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魔物達との国作り  作者: 八尾猫
第三章
25/58

第3章-4話 暗殺ギルドと休戦、初魔国

11/3修正


おお…朝か…昨日は頑張ったなぁさすがにレイスを使役して送り込む余裕がなかった

起き上がろうとするとふにょんと柔らかかった

「んん…」

「ん?」

「おっはよぉ~ぱぱ~」

「ああ、いつのまに入ってたんだ?」

スラリンがベッドに入り込んでいた

ぱぱと呼ばれるからには父のような心境だから特に抱いていない

そもそも抱けるのか知らんがね


その後みんなどんな感じか見て回った


良い感じだな、直す所があれば全部収納して移動いなおせばいいしね

歩いているとメリュがゆっくりゆったり散歩していた

「あら、カナタ君おはよ~」

「ああ、メリュさんおはようございます、どうですか?」

「そうね~本当に色んな種族の魔物がいるのねぇ~湖がいいわね~」

「ええ、地下水からの水で澄んでいるのがとても気に入ってます」

「そうね、ここらへんには川も湖もなかったから嬉しいわ~」

「良かったですよ」

挨拶を交した後メルビルのギルドマスターの部屋に直でまた空間移動した

「マスターおはよ~」

「もうおどろかねぇぞ?」

チッ

「実は王都から住む場所を移動したので報告に来ましたよ」

「ん?引っ越したってか?何処にだ」

「位置的には魔国と竜国のちょうど中間ですよ」

愕然とした顔をしている

「大丈夫か…?」

「ええ、とても心強い仲間も増えましたしね」

「そうか…竜国はいないが魔国には暗殺ギルドの本部があるはずだつまりこの王都よりちけぇって事だぞ?」

「こちらも死霊を送り込みやすいってことでもありますよ」

「全くおまえは…まあいいそれだけか?」

「ええ、ではまた」

次は王都の元暗殺ギルドに空間移動する

「久しぶりだなベイル達」

「……この付近にやってくる暗殺ギルド員がいなくなった」

「ああ、俺がそうそう入れないようにしておいた」

6人とも唖然としている

「そんなことできるの?」「まじか…」「………」

「なら俺達は何をすればいい?」

「今日からは各国が俺への反応の変化があったら逐一報告してくれ」

「…わかった、本当に俺達には暗殺をさせないようだな」

「あたりまえだ殺すなら俺の手でやるか適当にレイスにでもとり憑かせて殺すさ」

「……分かった」「いいけどね~」「情報か暗殺よりかは楽だな」

「はっはい」などなど

「だけど、消して無理して集める必要はないからな自分の身の安全を優先しろ」

そういいレイスを600体生み出し使役する

「こ…これは…」「うわっ!?」「なっなに?」

「お前達に一人100体預ける好きに使え」

「わ…わかった」「…了解した」「100って…」「う…う~ん」

「これはまた…」「すげぇな」


その後メルビルの武器屋に行き各武器をダマスカスとミスリルで一本づずオーダーした、鋼鉄まではコボルト達で作れるがダマスカスやミスリルはまだ作れないので見本として作ってもらうのだ

