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聖剣と魔剣

海斗は教務室に着くと教務室に居た先生に事情を説明して来客用の椅子に座らせておいてもらえるようになりすぐに教室へ海斗は戻った。


海斗は席に座るとほぼ座るのと同時に隣の隼斗が話しかけてきた。


「お前の従姉妹が可愛いな」


「そうか?」


「すっごく我儘で生意気だぞ」


「そんなこと言って好きなくせに」


「本当に、知らないからそんなこと言えるんだよ」


「本当に疲れるぞ」


二人の話はそれで終わりあっという間に授業は終わった。


授業が終わったらすぐに海斗はまるで今にも大きいやつが出そうなのかと思われるぐらい授業が終わるとすぐに急いで教室を出て教務室へと向かった。


「一年四組十三番霜田海斗です!」


「失礼します!」


こう言って教務室に入ると光と黄泉は温かそうなお茶をちびちびと飲んでいた。


何故だかは分からないが教務室の先生達は仕事をしながらチラチラと二人を見ていた。


「二人とも行くぞ」


「うん!」


「分かった!」


「フーフーフー」


「ゴクッゴクッ」


「フーフーフー」


「ゴクッゴクッ」


光と黄泉は先程までちびちびと飲んでいたお茶に勢いよく息を吹きかけると先程までよりも多く口含み飲んだ。


それを二回繰り返し飲み切ったのだった。


海斗は教務室に出る時に二人に先生達にお礼を言うように促した。


「みなさん、ありがとうございました!」


光りがそう言い黄泉は光に合わせてお辞儀をした。


「本当にありがとうございました」


「失礼しました」


海斗は最後にそう言い教務室を出た。


三人が居なくなった教務室では。


昔の娘もあんなだったな〜。


ああ懐かしい。


小学校の教員もいいな。


このように自身の子供の昔を懐かしく思う者や小学校の教員の魅力に気づいた者、はたまた単に二人が可愛かったなと思う者、あまり長くなかったがあの二人の少女のことで教務室の教員達の頭は支配されていた。


「よし!」


「急ぐぞ!」


「ちょっと待って!」


「なんだ光!?」


「急がないと間に合わないぞ」


ガラガラ。


光は廊下の窓を開けた。


「ここから飛んでいけば?」


「こんな真っ昼間から空なんて飛べるか!」


「え?」


「ダメなの?」


「理由は歩きながら話す」


「来い」


「う、うん」


気づいたらセイと黄泉が結構離れていて光は驚き急いで追いかけた。


「それで理由って何?」


「普通にこの魔法のない世界で生身の人間が飛ぶなんてあり得ないんだけど」


「それをもし見られるとマズイ」


「もし写真や動画を撮られるともっとマズイ」


「俺だとバレでもしたら捕まって人体実験されたりこの国や他の国に狙われるかもしれない」

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