銀色のペン
真面目なお話を。
大人数の僕が集まるのでお馴染みの
ウェンブリースタジアムは今日も禁煙で、
すでにたくさんの僕が集まっていた。
今日はね、⚪︎について真面目な集まりなんだよ。
みんなで⚪︎をアレしてみよう。
はあーい。
みんなお返事が上手。
みんなさっそく、⚪︎をアレし始めた。
水色とメガネが、⚪︎が良い感じに地面を転がるので、サッカーを始めた。かわいい。
ガソリンと涙とうたた寝が、お空にのぼってお星様になった⚪︎を想って、いつまでも見守っててね。て泣いている。かわいい。
下心と恋心と⚪︎はお布団で、なんか、
ちゅ。ちゅ。を始めた。かわいい。
希望と冷たい雨と、あの夜の嘘が、
⚪︎をバラバラにして燃えないゴミにだして、
警察に追われている。かわいい。
冷蔵庫の中の⚪︎が食べ頃になるのをキラキラ見つめている夜明けと社会人。かわいい。
堕落と切なさが⚪︎と映画を見ながらピザ屋さんが来るのをまっている。メロンソーダがきれい。
かわいい。
僕はそのみんなのアレを、見ながら、
大好きなあの人の真似をして買った
銀色のペンで、
アレを今、この物語にしている。楽しいなあ。
拾ってきた⚪︎を水槽に入れて、
ちゃんと面倒見るから!
って言ってるのは不眠症とあまえんぼと油断。
スタジアムのはしっこに、
汚水とクズとインチキとはだしがぺたんこ座りしていて、どうしたの?って声をかけたら、
どうやら⚪︎と喧嘩しちゃったみたい。
なんか、かわいいなあ。
僕は、みんなの髪をそっと撫でてあげた。
それから、こんな時のために買っておいた
金平糖を。星空のおみやげ。は、僕らのお守りだもの。え?いいの?わあい。ってみんなすぐに仲直り。かわいいなあ。
このあたり、今の僕は光に包まれた気持ちなので、こうなります。
僕のポッケの中の⚪︎が嬉しそうにぷるぷるした。
そろそろお腹すいたー。ってなったので、
みんなでご飯行こうぜってなり、
近くの居酒屋にいったら、たまたま入れて、
ラッキー。ミラクルだね。
みんなでニコニコして、
うずらベーコンとか
あたためたチョコレートソースとか食べて。
それから、近くの海に花火に行きました。
花火は、またガソリンに引火しちゃうと怖いので、火をつけずに、
花火のしない花火をみんなで見つめて。
とても綺麗でした。
大切な思い出。




