長い休み
海斗はいつも通り起きご飯を呼びに来るまでの間タブレットを弄り呼びに来ると下に降りご飯を食べた。
「そういえば海斗高校どうだったの?」
「行くの忘れてた」
「は?」
「普通忘れる?」
「たまにはそういうこともあるだろ」
「でもさ合否の確認はテスト終わった次の日でしょ」
「それで忘れるのはすごいわ」
「も〜いいだろ」
「そろそろ行かないと仕事に遅れるぞ」
「はいはい」
海斗の母は食べ終わった食器をシンクに置いてあるタライに入れると仕事へと向かった。
「ねぇ私も行きたい」
「芽衣は学校だろ」
「そうだけど行きたい」
「ちゃんと学校に行きなさい」
「そういえば今考えたら芽衣って昨日って休みだったんだよな?」
少し間が開き。
「そうだよ創立記念日」
まぁ嘘だけど。
昨日普通に学校だったけど。
「仕方ないよね海斗とのデートの為だし!!」
「そろそろ準備しなくていいの?」
「まだ海斗と居たい」
「学校さぼる」
「ダメだざぼりなんて」
「一日ぐらい大丈夫」
「クラスの人も明日さぼるって言ってた人が実際に来なかったりした日があった」
「だからいいの!」
「ダメだろ!!」
「やだ合否確認ついて行く!」
「おんなじ学校なんだから行ったら先生見つかって怒られるかもだろ」
「とにかく学校へ行け」
「ヤダ!」
「海斗といる!」
はぁー仕方ない。
「芽衣の制服姿見たかったな〜」
「記憶の中にはあるけどなんか見たことないような感じだから実際に見てみたかったな〜」
「着替えたわよ」
「はや!」
「そろそろ行ったほうがいいだろ」
海斗は芽衣の背中を押しながら玄関へと連れていき靴を履くように促し靴をしっかり履き制服姿はキッチリとしているか確認すると「いってらっしゃい」言いながら手を振って送り出した。
芽衣は行きたくなさそうではあったが海斗にいってらっしゃいと送り出された手前これ以上は駄々をこねられないと考え渋々だが何処か幸せを感じながら学校へと向かった。
「おいおい」
「まさか毎日こんなことしないとなのか?」
「合格してなかったら大変なことになるな」
「夏帆と会う時間までまだかなりあるな」
「そういえば魔王を倒したあとあの白い空間でクソ女神の代わりに出てきた女神がなんか言ってたな」
「確か…」
海斗は魔王を倒したあとのことを思い出していた。
「仕方ないわな」
「流石にクソ女神がて涙と鼻水を顔面に垂らしながら土下座してきたらやるしかないわな」
「クソ女神にバレないように結界を破壊する方法を考えてたが俺が魔王を倒すことに承諾したことでコソコソ方法を考えなくて良くなったからか幾つもの新たな魔法を開発できたし魔王も確かに強かったけど倒せた」
「それにしてもクソ女神はまだか?」
瞬きをした瞬間見慣れない女が椅子に座り現れた。
「申し訳ありません」
「担当の女神は現在ある理由でお会いすることができません」
「いやいい」
「あのクソには会いたくないからな」
「それで俺は魂を洗濯されて何かになるのか?」
「いいえ」
「転移前の世界に戻ってもらいます」
「あちらとの時間の変動はございませんのでご安心ください」
「それと何もなしでお返しするのは酷なので」
「こちらの人生で最も優れていた時の二分の一の身体能力をお渡しします」
「まあなんでもいいから早くしてくれ」
「ここにいると胸糞悪い」
「かしこまりました」
「では長い間誠にありがとうございました」




