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必勝ダンジョン運営方法 相手に合わせる理由がない  作者: 雪だるま
新大陸編 魔剣と聖剣

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第211掘:大変な時間

遅くなってすいません!!

ついでに文字数も今回は少な目で申し訳ない!!

ゲームをしているからとかは関係ないよたぶん。

大変な時間




side:セラリア



私は生まれて初めての経験をしている。

幾度となく魔物退治や戦場を駆け抜けたが、それ以上に恐怖を感じている。


「うっーー!! ううっーーーーー!!」


今の声は自分から出ているものだ。

まさか、産む際の痛みでこんな声をだすとは思わなかった。

戦いで腕や足を切ったり、骨を折ったりもしたが、これは全く別の痛みと恐怖だ。


「ほれ、息むんじゃ!! ヒッ、ヒッ、フーッじゃ!! お前の旦那さんの知識は確かじゃ!! 頑張れ!!」

「ちぃ姉さま頑張ってください!! ルルア様も!!」


今、分娩室にはおばあさまを主導に補佐のエルジュ、ミリー、カヤといった出産の手伝い経験がある人たちが集まっている。

本当に、夫の人材確保は素晴らしいわね……。

私は額に脂汗を浮かべながら、なんとか周りの皆の様子をみる。

分娩室のガラスを挟んで向こう側から、妊娠メンバーがこちらの様子を見ているはずなのだが、確認する余裕はない。


自分が本当に夫の子を産めるのかという恐怖。

未だかつて経験したことのない痛み。


横のルルアも同じ気持ちなのだろうか。


「うー!! 旦那さまぁぁぁあぁぁ!!」


ルルアの叫びに等しい声が聞こえる。


「ルルア様、落ち着いてください。ユキさんはちゃんとこの病院に来られています。先ほどもここまで連れて来てくれたでしょう」

「はっい……。でも、うっー!!」


ルルアは多少返事は出来るぐらい余裕はあるみたい。

ルナ、リリーシュ様、これ本当に安産なのかしら!?


「セラリアちゃん、意識をしっかりもって!! ヒッ、ヒッ、フーッじゃ!!」

「あ……わかってるわっ!!」


おばあさまから声をかけられて、自分の意識が飛びそうになってるいるのに気が付く。

まったく、出産ってこんなに大変なんて。

でも、夫の子は絶対産んでみせる!!


「ふっ、ふっ、っーーーー!!」


でも、しばらくは2人目はいいわ。

もっと夫といちゃいちゃしてからね。


おばあさまってば本当に凄いわね。

……3人も産んだなんて。


「その調子だよ。セラリアちゃん、子供の頭が見えて来たよ!!」


おばあさまに負けてられない。

……やって、やろうじゃない!!

私だって、愛しい夫の子供ぐらい産んで見せるわよ!!



side:ジェシカ


私は皆と一緒に、分娩室の様子をみています。

しかし、これは想像以上です。


「セラリア様があんなに苦痛に顔を歪めるとは……」

「うーん。やっぱり出産って大変なんだね」


よこでは、リーアがセラリア様をみてなんとも言えない表情で感想を言っています。

私も多分リーアと同じ様な顔をしているのでしょう。

なぜなら、あの戦姫といわれたセラリア様があそこまで痛みに顔を歪めているのは初めてみます。

それほど、出産とは困難なのでしょう。


「……うーん。ぼ、僕は当分子供はいいかな?」

「リエル……」

「しかたないじゃない!! だってセラリアとルルアの顔みてよ!! 余程だよ!?」


2人の出産を見てリエルはちょっと引き気味だ。

トーリはそんなリエルを非難しているが、無理もないと私は思う。


「キルエはあまり動じていませんね」

「無論でございます。ラッツさんもそれは同じでは?」

「そりゃ、お兄さんの子供ですからね。愛の結晶ですよ? あれぐらいへっちゃらです」

「その通りでございます」

「……ふ、2人ともたくましいですね」


妊娠しているはずのラッツとキルエは、出産のシーンから目を外さずに淡々と話しています。

シェーラ様の言う通り2人の反応は並大抵ではできないと思います。

そして、残りの妊娠組はといいますと……。


「ほらー、大丈夫ですよ。ね?」

「怖いのじゃ……。出産があそこまで辛いものだとはしらなんだ。母上はああやって妾を産んでくれたのか……」

「デリーユももうすぐ産みますよ?」

「ひぃぃぃ!! ユキとの子じゃが、でも……」

「はぁ、なんで魔王がこんなに怯えてるんですか」

「仕方ないのじゃ!! 妾だって怖いものぐらいあるわ!!」


……なんでしょうか。

ウィードに来てから本当に私の中の常識が崩れ去っています。

魔王があんなに弱弱しくなっている姿を見ることがあろうとは……。

いや、勇者も私の隣にいるのですが。


因みに、アスリン、フィーリアは寝てしまったらしく、ユキと一緒に横になっています。

……くっ、うらやましくなんてありませんよ。


「ねえ。ジェシカ」

「っは。 どうかしましたか、リーア!? 産まれましたか!?」

「いや、まだだけど。結構出産って時間かかるんだね。もうかれこれ一時間は経ってるよ」


リーアは時計を指さします。

確かにセラリア様、ルルア様が分娩室に入ってから既に一時間が経過しています。


「そのようですね。しかし、待つほうもこれほど焦れるとは思いませんでした」


一分一秒がこんなに長く感じるとは露とも思いませんでした。


「だねー。でも、ちゃんと見届けよう」

「ええ」


私とリーアは、セラリア様とルルア様の出産を見届ける為に視線を向けます。

ユキは眠らせて正解ですね。

本人が起きていれば今頃騒ぎまわっているのが目に見えるようです。



side:ユキ


「うーん。セラリアぁ……。ルルアぁ……」

「お兄ちゃん暖かい」

「兄様ー」

「ふふ、これなら起きたとしても、2人がいるから騒ぐようなことはないわね」




さてさて、初産は大変なものらしいです。

俺は男だからよくわかんね。

流石にこういう話はちょっと悩みますね。


それはそうと、前回言ったゲームの進行度は

・ブラッドボーン ボス3体つぶした 全員2回目チャレンジで倒した。

・魔界戦記ディスガイア5 ステータスUPが容易いのでもうぶっ飛んでる。

・閃乱カグラ エターナルなんとか 未開封

がんばるぜ!!

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