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俺にナンパしてきた女性は一つ年上の学校のマドンナだった  作者: P.P.
光に満ちた夏の性春

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30/71

俺と朝の日課

ピピっ



ピピっ



ピピっ




 「ふぁーあ、もう朝か。準備しないと」



 今日も朝の宿敵であるアラームに起こされ、俺は暖かな温もりを感じる布団から外に旅出た。パジャマを脱ぎジャージに着替えたあと、朝食を済ませる。今日の朝食はフランスパンとクリームスープ。うん、いい朝食だ。母には感謝しなくちゃな。


「じゃあ、少し走ってくるよ」

「はーい、学校には遅刻しないようにね」

「わかってるよ」

「はいはい。行ってらしゃい颯」

「行ってきます……」


 母さんはよく俺にお節介を焼く。それが母なりの気遣いっていうのはわかっているんだが、少しうざい。母さんには一応感謝している。だがくどすぎるお節介はやめてほしいと思う。




「はぁ、はぁ、はぁ」



「はぁ、はぁ、はぁ」




 ふぅーっ、少し走りすぎたかもしれない。休憩しよう。

 俺は中学の頃から朝からランニングをしていた。なのでそれなりの体力はある。ランニングの他にも筋トレなどもしているので体格もいいほうだと思う。

 元々中3までは陸上部に所属していた。現役の時は、大会などにも優勝するぐらいの実力はあったので、陸上部を辞めた今でも朝の日課にランニングを入れている。



「はぁ、はぁ、はぁ」


「はぁ、はぁーーー」


「あ!颯、偶然だね。こんなとこで会うなんて」


「え!藍里!どうしてこんなとこに?」



 このどこから見ても美少女な女は『黒瀬 藍里』

俺のクラスメイトであり体育祭実行委員、そして

二人三脚のパートナーだ。



「え?なんでって私も1500m走るから、そのためのトレーニングだよ!」



「はぁ!!藍里も1500m走るの!?」



 やっぱ、藍里のやつなんか裏でやってるだろ!

自画自賛をするつもりはないが、この感じ絶対になんか裏でやってる!



「なぁ、藍里ずっと聞きたかったんだけどーーー」



「じゃあ、私もう少し走らないと行けないから」



「え、ちょっとまっーー」



「じゃあ、また学校で!」



 そう言って藍里は50m走を走る勢いで逃げていった。いやあいつ絶対裏でなんかやってんな。



「はぁ、俺も家戻るか」




中略




「ただいま〜」


「あんた!!こんな時間まで戻ってこんともう学校遅刻するよ!!」


「え?」



 リビングの時計を見てみると7時ちょうど。学校は7時40分から始まるからとてもやばい。



「やばい!!遅刻する!!」


「そうよ!本当何してんだか」


「すまん母さん、もう行ってくる!」



 いつもだったら朝走ったあと風呂に入っているが今日はそんな余裕はない。体の臭いが気になるが今はそんなことはどうでもいい。とにかくいそげ!!



「じゃ、母さん行ってきます!!」



「はぁーい、いってらっしゃい。気をつけてね」



 母さんに見送られながら俺は猛ダッシュで学校に向かった。


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