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第二十一話 過ちをツキススム聖者の行進曲(マーチ)

8:00

夏姫(なつき)さんがホクホク顔で帰ってから少しして。


ヒーローの知り合いがいる。 と言うタレコミがあったのは分かったが。

問題はどうやってソイツと接触するかなんだよな。


『まさか夏姫に頼む訳にもいくまい。』


そうなんだよなぁ。 どうするか。

俺とジークはその後、ああでもないこうでもないと議論したが、いいアイデアは出る事はなく。

結局その後は寝てしまった。

そして次の日、学校が終わり次第街へ向かう。

一時間ほど歩き回ったが、クリミナルもユーベルメンシュも見つけられずにいた。

もうひと周りしたら帰るか。

飲み終わったジュースをゴミ箱に放り込み、まだ見回っていない方へ向かう。

ここで見つかればいいんだが……

しかし、やはり見つからず諦めかけていた所。

鈴置(すずおき)さんから連絡が入った。


「如月(きさらぎ)さん? 大変です! 突然化け物が現れて暴れ出してます!」


「場所はっ!?」


「○○通りのーーです!」


「わかった!」


ちと遠いな、だが急がなきゃ!


と、走り出そうとした所。


「あれー? 凛(りん)ちゃん?」


なんと、自転車に乗った恵美(えみ)が通り掛かった。

ナイスだっ恵美!


「ごめんっ恵美借りるよっ!」


そう言って恵美から自転車を借り受けると、すぐさま飛び乗り走り出す。

そして曲がり角を超えた所で。 「変身っ!」

変身した俺のパワーでさらに加速する。



               ~ 恵美視点 ~


「ごめんっ恵美借りるよっ!」

そう言って凛ちゃんは私の自転車に飛び乗って走り去っていった。

あれ?

これ、いわゆる盗難ってやつ?

まあでも、凛ちゃんならぐに返してくれるだろうと、暫(しばら)く待つことにする。 そうだ! 祈里(いのり)も呼んじゃおう!

私はいそいそと携帯を取りだすのであった。






             ~ 凛視点 ~


ファイターのパワーによる加速で現在車道を爆走中である。

そろそろ○○通りだな。 うん? あれは。

補導で、キョロキョロと周りを見ているのは、鈴置さんだった。

多分、俺が来るのを待ってるんだろう。 ゴメン鈴置さん。

俺はそのまま通り過ぎようとした所。


『む? 気付いたようだぞ?』


ジークの言葉に、鈴置さんの方を見るとこちらに向かって手を振っている。


「あれ…… 完全に分かってるよな?」


『だろうな……』


だが、誰かに言っている訳でもなさそうだし、俺に対してもそんな事言ってこない。

いい子だな。 まったくっ!

探してくれた鈴置さんのためにも、この怪物事件解決してやるぜ!

俺はさらにペダルを強く踏み込み、現場に向かうのだった。



その現場に到着した時、そこにはユーベルメンシュと、ガンレディが戦っていた。

闘いは、ユーベルメンシュがガンレディの攻撃をなんなく躱していて戦況はガンレディに不利のようだ。


「助っ人、いるかい?」


「あら? ……お願いしようかしら。 でも気を付けて! こいつ早いわよ。」


俺はソードマギカを呼び出しながら頷く。


「ああ、知ってる。」


そう言って駆け出す。

俺の接近にユーベルメンシュは構え、拳、まあ羽なんだが、を繰り出してきた。

それを躱しざまソードマギカを突き入れるが、ヤツはスウェーで躱(かわ)すと前蹴りを叩き込んできた。

バックステップでそれを躱すが、追撃してくるっ! しかしそれはガンレディの援護でヤツ足元に弾丸を叩き込んでくれ、距離を取って仕切り直しに。


「早いし、強いな。」


「めんどくさいでしょ?」


それにアイツの動き。 あれは……


「截拳道(ジークンドー)か。」


「え? なにそれ?」


「截拳道、それは俳優にして武道家でもあったブルース・リーが作った武道、いや思想その物と言ってもいい。」


その説明はガンレディには理解出来なかったようで。


「うーん? つまり映画的なアクションって事?」


俺はそれを否定する。


「いいや、彼は元々実戦的な武術を実践、研鑽(けんさん)していた。 詠春拳(えいしゅんけん)を元とした武術を改良して彼の思想・生きていく上で直面する障害を乗り越える方策・智恵を苦に入れた者だ。」