「しかしカナタさん見た目本当に変わったねぇ」

「ですね、進化して始めて銅鏡で自分見たときは驚きましたよ」

「最近はどうしてるんだい?」

「ええ、最近はダンジョン通いですよ今は25階層だったかな」

「25階層!?もうベテランだね!棒は今でも使ってるのかい?」

「進化してからは武器自体要らなくなりましたね」

「その見た目だもんね~じゃあオーダーしたのはどうするんだい?」

「うちの魔物達の武器作成の見本です」

「へええーーーーー!魔物も武器作れるのいるの?」

「ええ、コボルトが結構上手なんですよ」

「ああ!そうか弓とか矢とか自分で作ってるもんね、なるほどねー」

そんな会話を交した後隣の防具屋にも各金属の全種類の防具の見本をオーダーしてとりあえず館に戻った


「さて…こんなものかな?」

後は眷属達を連れてダンジョンのつづき…いや周辺の魔物狩って集めるか

周辺にどんな魔物がいるか数種類しか確認してないしな


眷属化した魔物達を連れて周辺の魔物をテイム&狩る事にした


氷の精霊との契約はここらへんの魔物について知ってからだな

レイスを新たに500体生み出し使役し周囲の警戒を命じておいた


ボルト以外の眷族化してある魔物を連れて魔国側を探索する事にした

もちろん行き過ぎて砦の連中に見つからない程度にだ

探索中見つかったのはやはりインペッツとゾンビやスケルトンが一番多く


唯一まだ見た事ないのが魔物が見つかった


超鑑定

-------------

ヘルハウンド

下位

Lv40

ステータス割愛

スキル

俊敏 Lv4

威圧 Lv1

夜視

火魔法 Lv6

固有能力

遠吠え 火吹

噛み付く 切り裂く

-------------


犬より大きく色は漆黒で目や口の奥は炎のように

赤くちろちろと口から火が見える


へぇ…付近の警戒にちょうどいいなこの辺りを知ってる

魔物の中で狼系は一番良いはずだ


それからまず一匹ヘルハウンドをテイムし遠吠えで仲間を呼ばせて

氷魔法で足を凍らせ次々にテイムしを続けた


覚えやすいようにきりのよい数テイムした100体である

遠吠えのお陰でそんなに時間は掛からなかった

その後ヘルハウンド達にはレイス達と共にこの魔物国予定周辺の

警戒に当たらせることにした


そういえば進化してから魔素吸引って能力を得たんだけどどうやら周囲から魔素を吸引するスピードを異常に速める能力のようだ

なんかまったく魔素を消費しなくなってきたなと思ったらこのせいか


早速胡坐かいて集中して魔素を吸収しながらレイスを召喚してテイムしてあるレイスに殺させて能力を奪い精神魔法を他の眷族化してある魔物達に譲渡していった

おかげで仲間達に精神魔法を配れたレイスさまさまだ

目的だった俺自身の精神魔法Lvを上げるのもレイスの

おかげでかなり上がった


精神魔法を大体上げ終って一人闇で自分を覆い隠し影に入って

移動し砦のようすを見に行った

魔族達の守備兵達がそれぞれ交代交代見張りをしているようだ

だがその大半が中位のオークなどの魔物だった魔族は数人だけのようだ

辺境地帯の守備兵は魔物で十分ですかって?

これは落とすのは正直言って数分掛からない

とはいってもメリュさんのように強いのが魔国の本国には

いるだろうからまだ早計すぎる…


その後魔素吸引と死霊魔法のコンボでレイスを数万匹使役して暗殺ギルドに送り込もうと魔素を練っているとやつが現れた

空間魔法で逃げてった王都の暗殺ギルドのマスター?だ

「カナタ様お待ち下さい」

「何かようか?今からレイスを数万匹お前達の所に送り込むところなんだ」

「不可侵条約を結びにきました」

「ふ~ん何か俺に利益はあるのかな?」

「はい、貴方もしくは貴方の仲間相手の暗殺依頼は受けない事をお約束します」

「なんで気が変わったのかな?」

「まず毎日レイス数千匹にすべての暗殺ギルド支部本部が襲われてはこちらも仕事が出来ない状況に追い込まれております」

「まぁそれが狙いだからね」

「ここまではまだ過半数が全戦力を持ってカナタ様を暗殺しようという案だったのですが」

「ですが?」

「カナタ様が急に住む土地を変えたのが問題になりました」

「ふーん?」

「あの土地には特別な方が住んでる事はもうすでにご存知ですね?」

「ああ、メリュさんだろ今の俺じゃどうあがいても勝てないな」

美人だから戦う訳無いけどね~

「あの方には絶対に手は出してはならないというのが先々代からのルールでしてその方の土地に住む事を認められた貴方を暗殺した場合成功したとしてもその怒りがこちらに向いたらとてもではありませんが本部のある魔国が滅びかねませんので交渉に参りました」

