プロローグ 異世界
2100年チキュウは氷河期がおとずれ生き物は殆ど絶滅した…
地球は暫くの間、殆ど転生出来ない状態になったので神
様は別の世界や別の星への転生システムを構築した。
そこで最初に異世界へ転生した彼の物語である。
……………………………………………段々と意識が浮上する
ん…ここは何処だ……いやもうみんな絶滅したはずだ…なんで俺は生きてるんだ?
「カナタさん起き上がってこちらに来ていただけますか?」
誰だ…もう誰もいないはずだ…つまりここは地球じゃない…
あの世ってやつか…?…
それに俺が彼方だとなぜ…いやあの世ってやつならわかるか
とりあえず起き上がり声の方へ歩いていく…
声がした奥へ行くと円になった空間の中央にテーブルがあり
パソコンのようなものが置いてありそこの椅子には…
執事のような誰かが座っていた
「……執事?」
「あながち間違ってはいませんね、神に仕える執事と考えていただければ
結構です、とりあえずお座り下さい」
神に仕える執事って…なんかかっけぇな!
「では失礼して…」
とりあえず椅子に座る
「さて、現在の状況をわかる範囲で答えていただけますか?」
「えーとチキュウは氷河期が訪れ…俺も氷河期に対応出来ずに死んだと
認識してますが…」
「ええ、それで結構です、まずここは試験的に出来た転生システムです
本来…チキュウの生命である貴方はチキュウに転生するはずなのですが
チキュウがまた転生出来る状態になるまでにかなりの年月が掛かります
そこで神は別の世界もしくは別の星への転生システムを構築しました
あなたはその第一号と言う訳です」
えっつまるところ第一号ねぇ……
「まぁ…もうチキュウは住めないでしょうからそれは仕方ないと思いますが
転生先は選べるのですか?」
「ええ、もちろんですある程度の自由は効きますよ、ただ半永久的に増えたり減ったりしているので沢山世界はあります、なので多少絞らないといけませんな」
そんなにあるのか…まぁ選べるのは助かるな…変な世界はイヤだし…
「では地球ほど文明の進んでない星か世界でお願いします」
「はいはい、チキュウでいう所のファンタジーな感じでいいですか?」
あるんだ…出来ればチキュウとは違う形で進化した文明がいいな
「お願いします、それと科学だけは発達しずらい所でお願いできますか?
地球のように自然を大事にしないヒトがいる世界だけはやなんです」
「ええ、もちろんかまいませんよ、いやぁ助かりますよ、大抵のヒトは生前と似た文明を求めるものでねぇ…まぁファンタジーな世界を変な理由で行きたがる方も非常に多いですが…」
ああ…確かにいそうだ…一昔前ならね
「後あまり種族差別がない世界がいいのですが…やっぱないですよね?」
「そうですねぇ…差別のない世界を作ってもいつのまにか生まれてしまいますね…では出来るだけ少ない世界を選びますか…はい行き先の世界の選定は終了」
カタカタカタカタ(パソコンを打つ音)
「あの世にもパソコンあるんですね…」
「ええ、あの世はあらゆる世界の文明の発明物が集まりますから」
すげえな…あの世…
「さて、次は種族ですが、ヒト、エルフ下位、ドワーフ、巨人族下位、小人族、魔族下位、それとそれぞれの種族とのハーフになりますね、どれがいいですか?他にも種族はいますが貴方の前世の善行から選べるのは上記のどれかになりますね」
下位?
