひ頑張って上位になってテイムしてください!見たい!」
「ええ、それで何かここらの国にいない魔物は仕入れてないですか?」
「そうですね、檻部屋見に行きましょうか」
奥の檻が沢山ある部屋に移動する
「へぇまた色々増えましたね」
「ええ、常に変動してますからね」
色々見て回る
ん…?これはなんだ?
小さいトカゲがいるが…全身炎をまとってる
「これは…火のトカゲですか?」
「ええ、東の国では火蜥蜴と呼ばれていますね、ここらではファイアーリザードと呼ばれています」
「へぇ…炎を常にまとってるんですね~」
「そのようですね、主に肉を食べます」
ここらにはいるのかな?
「ここらへんにいるんですか?」
「そうですねぇ火山に住んでいるとされていますね、火山の洞窟にわざわざ行く方がいないのでいるかもしれませんね」
そうか~火山の洞窟か…
後は…おっこれは…
そこには小さな狐がいた
超鑑定
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妖孤
特殊亜種
Lv7
ステータス割愛
スキル
夜視
固有能力
仙気(微弱)
テイム=未契約
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ものすごく弱いけど…仙気…?狐…もしかして九尾狐みたいな種族か?
「この子は?」
「ええ、東国から仕入れたのですがこの国では余り生態は知られていませんね」
東国に行かないとわかんないか…買おう
「この子貰います」
代金を支払い購入する
その後妖狐を連れて草原に空間移動する
「さて」
まず妖狐の前のテイムを外す
「?」
首をかしげている可愛いな
そしてもう一度テイムし直す
「??」
そして眷属化する
「よろしくね今日から君の名前はキュウだよ」
そういい頭を撫でる
一度戻りリードとキュウを連れて各能力を持った魔物の住処を回り倒して能力を譲渡していった
キュウは特殊亜種ってので下位と同じLvの上がりかただだった
初めてみたけど亜種の中でも特殊みたいでどう進化するかはわからなかった本にも載っていない
まぁ50もしくは100まで育てればわかるだろう
ん…気配が増えたな
「今いいか…?」
影からベイルが出てきた
「どうした?」
「ラバシトス王国で例の貴族を殺した犯人探しが進んでいるが未だにつかめていないようだ、トルマキア聖国では異常な数の魔物をテイムしている半魔族のお前を問題視している」
「まだ犯人が俺だってつかめないのかまぁあの貴族は犯暦が多かったからなそれを殺しても俺に犯暦はつかないこの国の身分証はそうなってる」
「そうだな、トルマキア聖国は半魔族のお前一人が異常な数の魔物を集めている事から問題視している」
「ふむトルマキア聖国って前大戦で勇者を召喚した国だよな」
「そうだ、だが魔国と休戦条約を交わしている以上直接何かしてくるって事はないはずだ」
そう言い影に戻ろうとした所に一言言う
「そういえば魔国の暗殺ギルドに行ってきたぞ?」
「なに?」
「ああ、まぁ不可侵条約ってやつをしてきたよ簡単にいえばな俺や俺の周囲には一切手は出さないそうだ、お前達を含めてな」
「そうか…長く続くといいな…」
そう言い残し影へ消えていく
きっとまた情報集めに戻るんだろう
トルマキア聖国ねぇ…ヒトの国の一つで前大戦で活躍した国だ
まぁ特になんの興味もわかないな…俺の国予定地からも離れてるしね
館に設置してある本棚から魔物の分布図を見る
後はここらでめぼしい魔物はいないかな~
各国にもゴブリンやコボルトやオークの住んでる森があるのはよく書いてあるな、後は海の魔物は今テイムしても連れてかえる場所がなぁ
後はドワーフの国の鉱山の魔物達と小人の国周辺の魔物巨人の国付近の半魔の巨人他には聖国周辺の魔物にん…サンザルシアとトリマキアの中間地点にオーガの住処があるなへぇオーガーか魔物図鑑には大きく力があり遅くカタコトで話せはするが頭はそんなに良くないって書いてあったな
中位、上位か中位をテイムするかぁ
えーっと翼竜をテイムしたサンザルシア山と南山の中間から真っ直ぐ西か
その後オーガをテイムすべくまず一人でサンザルシア山へ空間移動しそこから南山との中間地点まで飛びそこから真っ直ぐ西へ進んだ
岩が木が乱雑に置かれ生えておりかなりオークよりさらにでかいちょっと鬼っぽい魔物が歩いていた
その近くに降り立ち待機させていた魔物達を国予定地と今の場所を空間魔法で繋いで準備完了!