さらに続ける。


「そも名前の截拳道は、相手の拳(こぶし)(攻撃)を截(たつ)(防ぐ、さえぎる)道(タオ)(方法)と言う意味で……」


それにユーベルメンシュが乗ってきた。


「ブルー・リー先生は! 東洋哲学、特に古代禅仏教と老荘思想を高く評価していて、彼のルールに縛られないファイティングスタイルも、そうした自由な思想に多大の影響を受けているんだぜっ!」


「アッハイ。 ……で、結局?」


「「ブルース・リー先生は最強にして最高ってことだよっ!!!!!!」」


そして、俺とユーベルメンシュの魂の叫びは一つとなり固い握手を交わし合った。


「……バカなのかしら。」


その冷たい一言に我に返り、慌てて間合いを開ける俺達。


「フンッ女にしてはリー先生のすばらしさが分かるようだな!」


「オマエも鳥にしては分かってるじゃないか。」


「俺は鳥じゃねえっ!」


しかし、岩石男との闘いでは武術の心得なんか無いと思っていたんだが。

ヤツはスタタンッスタタンッと見事なステップを見せ、鼻を、くちばしだが、指、羽でクイッとやってこちらを挑発するように手招きする。

コイツ、なりきってやがるなっ!


「おおおおおおおっ!!」


その挑発に乗った訳じゃないが、俺は雄たけびを上げヤツに突進すると、右から左への袈裟懸け。 は躱され、その場で回転して回し蹴りをヤツの横腹に叩き込むがいなされ、逆に蹴りを入れられるがソードマギカで受け弾き返す。


「ホワアァァァ!」


ユーベルメンシュが怪鳥音も高らかに左右のワンツーから前蹴り。 そして最後に裏拳を叩き込んでくる。

それらはなんとか受け、止め、躱し。 最期の裏拳に合わせて後ろに飛びずさる。


「女! 悪人のくせにやるじゃないか。」


「だれが悪人だ! どうみても正義のヒーローだろうが。」


その俺の主張にヤツは鼻で笑う。


「フンッ! 俺の正義の邪魔するヤツはどう考えても悪の怪人だろうが!」


つまりコイツは、クリミナルである自覚がない?

これも新しいパターンか?

