13/39
あまりに朝が眩しいから
明けない夜は無い。
みたいに朝っぱらから、寝不足で希望に満ち溢れた僕は、浮かれていて最高だった。
似たような、素敵な言葉を、
人に愛されそうな言葉を、もう一個くらい言っときたいな。
やまない雨はない。
もういいかな?
もういいね。浮かれていて最高だよ。
自分の言葉と、偶然を装って流れる音楽は、
全部が僕のために作られていて、最高だよ。
いつもの、重い思い涙とは違う種類の涙をしながら、現実をかろやかに生きる。
コンビニ大好き。
フエラムネを買うためにレジにレジすると、
レジの店員さんが、ぐすぐすの涙な僕の顔を見て、え? て顔をした。
えへへ。
朝が眩しいな。
———ゆうて、朝から変な客が来やがった。
土曜日だってのに、泣き顔で、フエラムネ。
俺は、金のためにレジのアルバイトしているので、そんなもんに巻き込まれたくない。
そんな暇じゃあないし、誰かの幸せごっこや、
心の傷や、かわいそごっこ。絶望ごっこ。
に構ってられねえ。
夜よあけんなよ。
なぜそんな暇が無いのか?
それはね、早く帰宅したいから。
なぜ、帰宅したいのか?
お風呂場に、昨日、殺した女がいるからだよ。
はやく帰って、適切な処理をしないと臭う。
臭うとバレる。
バレると嫌だ。
フエラムネ、エロいな。




