表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺にナンパしてきた女性は一つ年上の学校のマドンナだった  作者: P.P.
光に満ちた夏の性春

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

28/69

俺と推薦

 


 「へぇ?」



「どうした、橘。そんな顔して?」



「え、いや……三種目出るのになんか競技、きつくないですか?」



「仕方ないこれは決定事項だ。まさか今から変えるとは言わないよな?」



 兄件担任の圧が凄い。あー。これ断ったら後で何されるかわからんな。



「はい………」



「では、次の競技を決めていく」



 その後、着々と競技決めは進んでいく。いや……これ俺キツくね?

でも何で急に、藍里は俺を推薦したんだろうか。後で聞いてみよう。

だがしかし藍里が俺を推薦した理由は、ほんの数分後一瞬で分かった。



「では、次に二人三脚ーーー」



「はい!、私が二人三脚に出ます!」



「おぉ、すごくやる気があるな。みんなも二人三脚に出るのは黒瀬でいいかな?」



 みんなはこくこくと頷き、誰も反対の声を出さない。そりゃそうか、藍里はクラスの中で一番の美少女。全校の中ではナンバー2とまで言われているぐらい美少女だ。

 そんな人に口を出す勇気を持ってる奴なんてそうそういない。



「やった!颯と一緒に走れる!」



「は?、一緒に?」



「どうした橘、二人三脚は男女混合だぞ」



 は!?、男女混合!そんなのに出たら彗さんになんて言われるか…………絶対に怒られる!

 今からでもやめると言おう。言わないと彗さんに殺される!



「あの二人三脚ーーー」



「よし、次は実行委員決めだ。誰かやりたい奴いるか?」



「…………」



  次進んでしまった。あぁ終わった…………そんなことを考えていると一人の男が挙手をする。



「はい!!僕、実行委員やりたいです!!」



 あれは確かさっきクラス対抗リレーに参加していた…………『松島 蓮』。

 クラスの中でも確か友達が多く、みんなから人気な人だな。俺もああいう雰囲気の人は好きだ。



「あと、橘くんを実行委員として推薦します!!」



「はへぇ?」



 は?、なんで俺?マジでなんで?



「それはなんでだ、松島?」



「僕が橘くんとやりたいからです!!」



「らしいけど、橘どうする?」



 松島君、そんな期待のこもった目で俺を見るのはやめてくれ………断りづらくなる。

 いや、でもよく考えろ。ここで俺は松島君と友達になれるのでは?


 そうか!これは千載一遇のチャンス!ここは松島君の話にのろう。



「俺でよければ実行委員になります」



「ありがとな、橘。じゃあ後は女子だけだが、誰かやりたいやついるーーー」



「「私も実行委員に立候補 するわ する! 」」



「おぉ、ありがとな、黒瀬と”後藤”」



「ーーっ!」



 梨花!?、なんであいつが実行委員に立候補する?なにが狙いだ?とにかくやばい。


 あいつがなにをしてくるのかが、わからない。だが、あいつはどんなことをしてでも俺を貶めてくる。松島君には悪いが実行委員は辞退ーーー



「てことで、競技決めは以上。これから体育祭練習とか準備が忙しくなってくから、皆で乗り切っていこう。では、解散」




「颯!一緒に頑張ろうね」



「あ、あぁ藍里。こちらこそよろしくな」



「うん♪」




「橘くん、よろしくね」



「あぁ、梨花。これからよろしくな」



「えぇ」



 タイミング!マジでタイミングが悪い。なんか仕組まれてないか?

 藍里か梨花ならやりかねない。はぁ、今はとりあえず、彗さんにどう説明するかが大切だな。



「よろしくな!!橘くん!!早速だが呼び方は颯でいいかな?」



「あ、あぁ、よろしく松島くん。颯でいいよ、俺も松島くんのことはなんて呼べばいいかな?」



「俺も蓮でいいよ!!」



「じゃあ蓮、ありがと」



「あぁ!!」



下校時



「……て、ことがありまして...」



「ふ~ん。私という人がいながら、他の女の子と一緒に二人三脚を走るんですか~」



「それはさっき話した通り、仕方がなかっーーー」



「ぷっ、あはは!」



 俺が言葉を遮るように彗さんは笑い出した。一体何なんだ?



「颯くんはやっぱりかわいいな」



「き、急にどうしたんですか?」



「颯くんは私を裏切らない。そんなこと、わかってるよ」



「彗さん……」



 やっぱり、彗さんは優しい。天使だ。彗さん、結婚しよう。と、そんなバカなことを、考えていると彗さんが口を開いた。



「許してあげる代わりに……んっ、」



 彗さんはそう言うと、俺の方に手を差し出してきた。こ、これはまさか………!



「手、繫がない?」



 上目遣いでお願いしてくる彗さんは多分、いや、絶対この世で一番可愛いな。

尊い。てぇてぇ、です。



「は、はい。手、繫ぎましょう」



 恋人繫ぎ……、彗さんいきなりハードル高いな。てか、彗さんの手って、こんなにもやらかいんだな。すごく、ぬくもりがあって、ずっと繋ぎたいと思わせるような心地よさだ。



 あぁやっぱ、俺の彼女は尊過ぎる!!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