それにしてもコイツの速さは厄介だな。

まともに攻撃をあてれるか分からないぞ。

少なくともファイターじゃ無理だな。


「ジーク、フォームチェンジだ!」


『了解だ。 タイプフェンサー リーディング。』


俺は、フェンサーカードをジークに差し込みフェンサーへと変身する。


髪はツインテールからポニーテールへと、そして和装のメイド風コスに変わっていく。


『コンプリーデッド』


その俺の変化した姿を見てヤツが戦慄(わなな)きながら叫ぶ。


「タイプチェンジだとっ! それはヒーローのやるやつじゃないかっ!?」


「だから俺はヒーローだっての!」


「ぐぬうぅぅぅ認めん認めんぞぉ! ヒーローは俺一人なのだぁ!!」


そう言うや、ヤツの羽根の先端から鋭い爪が伸びて来た。

これにより、ユーベルメンシュの見た目が真っ白な始祖鳥の様になった。


「くそっ! これはタイプチェンジじゃねえっ!」


そう叫びながらも突撃してくる。

ジャブの三連打からの右ストレート。 これはスウェーで躱し、ストレートにはカウンターを入れる。

これはヤツの左肩あたりに決まったが、俺もヤツの前蹴りを腹に食らってしまった。

幸い、肩へのカウンターパンチで威力が落ちていたのでなんとかダメージは少なかった。

よしスピードは互角のようだ。

お互いどちらからともなく間合いを離す。

ヤツはダメージを確認してるのだろう。

そんな俺にガンレディが近づいてくる。


「早すぎて手が出せないわよ。」


そう言って肩を竦める。


「だから、アナタが離れたら攻撃を入れる事にするから覚えておいて。」


ふむ、それなら問題なさそうだ。


「分かった。 よろしく頼む。」


そう彼女に言い置いて、改めてユーベルメンシュに向き直る。

ヤツの方も、再びリー・ステップを踏んで準備万端って所だった。

二人は互いに地面を蹴り、丁度中間あたりでぶつかり合う。

俺の刀での刺突を爪で弾き、反対の手の爪を用いて熊手状にして俺の腹あたりを薙ぎ払う。 それを膝でかち上げその上げた足でヤツの首筋に蹴りを放つ。 それが当たる瞬間ヤツの掌底が俺の腹に突き刺さる。

また相打ちかっ!?


「あの時のテレホンパンチはなんだったんだよ?」


俺は思わず尋ねていた。 ヤツは訝(いぶか)しみながらも答えた。


「ああ? あんな雑魚相手にリー先生の技なんか使えるかよ!」


なるほどな。 しかしヤツはかなりブルース・リーに傾倒しているな。

俺はガンレディの方をチラリと見る。

よしっ!

もう一度刺突、これはフェイントでヤツがその刺突を弾く勢いを利用し、懐に潜り込み肘打ちを腹に叩き込む。


「グオッ!?」


さらに刀の柄でヤツの顎、と言うかくちばしを跳ね上げる。

しかしヤツもただではやられない。 その仰け反りを利用し、バク転しながらも俺に蹴りを放つ。

いわゆるサマーソルトキックとか言われるやつだな。

それは回避したが、ヤツはさらに空中に留まったまま左の回し蹴りを俺の右肩に。

俺は、その当たった時の勢いを殺さずにそのまま飛びのく。

間合いを開けたぞガンレディ!


そしてヤツが着地の瞬間に一発の光弾がヤツの右肩を貫いた。


「ギィヤァアッ!?」


ヤツは激痛からか地面に転がり呻いている。

リアライズいけるかっ!?


『待て! 様子がおかしい。』


ジークの警告にヤツを見れば、なんとかフラフラと立ち上がる所だった。

しかし、なにやらブツブツと言っているな?


「なんか不気味なんだけど。」


ガンレディも攻撃を控えて様子を窺っている。


「ありえないだろうっ! こんなにピンチなんだぞっ! 今こそパワーアップだろうがっ!?」


なんだ? なにを言っている?

ヤツの誰に言っているのかもわからない要望はしかし、叶えられる事になった。 たぶんヤツの思いとはまったく違う形で。


空から一枚のカードが舞い降りてくる。 それはどす黒いカードで、

……マーダーカードかっ!?


「おおお! キターーーーーーー! これこそヒーローの特権、進化変身だぜ!」


ヤツはそう言うとカードを掴み叫ぶ。


「大っ! 変っ! 身っ!! スーパーユーベルメンシュ!」


その叫びと共にカードはヤツの頭の中に消えて行く。

そしてヤツの身体が赤く薄汚れるように変わっていく。

それはまさに邪悪の化身といってもいい外見へと変わっていった。


「クククッ。 どうだこのおレノスバラギュガガアアアアア! グルグルグウェッー!!」


まともな言葉すら言えなくなったのか、最期は奇声を上げるのみであった。


「あれってあの時の?」


「だろうな。」


ガンレディと俺はヤツの出方を窺う。

そして目の前で姿が消え、気付いた時には二人とも吹き飛んでいた。

地面に叩きつけられて、初めて身体に激痛が走る。


「つうっ! なにが起きた!?」


『ヤツの高速攻撃だっ!』


なんだって? まったく見えなかったぞ!?

