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歌姫

昼休みが終わった後の授業もしっかりと海斗は受け放課後、海斗は準備をして家に帰ろうとしていた。


だが今日は珍しく海斗は一人で帰ることになった。


芽衣は先生との話し合い。


夏帆は家の用があって昼休みに帰る旨を伝えて急足で帰っていた。


楓とは家の方向が違うことから偶に途中まで帰ったりするが基本的に一緒には帰らないのだ。


今日は一人か…


海斗は今日の授業に使った教材や弁当袋が入ったパンパンのリュックを背負う時そんなことを思った。


そうだ!


今日は使ったことのない道を使って家に帰ろう!


海斗はそんなことを思い少しいつもよりも陽気な気分で学校を出た。


いつもとは違う道はいつもの道とは雰囲気が違い古いアパートや古い家が立ち並んでいた。


海斗は慣れない雰囲気の道にあまりいい気分ではなかったようで早歩きでその道を歩いた。


変な考えをするんじゃなかった。


早く家に帰……


突然、後頭部に強烈な衝撃が走り海斗は倒れ女性の足とどこかの高校のスカートが目に入り意識を無くした。


後頭部がズキズキして痛い。


海斗は後頭部の痛みを感じながら目を覚ました。


海斗の目に広がったのは暗闇だった。


ここはどこだ?


なんで俺はここにいる?


あ…そうかあの時、殴られて俺気絶したのか。


じゃあ連れてこられたのか。


身代金目当ての誘拐?


いや、最後に見たあれがコスプレじゃなければありえないか。


じゃあ俺が魔法を使えると知ったどこかの組織か?


それならあの姿もあり得るの…か?


とりあえずこの部屋を調べてみるか。


<暗視>


海斗が魔法を使うと真っ暗だった部屋はまるで電気をつけた部屋のように明るく目に映った。


これは…


窓が一つもない。


あるのはドア一つそれにこの広さ。


もしかしてどこかの家の地下室か?


この感じ地下室な気がするけど実際にどこかの家の地下室を見たことがあるわけじゃないから確信は持てないけど…


魔法を使って逃げるか?


いや、もし俺が魔法を使えると疑っている組織だった場合、この常人では壊すことのできない鎖を壊しあの鉄の扉を突破して逃げればその組織に確信を持たせてしまうかもしれない。


どうすればいい。


俺が今持っている情報が俺を襲ったのがどこかの高校のスカートを履いた人物ということだけ。



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