「下位とはなんですか?それと竜みたいなのはいないのですか?」
「いますよ、貴方の前世の善行からは選べませんね、それと下位とはその種族のランクと言えばいいでしょうか、下位、中位、上位後は亜種などがあり、下位から中位へといったように進化出来ます
まぁ進化に関しては私の専門ではありませんので、進化の条件を達したら向こうの世界の管理者にお聞き下さい」
なるほど…じゃあ進化出来る種族がいいな…
「あの魔族は他の種族と敵対していますか?それと亜種とは?」
「どの異世界でも魔族は多少は敵対してますね、亜種は稀に生まれるのですが最初から強い代わりに進化の条件が厳しい…ですがもし進化出来たらかなり高位の種族になれると言えます」
まぁ多少の争いは仕方ないな
「なるほど、進化したら変わる物と変わらない物はなんでしょうか?」
「変わらないというか減らないのは能力ですね、見た目などはすべて変わりますね、ステータスは増える方もいれば減る方もいます、どういう進化をしたかによりますね。ただ…Lvは1からになりますがステータスの上がり方は間違いなく向上しますのでもし進化して下がったとしても大丈夫と言えますね」
進化してみないとわからない部分があるか
覚えた能力は覚えたままなら別にいいか…
「竜になるにはどうしたら?」
「えぇ竜もしくは竜と他の種族とのハーフになるには次の転生ですね
頑張って善行を積んでくださいね」
うーむ…一度は経験してみたいな…まぁ今回の転生でなくてもいいや
「はい、あの善行はその世界の常識からの良い事をすると加算される感じですか?」
「多少違いますが…まぁ善行-悪行=残った数値が貴方の使用出来る個数になりますね、善行は何が入るか説明するとすごーく長くなってしまいますのでご勘弁を…」
う~む…忙しいのか?
「何か忙しいのですか?」
「えぇ…チキュウが氷河期を迎えたでしょう?だからチキュウのすべての生き物の転生を我々がね…本当に大変ですよ…神がいきなり転生システムを構築するから…もっと自前に準備をして人員を回してくれれば…」
あ…そうか…そりゃ大変だよなぁ…
「それは…すごく大変ですね…お察しいたします…」
「ありがとうございます、仕方ない事ですから一応増員依頼はしてあるんですが、予想よりごねる方が非常に多いんですよ…平衡して他の方も他の職員が見ていますが貴方が一番最初に転生するのは変わりませんね」
ごねる人多いか…まぁ転生する場所選びだからなぁ…わからなくもないが…
「さて、種族はどうしますか?」
あぁ!そうだった…
「あぁ!そうでしたね、それぞれの大体の種族の寿命を教えてもらってもいいですか?」
「では大体で言いますよ、ヒトが70年前後、エルフ上位でぴんからきりまで、ドワーフ上位が800年前後、巨人族が180年前後、小人族60年前後、魔族は不死や不老もいますので何とも言えませんな体内魔素の量でも変わりますし」
魔族すげぇな…だからこそ恐れられて戦争っか感じか…?
「魔素とはチキュウで言う所のマナとかMPとか魔力といった感じに考えればいいですか?それと魔族とエルフのハーフならどうなりますか?」
ほぉ…
「その考えで大体正しいですね、それと良く考えましたね…自然の守人であるエルフと闇を宿した魔族…そのハーフはこれから転生する世界には未だにいませんので選ぶとなると貴方が始めてのハーフになりますから、どういった感じになるかはわかりませんよ?」
初めてのハーフか…少し心配だけどチャンスではあるな
「では…魔族とエルフのハーフでお願いします、それと下位でいいんで親はどっちも上位って出来ますか」
「ええなるのが下位でさぇあれば親が上位という設定で肉体をお作りいたしましょう」
へぇ…やっぱり新しい肉体に入るのか
「新しい肉体って痛いっすか?」
「いえ、意識のないうちに終わりますよ、痛いのは下位から進化の過程ですな、それもすぐ意識が無くなりますから大丈夫かと」
「そうですか…」
やはり選びましたか…面白いヒトですね…ほっほっほ
本当は魔族上位とエルフ上位のハーフは禁止されていますが…
権限をすべて使えばいけますね、何より面白そうです
「わかりました、種族選定完了…次は残りの善行を数値化し能力選びにご使用出来ますよ、目の前のディスプレイに表示される能力を好きにお選び下さい、タッチパネルという物ですので」
タッチパネーーール!?
おぉ!能力選べるのか!ええっと残りいくつだ?