見るとヤツはさっきとは反対方向にいて俺達に背を向けている。


「ギュエエエエエエッ!」


そして高々と叫ぶとまた消えた。

俺は地面に転がったまま防御体勢を取る。

すると、なにかが当たった衝撃が襲い掛かり俺は宙を舞っていた。


「くそっ! なんて早、いや速さだっ!」


キックブースターで加速するか? いや、あのスピードで切り結ぶのは今の俺じゃ無理だ。

なら…… 


「ジーク、エレメンタルシールドだ!」


『分かった!』


エレメンタルシールドで防いでのカウンターだっ!


「おい鳥野郎っ! こっちだっ!」


俺は挑発してこちらに攻撃するように仕向ける。 後は。

次の瞬間、エレメンタルシールドが砕け再び俺が宙に舞う事に。

くそっ!? これでもダメか。


『リンカ、エレメンタルシールドはフォームの防御力によって変わる。 防御力の低いフェンサーではヤツの攻撃は防げない。』


ならファイターに戻るか? しかしファイターのスピードでカウンターを合わせられるか?

スーパーユーベルメンシュとやらは、高々と奇声を上げている。 あれはなにをやっているんだ?

その時、フラフラになりながらもガンレディがこちらにやってくる。


「ねえ、これ使えない?」


そうして、差し出してきたのは一枚のカードで。

こいつは!


「メタモルカード!」


「それ、私じゃ使えなかったのよ。」


しかもこいつは。


「ジークどうだ?」


『問題なさそうだ。』


なら……


「有り難く貰うぜ! ジークッ、フォームチェンジだ!」


俺はガンレディから貰ったカードをジークに差し込む。


『メタモルカード・タイプパラディン リーディング。』


その声をキーワードに、俺の身体を光が包み込む。

俺の身体を包んでいた服はその面積を広げ、まるでドレスのように。 そしてその装甲も大きくそれでいて優美な意匠の施された物に。

そして髪はなんと4つの大きな縦ロールになって。


『コンプリーテッド』


変化は終了してソードマギカは消えていた。

よし、とりあえず俺は一歩踏み出そうとして。


「か、身体が重いっ!?」


まるで鉛の中を歩いているかのようだった。


「これ、失敗?」


『いやそんなはずはないが。』


などとやっていると、ユーベルメンシュがこちらに気付き攻撃してきた。

やばいっ!

俺は衝撃に身体をこわばらせるが、なにも衝撃がやってこない。

走り抜けて背後に現れたヤツも爪を見ながら不思議そうにしている。

こいつは……

すごい防御力だ!

しかもパワーもファイターよりありそうだ。

ん? てことは、だ。


「ジーク、もう一度エレメンタルシールド! 後は。」


『アイテムカード・タイタンウェポン リーディング…… コンプリーテッド』


このまえ持ち上げる事さえ出来なかった武器だが、今回はどうだっ!


俺は目の前に出現した巨大なハンマーの柄を握りしめ持ち上げる。

あの時の事がウソの様に軽々と持ち上がる。


よし、いけるっ!


「ガンレディ! ヤツを誘導してくれっ!」


「了解っ!」


心得たもので、俺の背後から挑発するように光弾を撃つガンレディ。

ヤツはイライラした様子で低く腰を落とし、ここだっ!

目の前にシールドを展開し、ヤツの突進を弾き飛ばす。

ヤツは空中を舞っている。

そして、「ギガント・クラッシュ!」

タイタンウェポンに入っていたスキルカードでの一撃。

ハンマーによって空中から地面へと叩きつけられ、さらにハンマーからの衝撃破が追い打ちでヤツの身体に叩きつけられる。


「グエエエエエエェェェ!?」


たったの一撃で満身創痍かよ!

