それがいいよ
『艱難汝を玉にす』 オッケー
『継続は力なり』 オッケー
『石の上にも3年』 オッケー
みたいに、あちこちから届いた座右の銘に、
オッケーのサインをする。
それが僕のお仕事。
オッケーをOKでは無くてカタカナで書くのは僕のただの美学。
午前中の今は、既製品の部門。
『雲外蒼天』 オッケー
『温厚篤実』 オッケー
『Whatever will be, will be』 オッケー
『Que será, será』 オッケー
『C'est la vie』 オッケー
オッケーとサインしてはいるけれど、難しい漢字や英語はなんて読むのか、どういう意味なのか、僕には全くわからない。
でも大丈夫。
このオッケーサインは、許可みたいな意味では無くてね、背中を押す。的な意味合いなの。
それでいいじゃん。と、優しく背中を押す。
あちこちから届いた座右の銘の発信先は、
あちこちの人たちで、
それぞれの人生で経験したこと、見てきたもの、聞いた事をもとに、これが自分の座右の銘です、自分の大切です。
を見て見てしてくるわけだから、
何一つ否定する事なんかない。
人それぞれなんだもの。
オッケーする。
それでその人がひとつ前を向く。
そんだけ。
ちなみに最近のトレンドは、
『絶望の隣は、希望や』
みたい。よくわかんないけれど。
お昼になったので、僕はカスタードクリームクロワッサンを食べて、あとはずっとお昼寝してた。眠るのが好きなの。
午後はオリジナルの部門。
『水と油と札束と』 オッケー
『自分の名前が思い出せない』 オッケー
『たわし』 オッケー
さすがオリジナル部門。
やばいくらいに意味がわからない。
でも、なんかね、すっごく楽しい。
お仕事の帰りには、
カスタードクリームクロワッサン食べよっと。
『凛として時雨れ』 オッケー
『雨のち』 オッケー
『雨傘を泥棒』 オッケー
あ。偶然、雨がつづいた。すごい奇跡だね。
『そろそろ』 オッケー
『お仕事』 オッケー
『終わりだね』 オッケー
そうして、真面目にオッケーのお仕事をしていたら17時になったので、今日のお仕事はおしまい。かえろっと。がんばりました。
楽しかったでした。
君がその言葉で前を向こうとしたことを。
オッケーなんだよ。
帰りに寄った甘いもの屋さん、
カスタードクリームクロワッサンは売り切れていたので、こしあんホイップクリームクロワッサンを買った。
それでいいよ。
それがいいよ。
るん。




