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結婚するって本当ですか?…

あらあら…

やっぱり2人って仲良しだったんだね。

とは言え、結婚したい!

って言うのは思い切ったなぁ~

果たしてどんな理由なのかなぁ?

え〜っと…

先ずはちょっと落ち着こうか。

ネ?


諏訪さんとしては勿論反対と言う事は無いよ。無いンだけれども…


圭吾が大人びた表情でこう言う。


うん、こう言う対応は解っていました。

で、次は法律が…

って話になるんですよネ…



えっと…

キミ達は何故結婚したいンだい?


みゆきちゃんが、思い詰めた表情で話そうとした。


あ!ウチに入らないかい?

ジュースとスナック菓子位しかないけどサ…


リビングルームに子ども達を入れて先日のりんごジュースが残っていたのでそれと、クッキーをだした。

どうぞ(笑)


わぁ~い!頂きまぁす!!

当事者の2人以外は無邪気に食べ始める。

わたしは畑仕事の後に飲もうかと淹れていたエチオピア豆の珈琲を口に運ぶ。

ちょっと落ち着いたかな?

2人の様子をみた。


さて…

みゆきちゃん?

どう言う事?


おばあちゃんの為です。


ん?

おばあちゃん?


はいっ

と今度は圭吾が話しだした。


みゆきのばあちゃん、ここ何年か調子が良くなくて…

で…

俺らが小さい時からとっても可愛がってくれてて…

いっつも、

圭吾がみゆきと結婚すればいいのにね。

って言ってて、俺もみゆきも冗談だって解っていたんだけれど…

この間、ばあちゃんが麓の県立病院に行ったんだけど、それから元気が無くて…


みゆきちゃんが引き継ぐ。

で、あたし聞いちゃったんです。

病院で先生とお母さんとおばあちゃんの話しているの…


なんだって?


わたしのはもうダメズラ。

へえ、長くないじゃんネ…。

って…

で、


せめてほうならみゆきの花嫁姿見たかったじゃんネ…


って言っていたんです。

目に涙いっぱい溜めてでも必死に泣かないように我慢して…

圭吾はずっとみゆきちゃんの手を握っていて…

ん~

良いなぁ~

青春前期って感じだなぁ~

実は私、みゆきちゃんのおばあちゃんの話、知っているんです。

と言うのも…

おばあちゃんの主治医、異世界担当局の一等陸佐、つまり私の同僚なん

です。


先日の魔物討伐の際に招集した防衛医官の一人でして…

討伐の時に私が可愛がっている子どもの祖母だと知って教えてくれたンです。


軽度の動脈硬化


だって。

でもなぁ~

これだけ思い詰めていると、本当の事言い辛いよなぁ~


取り敢えず、今日は話を聞くだけにして明日も非番だからおばあちゃんに了解取ってお話してあげるかな。


ばあちゃん、俺が獣人だって知っているのに、

4年の時、そんなもん関係ねぇズラ。おまんはみゆきが好きなんだろう?

だったらそれを通せばいいだよ。

頑張れし!

みゆきに相応しい漢になれし!

ばあちゃん応援しているからな!

って言ってくれて⋯

圭吾くん…

半泣きです。


本当にここの人達って優しいなぁ~

だし

絆が深いよなぁ…


よし!

解った。

明日、もう一回お話しよう!

おばあちゃんとキミ達2人が悲しい気持ちにならない様に諏訪さん、頑張ってみるよ。

いいかな?


解りました。今日は帰ります。

諏訪伯爵、本当にお願いしますネ。急がないと…

ばあちゃんにみゆきのウェディングドレス姿見せてやりたいから…


大丈夫だ。約束するよ。


そう言うと、子ども達は帰って行った。


どうやら明日の非番、土弄りはキャンセルだな…

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