ヤツはなかなか起き上がれないほどの大ダメージのようだ。


『リンカ! リアライズだっ!』


おうともよ!


俺は二枚のカードをジークに挿入する。


『スキルカード・キックブースター。マジックカードフレイムボディ。』


そしてハンマーのスキルカードを読み込ませる。


『スキルカード・ギガント・クラッシュ。 リ、リ、リ、リーディング。』


俺はハンマーを肩に担ぎ、足元に生まれたリングと共に地面を蹴る。 

キックブースター! その力はパラディンですら高々と跳躍させることが出来る。 一つ目のリングが消える。

フレイムボディ! 空中でハンマーに炎の力が移動していく。背後に生まれた二本目のリングが消える。

そして! ギガント・クラッシュ! ハンマーが眩しい光に包まれる。 最後のリングもここで消える。

そして地上に落下しながらその力を振り下ろす。 誰もいない地面に向かって。


『「ファイナルアタック。 マグマウェイク・ウェイブッ!」』


俺とジークの叫びの中、ハンマーで叩き付けられた地面が隆起し、そこから激しい炎、マグマが噴き出す。

そしてそれは、倒れ込むユーベルメンシュへと襲い掛かる!


「グ、グギュルグウウウウウウゥゥ!>」


マグマに飲み込まれ、やがてマグマが消えた頃、三本のリングに包まれた一人の男とカードが残った。


だが。

突如そのカードは黒く、いや赤黒く染まり、リングを弾き飛ばしながら空へと飛んで消えてしまった。


「なっ!?」


俺達はなにも出来ず、ただ消えて行った空を見上げる事しか出来なかった。


「バブー、ダァダァ」


幼児退行した成人男性の声が発せられるまで。

これは、マーダーカードが原因なのか?

この前の三人も幼児退行したと言ってたな。

遠くからパトカーのサイレン音が聞こえてくる。

一旦離れるか。

見ると、ガンレディは何時ものようにサッサと消えていた。

誰もいないのを確認し変身を解いて、自転車の所へ。

もう居ないかもしれないが、恵美のいた所まで戻るか。

俺は、今後の戦いが一筋縄ではいかない予感を感じていた。






そこには、クリミナルなんぞとは比べ物にならないくらいの”鬼”がいた。



自転車を借りた場所には恵美と…… なぜか祈里が待っていた。

あれ? なんで祈里まで?

そんな事を思いながら、二人の元へ自転車を引きながら歩いていく。

そこが地獄だと知らずに。


「遅かったわね?」


祈里が表情の窺えない様子で話し掛けて来た。


「うんちょっとね。」


俺ははぐらかして言うが、祈里は突然ニッコリと笑うと、笑顔? いいや!? 目が笑ってないぞ!

背中に冷たい汗が流れる。 それはもう滝のように。

ヤバイなんか知らんがヤバイッ!


「え、恵美? 自転車ありがとう! じゃあまた明日っ!」


そう言って踵を返し立ち去ろうと「待ちなさい。」 「はい……」

無理でした。


「ちょっと前に恵美から連絡があったのね? 聞いたら、凛が恵美の自転車に乗っていってしまったから一緒に戻ってくるまで待ってよう、とか言うもんだから。」


恵美なんでわざわざ祈里、サンに連絡などっ!?


「私はね? もう家で寛いでいたのよ。 そこでこの電話。 まさか恵美一人にする訳にもいかないでしょ? そうよね?」


「は、はい。」


なにか、なにかないか? 逆転の一手!


「聞いてるかしら凛? そう、よかったわ。 それでね、凛が帰って来た場合と、帰ってこなかった場合の二つのパターンのお説教を考えていたのね? だから、まずは一つ目のお説教から始めるわね? よく聞きなさい……」


俺はどこで選択肢を間違えた?


「ちゃんと聞きなさい!!」

「はいーーーーー!?」


『やれやれ、だな。』












                 To Be Continued……



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