超鑑定
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オーガ
下位
Lv43
ステータス割愛
スキル
打撃術Lv5
怪力Lv5
土魔法Lv1
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ラージオーガ
中位
Lv17
ステータス割愛
スキル
打撃術Lv7
怪力Lv7
火魔法Lv1
土魔法Lv3
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ヒュージオーガ
上位
Lv9
ステータス割愛
スキル
打撃術Lv10
怪力Lv10
火魔法Lv2
土魔法Lv4
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そこから一斉に魔物達とオーガの住処を遅い弱いオーガは殺し強いオーガはテイムしていった
数体上位がいたが怪力持ちで相当力はあるが兎に角一撃が遅いので問題なく無力化できた、上位はまだテイム出来ないのでとりあえず気絶だけさせた後の中位のオーガ達はテイムした
下位や中位のオーガはどちらも10匹程度気絶だけさせて、テイムしたオーガ達を連れて帰った
中位で一番強い固体を眷属化して魔物国予定地の西南の一部に岩を綺麗に設置して木の苗を植えた場所を作りオーガ達の住処にした
「今日からここがお前達の住処だ他の魔物達と仲良くしろ」
「わがっだ、よろじぐなんだな」
妖狐も育てたいしなダンジョンでLv上げするか?
確か30階層は上位が跳梁跋扈してるんだよな…
でっ30~何処かの階層になんか家が何処かに建ってるって言ってたなぁ
まぁ30階層からは俺が上位以上に進化した後じゃないとな
今25階層でワーム達の住処だったな次は26階層か
というかそろそろ上位に進化しないと他の上位の魔物テイムできん!
そう判断し25階層の奥へまず一人で移動し26階層へ移動し左端に移動した後空間魔法で眷属化してある魔物達を連れてくる、さぁ狩りだ!
26階層はオークやゴブリンやコボルトやオーガなどが入り乱れていた
「なんか…すごいごちゃごちゃしてるな…」
中位でLvは35~60で結構ばらばらだ
「この階層はテイムはいかがいたしますか?」
「そうだな…必要ないだろう10人一組で狩りをしよう亜種でもいない限りは狩りまくってくれ」
それから縦横無尽に魔物達を狩りまくっていった
狩りを始めて間もなく
パルミラのパミラとアニーウェーのスカックが中位に進化した
特に種族名が変わらず全体的に強くなったくらいだ
亜種に変化して欲しかったなぁ…まぁパルミラもアニーウェーも配下が沢山いるから今度連れて来て進化させるか
それから暫く狩るとさらにガーグィユのゴイルが進化した
さらに頑丈になり爪は鋭くなり空を飛ぶ速度も上がっていた
次にハイオークのグルーガが進化した
超鑑定
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グルーガ
種族オーク 中位上オークジェネラル(ハイオーク)
Lv1
ステータス割愛
スキル
剣術Lv7 短剣術Lv5
斧術Lv6 槍術Lv3
打撃術Lv4 弓術Lv6
生命力向上Lv6 俊敏Lv5
怪力Lv4 威圧Lv3
統率Lv2 夜視
火魔法Lv5 水魔法Lv5
風魔法Lv5 土魔法Lv6
氷魔法Lv3 空間魔法Lv2
精神魔法Lv3
毒耐性Lv10 麻痺耐性Lv5
所有者=カナタ
カナタの眷属 執事の加護 小
配下=中位ラージオーク2匹下位上ハイオーク7匹中位オーク3匹オーク23匹
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このダンジョンでテイムした中位のハイオークと違ってオークジェネラルの部下で近くで見てきたせいかグルーガはオークジェネラルに進化した
オークは下位から中位に進化する場合幾つか違うようだ
ただのオークの状態で多少強くなって中位オークになるか…
ハイオーク、ヒュージオーク、そしてジェネラルオークもしくは亜種だ
「おおぉ…俺が進化…これが進化か!主よ感謝する!」
「どうだ?全然違うだろう?」
「ああ!全く違う以前の俺は脆弱だった!」
「もっと強くなるさ、次はオークキングに進化しろ、もしくは亜種がいいな亜種で上位になれば下手をすればオークキングより強くなるかもしれないからな」
「俺がオークキングか…今も魔国にオークキングがいるが上位魔族なみの強さだそうだ!」
「ほぉ…そんな強いのかならならないとな!」
その後もしばらく狩ると
ヘルハウンドとアダス(アルサスパイダー)が進化した
グランドヘルハウンドだ通常の進化といえる
でもヘルハウンドは他に100体いるから亜種を生み出すにはまず問題ない
現在眷属化してある魔物がすべて中位もしくは亜種中位に進化したら次はテイムだけしてある魔物達を育てるつもりだ
アルサスパイダーはスティフスパイダーに進化した
全体的に強化された感じだ
今日はこれぐらいにして戻り休んだ
ZZzzzzz