「なるほどね、嬉しい誤算だね俺としては暗殺ギルドの連中全員捕まえて俺の部下にする予定だったんだけどね」

「すでに6名がそうなってますな」

「ああ、情報戦に使わせてもらっているよ」

「どうぞそのままお使い下さいあの者達にもそうお伝え下さい」

「ああ、あいつらはいずれ自由にしてやるがほっといてやれよ?」

「はい、その許可ももらっています」

「ここまでだと特に利益ないよね?」

「はい、後カナタ様の指定する方の依頼も受けないとお約束します」

そう言われメルビルの知り合いやエルフの里や獣人の里の連中には

手を出さないように言っておいた

「わかりました、他には何かご指定ありますか?」

「そうだなぁ…俺の暗殺依頼を出したやつがいたらそいつの情報をこっちによこせ」

「なるほど…わかりましたどうせ断る訳ですから構わないでしょう」

「後はまた手を出して欲しくない連中が出来たら伝えるよ」

「はい…」

「あっそれと暗殺ギルド本部に空間移動のゲートつなげてもらえる?」

「どうするおつもりで?」

「俺も空間移動使えるから一度行っておけばいつでも行けるでしょ?そしたら俺はいつでも暗殺ギルドを強襲できるって訳だ、つまり俺を裏切る事のリスクを増やすのさ」

「それは…」

「その不可侵条約ってやつ破らないなら構わないだろ?どうせ魔国に行って情報ギルドから本部の場所聞けば分かる程度の情報だろう」

「仕方ありませんな、どうぞ」

そういって空間を繋げた

「魔国だよな?」

「はい…」

ゲートに入る

「へぇ…小奇麗にしてるな」

「商売ですからな」

「商売ねぇ…、ここの外が魔国か初めてだが俺は半分魔族だしな何の違和感もないだろう」

「そうでしたな、それでは条約を結んでいただいたと考えてよろしいですな?」

「ああ構わない」

そういって送り込んでいた数千匹のレイスに命令の停止と新たに

元暗殺ギルド員達の各国の情報集めの補佐をするように命じた

「これでもうレイス達は襲わないよ」

「ふう…やっと仕事に専念出来ますな」

「ああ、まぁ出来れば屑だけ殺してくれ、それなら幾らでも構わんよ」

「そうしたい所ですが暗殺を依頼するのは殆ど屑ですからな」

「だろうな~」

その後暗殺ギルド本部を出て魔国を散策する

魔国の首都のようだ

知能の高く喋れる魔物か魔族が行き交っていた

だが知能が低かったり弱い魔物は過酷な労働を強いられていた

そう魔国では奴隷は魔物なのだ

気に入らない……

ヒトの国では色んな種族が奴隷だが

魔国じゃ奴隷はほとんど魔物だけだ

やはりどっちもろくなもんじゃないな

そう結論を出し魔国の外に出てみた

やはり薄暗い森が広がっていて辺りには中々強い魔物の気配がする

「ふむ…」

だが全く襲ってこなかった

なぜだ?近寄ると逃げていくそう一定の距離を保つのだ

そうか…魔族に手を出すと捕らえられ奴隷にされるから襲わないのか

そう考え気配を頃し影に入り一番強い気配のある魔物に近づき身体の殆どを凍らせる

「ぐあぁああああ!魔族か!?」

「まちがっちゃいないな」

影から身を出す

「…捕まったか…」

「いや話がしたくてな」

「話だと…?」

「俺は今日初めて魔国に来たここの常識は知らん」

「なに…?」

ちなみにこの魔物は…中位の上のハイアーススパイダー

上半身が男で下半身がでっかい蜘蛛の姿だ

「だが魔国の首都を見て回って魔物が奴隷扱いされているのを知ってな魔物自身から話が聞きたいと思ったんだだが逃げるからさつ構えさせてもらった」

「話だと…確かに俺達は捕まれば死ぬまでこき使われて終わりだ」

「俺は奴隷制度が嫌いだそんな事はしない」

「なら話をしたら俺を逃がすのか?」

「ああ、まずなぜ魔物の奴隷しかいない?俺はずっとラバシトス周辺にいてなあの国の奴隷には魔物がいない」

「俺は他の国の事は知らない…だがこの国じゃそうなってる」

「ならなぜずっとこの国にいる?」

「出て行けと?この国から出るには精霊の森を出るか竜国の近くを通るかその間を上手くすり抜けていくしかないどちらにしても危険だ」

「お前はこの辺りで生まれたのか?」

「ある意味合ってるが…遥か東の国で生まれた俺の親が捕まりこの国へ奴隷として送られたが何とか逃げてこの森に隠れ住み俺を生んだんだ」

「へぇ!竜馬と同じ国か?」

「…それは母に聞かねばわからない」

「そうか…いつかその東の国には行ってみたいもんだ、さてお前の仲間共々俺の国にこないか?正確には国の建設中だが」

「国だと…お前は国を作っているのか?」

「ああ、場所は竜国と魔国の間だ」

「…ばかな…ありえんあそこには…」

「伝説のが続くんだろ?良い方だよ」

