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進路相談…

何時もお読み頂き、又ブックマークを付けて下さり本当に有難うございます。

さて…

進路相談って私は職業高校だったので、就職する生徒が多かったので、

志望校

なんて単語…

なにそれ?美味しいの?

って感じでした。

でも何故か私は大学に進み、更に資格取得の為専門学校にも行きました。

果たして異世界からの留学生の進路相談ってどんな感じなのでしょうね?

温泉の話が出た次の日…

千須和1曹と五味3尉が真剣な表情で私の執務用デスクに近寄って来た。


どうしました?


実は昨日のアステリアちゃんの事で…


はい?

大きな問題ですか?


まぁ…

一寸…


保護対象者の事ですから、勤務中でも問題はないでしょう。

会議室に行きますか?


保坂3尉、お願いします。

私は近くにいた保坂3尉に声を掛ける。


はい。


千須和1曹と五味3尉と第3会議室に入ります。

外部コンタクトは無しで…


了解です。


第3会議室は15畳程の広さでこの施設で一番コンパクトな部屋である。会議室とは言っているが実際には面談室の様な使い方が多い為

湯沸かしポットやインスタントコーヒーや紅茶のボトルやティーバックと使い捨てのプラスチックカップが置いてある。


さて…

伺いましょうか?


会議室のテーブルを挟みゲーミングチェアに座ると五味3尉の淹れてくれたインスタントコーヒーを手に2人に内容を促す。


彼女の進路についてです。


ほう?

彼女たちは来年3月に辺境伯領に帰ると言う予定なのはご存知ですよね?


勿論、承知しております。


そうですよね。

余程の事がない限り滞在の延長は認められません。

それは県教委、文科省、外務省、そうして保護担当の防衛省との協議にて決められたモノです。

はい。分かっております。


では…

進路の悩みとは?


私も五味3尉も何となく想像が出来ていたのですが…

アステリアちゃん、高校卒業してもこちらに残りたいそうです。


やはりネ…

異なる文明を知ってしまったらやはり居心地が良い方に身も心も置きたいよな。

しかしそれには…


これもご存知かと思いますが、残留を希望しそれが認められる為には簡単に言うと、こちら側又、フレスベルク公国で彼女達に関わっている人達…

誰が聞いても納得出来る理由が無いと恐らく残留の許認可はでないと思います。


はい。それは彼女も解ってはいるのですが…


だとすると…

彼女は残って何をしたいって言っているのですか?


それがですね…

千須和1曹と五味3尉が顔を見合わせる。


ん?


実は…

進学したいのだそうです。


はい?

何か勉強したい事が出来たのでしょうか?


勉強したい

と言うか…

なんと言うか…


大丈夫ですよ。

少々の事では驚きはしませんから(笑)⋯


えっと…

私達の…

局長を含めて…

私達の後輩になりたいンだそうです。


と五味3尉が少し大き目の声で言った。


え?

それってつまり…


私は開いた口を必死に動かしてそう言った。


そうです。

防衛大学校

へ進みたいそうなんです。


はぁいぃ〜!!


ってごめんなさい。一寸頭の整理が出来なくて…

でも、こう言う言い方は変かも?ですが…

確か防大って偏差値が高いですよネ?


五味3尉が答える。

はい、私が73で駄目でした。


思わず千須和1曹が

ひぇっ!

と驚く。


つい、苦笑いをし乍ら…

でしょ?彼女は?…


現段階での模試の結果で75です。

と五味3尉。


え?

今度は私が声をあげそうになった。


今のところ、合格圏内だそうです。


そうかぁ~

まぁ…

我々の仕事を見てそう思ったのなら嬉しいのですが…


どうもそれだけではなさそうですよ。

と千須和1曹がニヤリと笑った。


ん?

千須和1曹?

どう言う事ですか?


それはですネェ〜

もがっ!


と言うより早く五味3尉が千須和1曹の口を押さえた。


はぁ~

まぁ何やら煩悩もあるようですが…

解りました。全くどうなるかは予測が付きませんが、一応市ヶ谷経由で内閣府と外務省、文科省の異世界担当に話をしてみます。

そうですか…

防大ですか…


はい!

防大から幹部自衛官、そうして将来的にはフレスベルク公国の防衛を司る仕事がしたいと思ったって言っていました。

未来をちゃんと見てますネ…


そうですねぇ〜

メイド長として辺境伯領にいたら絶対に考えなかった…いや知らなかったでしょうからね。そんな未来を…

なんとか力になってあげられると良いのですが…


ですネ…

と千須和1曹、五味3尉が声を合わせた。


では、私もアステリアさんと面談をして正式な意思確認をしてみます。

それから望月幕僚長に報告して…


すると…

ドアが開き、

誰の報告ですって?

とタイミング良く

望月司令が入って来た。


望月、お前ノック位しろよ。


いや、なんか楽しい企画がスタートするかも?

って大柴ちゃんに聞きまして…


大柴?ちゃん?


はい

彼女には本省時代からの付き合いですから…


大柴事務官のニヤリ顔が目に浮かんだ。


で?

今の話題はなんですか?


説明をしたら、もう号泣モノで…


防衛大臣と統合幕僚監部推薦で各省庁に報告します。


と意気込んでいたので、一応私が面談をしてからネ…

と優しくお願いしておいたが…

果たして(苦笑)…


防衛大学校って非常に偏差値が高いって聞いた事がありました。

で、今回調べたら…

凄いですネぇ~!びっくりしました。

この学力で、入学後基礎訓練もするってどんだけ凄い人達なんだ!幹部自衛官って!!

と言うのが率直な感想です。

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