脳筋だなんて誰が言ったの?誰も言っておりませんが…
何時もお読み頂き、又ブックマークを付けて下さり本当に有難うございます。
お陰様でこのお話も57話となりました。
これもひとえにみなさまがお読み頂いたからと厚く御礼申し上げます。
仕事をし乍ら拙い物語を書いております故に、
時折、ん?
あれ?
と言う事が発生しているかと思います。(盛大にやらかした事もございました。汗)
もし見つけて頂きましたら、どうぞご指摘下さいませ。
今後とも何卒ご愛顧賜りますよう宜敷くお願い申し上げます。
あ!
千須和1曹は格闘徽章持ちでした。
と保坂3尉。
遅いよ!
と其処にいた全隊員が突っ込んだと思う。
宮澤1佐が慌てて駆け寄り、
大丈夫ですか?
とヴァンテッド宰相に声を掛けた。
あゝすまない。
と言った後、少しだけ千須和1曹を見たが頭を下げて
それから手洗いは何処かな?
と尋ね保坂3尉にエスコートされて部屋を出て行った。
私が、ストラウス辺境伯の目線を送ると…
頷き、話し始めた。
ヴァンテッド宰相は可愛い奥方と幸せな生活を送っていた。
だが…
あの日…
王都より逃げ現れた魔物に襲われ従者もろとも、生命を落としたのだ。
魔物は、何者かによって討伐されたが、当然ヴァンテッド宰相の心は晴れる事もなく…
そうこうするうちに我が娘
アイナが2人の従者と共に行方知れずとなり、その探索でヴァンテッド宰相は気を紛らわせていたのだ。
それにしても…
とストラウス辺境伯は続ける。
こんなにもメリアンナにそっくりな御婦人がいるだなんて…
辺りを見回すと涙ぐんだ配下の騎士たちが頷いた。
まぁ…
とは言え、こちらの御婦人はメリアンナとは違う人間である。
我々には何も出来ん。
と、私を見る…
そうですねぇ…
こればっかりはご本人の問題ですから…
と言うと
ウチのスタッフ達が頷く。
そのタイミングで、ヴァンテッド宰相と保坂3尉が戻って来た。
ヴァンテッド宰相が泣いていたのは事情を知った今となっては仕方が無いと思うのだがネ…
何故か保坂3尉も目が真っ赤だったが…
何かあったのだろうか?
幾ら鈍いと言われていても流石にネ…
想像出来るのはあの事しかないのだが…
まぁ…
それについては今は聞くまい。
では、今回の来訪の目的を宜しいかな?
ストラウス辺境伯のこの一言で一同、椅子に座り直した。
結果…
何故か、日本が
フレスベルク公国と
ストラウス辺境伯領の
和平合意の仲介をすると言う話になってしまったのだ。
ストラウス辺境伯は見た目の体育会系とは違い非常に情報通で策士であった。
彼はオンラインで日本国首脳との対話を望み当初は副総理と話をしていたが、気が付けば総理本人を画面に引っ張り出し、辺境伯領への支援要請を行なった。
当然、フレスベルク公国全体との交渉であれば、前向きに検討するが…
と迄発言させたのだがそこから、当領は王都とは不仲でそうなると必要な支援を受けられる保証が無い。
ついては、公国全域が平等に貴国の支援を受けられる様に和平交渉の仲介をして頂けないか?と…
あの女性首相が
ハッとした顔をした時にはそれに頷いた後だった。
その後の総理の苦笑いは忘れられないとその場に通訳やその他オンラインコーディネーター役の隊員等全てのスタッフが同様の意見だったのは会議終了後の話の中で知ったのであった。
後は…
3人娘、つまりは
メイド長のアステリア嬢
乳母のシオリ嬢
そうして主役の
ストラウス辺境伯の愛娘…
アイナお嬢様
の処遇であるが…
何故か
フレスベルク公国第二王女
ユミカ-フォン-フレスベルグ様
がこちらに
留学
されている事もご存知で…
ウチの娘も是非!
と言われ、その場にいた
日本国総理大臣
と
総理補佐官
のプッシュを受け何故か私の越権で地元の学校に転入させる事になってしまった。(私の頷いた瞬間、総理のニヤリとしたのは一生の恨みである。)
細かいところは外務省と内閣府とフレスベルク公国との折衝となるそうだが、いやぁ〜
参った。
完敗だったと思っても良いと思う。
そう言えば、保坂3尉ってなんで泣いていたんでしょうね?
諏訪さんは結局、フレスベルク公国に出張しなくて済むのでしょうか?
色々と伏線を作ってはおりますが、全て回収出来るンでしょうか?
正直…
心配です。(汗)