「……国って何の国だ?」

「魔物の国だすでに数千匹の魔物で構成されている」

「数千だと…良く取りまとめられるな…」

「全部俺がテイムしてる魔物だからな」

「テイム…か」

「ああ、他種族と争わないようにさせるには一番てっとりばやいだろう」

「そうだが…数千をテイムか…馬鹿みたいな魔素だな」

「でっどうだ?来るか?」

「どうやって通り抜けるつもりだ?」

「ん?空間魔法で一瞬だが?」

「それは…そうかだから今日初めて魔国なのか…」

「ああ、ここへも空間魔法で来た知り合いに送ってもらってな」

「……本当に魔物の国なのか?…」

「ああとりあえずここらの魔物が奴隷扱いされてるのが気に入らないからな保護の意味もこめてうちの国予定地に移ってもらいたい」

「わかった…こんな馬鹿げた嘘をつく理由も思い浮かばないしな」

「じゃテイムするぞ」

そう言いテイムをし眷族化をする


超鑑定

-------------

ハイアーススパイダー

中位のハイアーススパイダー

Lv7

ステータス割愛

スキル

俊敏 Lv4

夜視

土魔法 Lv7

固有能力

麻痺糸(小)

-------------


「アスダと名乗れ」

「…何かしたのか…それともこれがテイムか…何か繋がった…」

「ああテイムともう一つ俺だけの能力をな」

「意思が伝わっている本気のようだな…」

「まあな他にはいないのか?」

「いや沢山いる案内しようこんな所にいつまでもいてもいずれ捕まる…」

「分かった案内してくれ」

アスダの後についていくと沢山の気配を感じる

「止まれ…なぜ魔族と仲良く巣へ近づいている?」

「違うんだこの方は魔国の魔族じゃない大丈夫だ」

「そんな魔族がいる訳がない!」

「俺が嘘を言ってるというのかお前達の兄だぞ!?」

兄なのか…

「ふむ…めんどくさいな…」

そう言い影に沈み次々と無理やりテイムしていく

「な…なにを…」

13匹の中位のアーススパイダーをテイムした

「さて進むぞ」

「……確かに悪意は感じられない…」

「そういったろう!」

テイムすれば多少意思疎通が出来るようになる為悪意や善意などは簡単に分かるのだ

そうやって向かってきたアーススパイダー達をすべて傷つけずにテイムしていく事により無理やり説得していく

78匹のアーススパイダーをテイムしたハイアーススパイダーは最初の一匹だけのようだ

そうして一番奥に大きい洞窟があった作りからみて人工的だ

「では…待っていてくれ母に伝えてくる」

アスダが洞窟の奥に入って行く

すると一瞬ものすごい強い殺気が放たれたが…落ち着いてきた

「ふむお前達の親か?」

「ああ、そうです大丈夫かな…」

「んなに怖いのか?」

「…うん」

そうか怖いのかまぁそれぐらいじゃなきゃここでやっていけないだろう

奥から汗だらだらのアスダが戻ってきた

「入ってくれってとりあえず会ってみるそうだ」

「分かった」

洞窟の奥に進んで行く

すると…そこには上半身妖艶な女性で下半身真っ白ででかい蜘蛛の魔物がいた


超鑑定

-------------

女郎白蜘蛛

亜種中位

怪力 Lv4

俊敏 Lv7

夜視

火魔法 Lv4

土魔法 Lv10

固有能力

麻痺毒糸(上)

-------------

ほぉ…かなり強いな…それに下半身の蜘蛛の部分だが白か…綺麗な蜘蛛だ


「カナタだ話は大体聞いたかな?」

「どう信用しろと?」

「そうだなまずお前の息子達は誰も傷つけずにここまできてるだろう」

「……我は奴隷として東の国よりこの魔国へ送られた」

「ああそう聞いた」

「その国の種族を信じろと?」

「俺は初めて魔国に来たからそれは知らんよ、それにハーフだしな」

「………」

「まぁだけどいずれこの国の大半を潰して魔物の奴隷は無くすさ」

「息子は…モンスターテイムをしてあったな?」

「ああ説得するのに一番分かりやすいからな互いの悪意善意くらいは分かるようになる」

「…なるほど…テイム程度なら…されても外せる…やってみろ」

知能が高く強力な意志を持っていればテイムは外せるのだ

そういって手を伸ばしてくる

手を掴み掴みテイムする

「…繋がったの…確かに悪意は感じられない」

「俺の国予定地にいはすでに数千の魔物達が住んでるまだまだ土地はあるからお前達の住む土地も用意しよう」

「他に信用出来る何かはないか?」

「眷族化という能力がある」

「初めて聞く能力だ…」

能力の説明をする

「なるほど…それを受け入れよう」

手を握りなおし眷族化をする

「おお…確かにはっきりと繋がった…これは存外心地よい…」

そうなのか?