残り1821
…多いのか…少ないのか?まぁいいや聞いたって数値の増減はないだろうし…
技能
ずらーー
魔法
ずらーー
特殊
ずらーー
エトセトラエトセトラ(全部で数千個)
選ぶのどんだけ時間掛かるんだよ…
うぅ~む…ん?一番下に検索ってのがあるな…
じゃあ… 無い 能力 検索っと
行く世界に所持している者がいない能力一覧
ずらーー
ずらーー
お得スキル 神様からおススメ♪な能力だぴょん
ぴょんってなんだ!!ってか神様軽いな…
ってかこの一覧からしかない!
滅した能力一覧
不老不死 1000
不滅 5000
眷属化 1000
魔眼(魅了) 500
魔眼(洗脳) 500
奪力 500
能力譲渡 100
重力魔法 Lv1 800
お得スキル 神様からおススメな能力だぴょん
超翻訳機能 50
超鑑定 50
超隠蔽 50
超物収納箱 50
超物収納箱 って言いずらい!
「あのこの超物収納箱って物を収納する箱って意味ですか?」
「ええ、あらゆる非生命を収納出来る能力です、箱と書いてありますが
本当に箱に入れる訳ではなく、収納そして出す物を念じるただそれだけで発動します」
便利だなおい…しかしなんだこのネーミングセンスは…
「奪力とはなんですか?」
能力譲渡はそのままだろうな
「奪力とは殺した相手に触れて能力を奪う能力です、その種の固有能力に関しては使える能力のみ奪えます過去には一人いたのですが、これからこの能力を持って生まれる者はいない予定です」
素晴らしい能力だ
じゃまず奪力500に能力譲渡100で残り1221か…
でおススメは全部選ぶとして200で残り1021か他はどうしようかな…
しかし重力魔法…800はちょっと多すぎるな…魅力的だけど…
眷属化ってなんだろ…聞いてみるか?
「あの眷属化ってなんですか?」
「最初の異世界転生者だけ選べるんですよ、ええっと眷属化は対象を貴方の眷属にし貴方と同じ寿命にし生涯をともにしましょうってって能力ですよ、魔物はテイムをしていればすぐ出来ますが、他の種だと相手の許可がなければ出来ませんから信頼のある相手とだけって事になりますね、他にも色々特典がある素晴らしい能力です」
「なるほど…わかりました」
選ぼう!残りは21か…後は普通の能力欄からだな…
ん…なんじゃこりゃ…
執事の加護 20
「あの…執事の加護ってなんですか…?」
「私の加護ですね、20なのは暇な時勝手に見るかわりにって事ですね、効果は獲得経験値アップですよ、眷属化した者にも多少効果があります」
獲得経験値あっぷぅ!!!!必要だ!
後は残り1か…1なんてあるのか?いいや次の転生の為に残しとこう…1だけど…
出来ればモンスターテイムの能力欲しかったけど…これは向こうの世界で手に入れればいいな
「終わりました」
「はいはい少しお待ち下さいね」
執事の加護 20
超翻訳機能 50
超鑑定 50
超隠蔽 50
超物収納箱 50
奪力 500
能力譲渡 100
眷属化 1000
など…
ほぉ…面白そうな選び方ですが不老不死は選ばなかったですね…という事は死んでまた来る可能性がありますね、この方なら次も期待出来そうです
「はい終わりましたよ、何か質問ありますか?」
「これから行く世界に名前はありますか?」
「いえ、世界に名前をつけるのはその世界の住人が勝手につけているだけで本来世界に名前はありませんので、他にありますか?」
「いえ、特にありませんお願いします」
「では暫く意識暗転しますので適当に床に横になって貰えますか?」
「はい、ではまた来ますね」
ほぉ…また来るか…楽しみですねぇ…
「ではまたお会いしましょう、次も私が担当出来るようにしておきますよ、ほっほっほ」
横になりそう聞いてるうちに段々と意識が薄れていった
異世界か…楽しみだ…今度こそ自由な人生を送りたいな……
そうして彼の新たな人生が始まったのだ…
執事の加護とありますが彼の本来の仕事は神のサポートです




