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久しぶり

あれから俺は一ヶ月も此処にいる。


俺は結構早めに此処から出て行こうと思ってたんだけど出て行こうとすると此処の人達が血眼になって止めてきたんだ。


こっそりと帰ってもよかったんだけどあまりにもあの人達が血眼だったからつい止まっちゃったんだ。


あの人達に家族に心配されると言ったらご家族には案じてもらえるような理由を作りお伝えしておきましたって言われた。


俺も諦めた。


素直に此処で治療を受けることにした。


ただ治療を終えて学校へ行くときが止めも怖かった。


そう今、めっっっっっっっっちゃ怖い!!!


今から家に戻るけど2日後学校だと思うとマジで胃が痛い。


「海斗!!」


「準備出来たよ!」


「お、おう!」


海斗は一ヶ月間寝起きした部屋を出た。


そして慣れ始めた長い廊下を歩き時々出会う人達には頭を下げられそして玄関に着いた。


外に着くと見覚えのある男達が綺麗な姿勢で頭を下げていた。


男達の中にはとてもボロボロの人が混ざっていた。


男人達を抜け門を抜けるとそこには黒く大きな車が待っていた。


車近くに待つ男がドアを開け後ろに乗った。


「海斗詰めて!」


「お前も乗るのか?」


「うん!」


海斗が詰めると楓が乗り込み外でドアを開けてくれた男が運転席のドアを開き乗り込むと出発した。


車の中では楓と雑談を楽しんだ。


やはり人と熱中して話していると時間が進むのは早いものであっという間に家に着いた。


「はぁーーー」


「どうしたの?」


「大丈夫?」


「ああ大丈夫」


「少し久しぶりで怖いだけ」


海斗はそういうと芽衣の顔を浮かべていた。


「怖い?」


「いや何でもない」


「じゃあ行くわ」


「うん!」


海斗はドアを開けようとドアノブに手を伸ばすと運転手の男がいつの間にか外に出ておりドアを開けてくれた。


海斗はお礼を言い外に出ようと身を乗り出すと楓が海斗を呼び止めた。


「海斗!」


「ん?何?」


「待ってて」


「ん?」


「待っててくれる?」


「う、うん?」


芽衣は満面の笑みを見せると運転手の男に行きましょっと言い男は海斗を優しくドアを閉めれるように連れ出しドアを素早く閉め運転席に乗ると車はあっという間に動き出し見えなくなった。


「ふぅーーーーー」


海斗は玄関のドアの前に立つと大きな息を吐き思いっきりドアを開けようとすると大きな音を立てただけでドアは開かなかった。


「あれ?」


「鍵が掛かってる」


「そ、そりゃあー当たり前か」


「はーーーーーい!」


「誰ですか!」


「海斗だよ帰ってきた」


鍵の開く音がするとドアがバッっと開き芽衣が抱きついてきた。

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