「移動は空間魔法ですぐに移動出来るから他にも仲間がいればどれだけいてもいいぞ?」

「他は…捕らえられたか死んでおる」

「そうか他の種族の魔物とは仲は良くないのか?」

「ああ魔物が他の種族の魔物と手を取りあるのは稀だ」

「そうなのか?まぁそうかもなじゃあ行くか?」

「その前に…我とまぐわえ」

まぐわえ…?どういう意味だっけ…ええーーーと…

抱けって意味だったか?

「ここでか?」

「そうだお前にその度胸があるならついて行こう」

「…喜んで」

そう返事をし互いに満足するまでまぐわい続けた


その間…外の息子達はすごい気まずかったそうだ……

外にいたの忘れてた…はっはっは


次の日土魔法と空間魔法を上手く使い洞窟その物を切り離した

そして収納し空間魔法で館の前と繋げて新たに仲間になった蜘蛛達を移動した


「ここが魔国以外ですか!」「これで狙われえる日が終わるのか…」


「本当にすぐだな」と女郎白蜘蛛

「ああ、やはり洞窟型の住処がいいのか?」

「息子達はそうしよう、うちはカナタと住みたい」

「この館で寝泊りしているが一部屋使うか?」

「そうしよう、カナタと同じ部屋でもよいがの?」

「それもいいがな、考える事も多いからみんな一部屋って事にしているよ一緒に寝たい時はそうすればいいさ」

「わかった、しかし空気が綺麗だな」

一人で切り盛りしてきたからか女郎白蜘蛛は男口調だ

「名前はないんだな、ならスミレって名をつけていいか?」

「スミレか…故郷の言葉に似ているな受け入れよう」

へぇあるのか?

「花の名前だがスミレの故郷にもあるのか?」

「どうだったか…長い年月が経ったからな…」

「ならまず洞窟に住む魔物達の所に洞窟を出そう」

そういって洞窟群の場所の空きに収納していた洞窟を出した

どごぉおおおおおおおん!

「よし!今日からここに住むんだぞアスダ」

「あ…ああ何で洞窟が消えたと思ったらどうしてここに出せるんだ…」

呆気に取られている

「便利な能力だな」

洞窟の周囲を入り口以外魔国の木の苗木を植えていく

「こんな感じだな、ああ俺の館の隣の館のメリュさんには絶対に迷惑かけちゃだめだぞ?国が滅びるからな」

よく言い聞かせておく

「あ、ああ分かった」

「どういうかんけいじゃ?」

「元々ここに住んでた方でなここに国を興す事を認めてくれたんだまぁ恩人って言えばいいかな」

「そうかならいいが」

そういって足を数本どしっと地面に突き刺した

…蜘蛛は嫉妬深いんだっけ…?

あはははは…

その後それぞれの種族を案内した

さすがに同じ館に住んでるスラリンやらアミィそしてミンフィア

を紹介した時は地面に突き刺す足が増えたが…

まぁ眷属同士は俺の許可がなきゃ争えないから大丈夫か…

「同じ館に住む家族だ仲良くな」

「主様がそういうならそうじゃな」「にゃ」「は~い」

「わかった」

小声で今はなと聞こえた気がしたが気のせいだと思いたい


その後蜘蛛達を連れて各必要な能力を持つ魔物達の狩場を

回り倒し蜘蛛達に能力を譲渡していく

「カナタは面白い能力ばかりもってるな」

今日はこれで一日費やした

夜自室に戻ったらミンフィアとスミレが後ろから入ってきた

「今日は寝かさぬえ」

「そうだな、さぁカナタ」

そういいミンフィアは胴体でスミレは糸で俺をベッドに運ぶ(無理やり)

「う…うん?」

あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


その日は明るくなるまで続いたという…


ZZzzzzz


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