表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/77

いよいよ、始まりますネ…

先ずは、発生源の確認。

次に陽動して出て来たところを銃火器にて一斉攻撃。

その後は公国魔道師団にて発生源を浄化。

終了。

って簡単に言うと

そんな感じかな?


私は作戦本部長の

望月陸将補

に先程決まった内容を伝える。


ん〜

解りました。

では詳細はメール…

っとメール、届きますかね?


改めて言われるとどうかな?

局と先行隊はメールでやり取りしていたと思うぞ。

一寸待ってくれ?…

えっと…

王宮内迄はトンネル経由の有線で接続してある様だ。なので、送れたそうだな。

電子決済でいいんだろ?

あと、決済印だけになっているそうだから送るよ。


お願いします。

相手は魔物ですが、他国での実弾攻撃ですからネ…

トップも外野も非常に強い興味を持って見守っていますからネェ…

先輩!お願いしますよ。


ハイハイ…

解っていますよ。

まぁ…

泥の舟に乗ったつもりで安心して待っていてくれ。

いやぁ、泥の舟はちょっと…

ん?なんだ?

泥の舟は嫌か?

じゃあ

宇宙へ行って空気清浄機取ってくる戦艦に乗ったつもりではどうだ?

私は昭和の名作テレビアニメの名前を出して聞いてみた。


うふふふふ…

空気清浄機って…

それならば泥の舟よりは心強いですネ。

緊張してないですね。

私、もっとドキドキしているのかと思って…


教育隊の出発前夜ではないンだから(笑)。

さて…

んじゃな…

大丈夫。ウチの息子や娘…

誰一人欠かさずそっちへ連れて帰るよ。

だから、約束のヤツ頼んだぞ!


分かっていますよ。3トン半に目一杯乗っけて王宮に届けますから(笑)

と笑い合った後…

望月陸将補はひと言こう言った。


ご武運を…


司令…

有難うございます。


ノートPCのモニターの中の望月に敬礼をしてシャットダウンをした。


翌朝…

公国のこの時期は天候が崩れやすいと聞いていたが、今日もよい天気だ。

王宮裏庭で国王陛下のあとで、整列した対象地域に向かう部下達にひと言だけ伝えた。


生きて帰って来い。一仕事終えたあとの一杯は最高だぞ!みんなで飲もう!!

そう言うと騎士団と隊員達は拳を挙げ、声を張り上げた。


彼等が出発した後、私と千須和2曹はオペレーターが既に乗車している

CCV(シキツウ)に乗り込み作戦指揮を執る。


こちらアーチャーこれより開始。

こちらセイバーこれより開始。

こちらランサーこれより開始。

こちらルーターこれより開始。

こちらキャスターこれより開始。


各攻撃目標に向かったチームが到着し準備が整った様だ。

私は統括オペレーターに頷いた。

了解。オールグリーン。

繰り返すオールグリーン。


いよいよ、鬼退治が始まった。

予定では、先ずは

魔物を誘き寄せる。

のだが、既に交戦しているチームが3隊。

ドローンで確認すると、魔物はイノシシのようなヤツ、オオカミのようなヤツ、後はゴブリンやオークと交戦している。

隊員達はMINIMIや9mm機関拳銃等で対処。

騎士達も89式5.56mm小銃等で対処していた。このところの共同訓練で騎士団にも小銃を配備して操作を教えていたそうだ。

他のポイントもモニターに流れて来た様子を見聞きしている限りでは圧倒的強さで魔物達を殲滅させていく。

そうして

アーチャーのグループはその発生していると思われるポイント迄到達した様で宮廷魔道士と思われるローブを纏った小柄な男性が杖を回して何か祈りの様な行動をしている。


魔物を誘き寄せていた、ルーターのチームは魔物が多く出現した様で総攻撃と言った様子が見れる。

少し劣勢なのかな?と思ったら案の定、

隊担当オペレーター

ルーター隊より110mm個人携帯対戦車弾(LAMの使用許可を求めています。)


各隊共に使用を許可する。

但し、周囲への安全確認を厳となせ。


了解、LAMを使用します。但し周囲への安全確認を厳とする。


ふと思い…

隣席で観ていたレオポルド国王陛下に聞いてみた。


陛下?この魔物の発生源を例えば迫撃弾…

つまり人が撃つミサイルの小さいヤツを撃ち込んだら壊滅しませんか?

と画像を見せつつ確認した。


すると

まぁ、可能だとは思います。


私は直ぐにオペレーターに伝える。

各隊に伝達。

使用許可2報

各隊魔物発生源に対し

81迫の使用許可を出す。

これにより、発生源の完全殲滅を実施。

但し周囲安全確認を厳となせ。


成程です。81迫ですか…威力は間に合いますか?


おや?

望月司令?

と振り向くと…


!!


防衛大臣と⋮総理大臣まで?

どうかされましたか?

と言うと…


お疲れ様。状況の確認をねしておかないと…ネ

と総理大臣が仰有る。

と防衛大臣が

全く書く身になって欲しいです…

とボヤき乍らニヤリと笑う。


私は聞こえなかったフリをしてこう提案した。


総理?

最高指揮官として戦っている部下達を激励して下さいませんか?


え?邪魔じゃない?


大丈夫ですよ。これ位で彼らの集中力は切れませんよ。

と望月陸将補。

私は頷き乍らランサー隊のドローン映像をメインモニターに映しズームしていく。

するとそこにはWACが89式小銃を巧みに操り魔物を制圧していく姿が映し出されていた。

名寄駐屯地から志願して我々の仲間になった陸曹です。

次はルーター隊。

こちらでは魔物によって受傷した陸士の手当てをするメディックが映し出されていた。

このドクターは先日迄市立の医療センターで小児外科医をしていました。

今回県内の出向医療従事者に声を掛け任意で良いとの前提で条件で集まって貰いました。

すると県内の防衛医大OBOGの殆どが希望してくれました。

お陰で私が医師会や医療センターや総合病院等の院長にお目玉を喰らいました。

この県の医療を崩壊させる気か!!って…

彼らだけではありません。ここのオペレーター、王宮内で事務仕事をしてくれている事務官…

防衛省だけでなく内閣府や他省庁に県や市の職員が助けてくれています。


だから是非…

声を掛けて頂きたいんです。この作戦に関わっている全ての国民に…


解りました。

と大きく頷いた総理大臣の目は少し光っていた様に見えた。


お願いします。


統括オペレーターが近くにいた防衛大臣にインカムを渡す。


そのインカムを総理に渡そうとすると…

先ずは防衛大臣からでしょ?

といたずらっぽく笑う総理大臣。


はい…


インカムを付けると

一斉

のトグルスイッチがonとなる。


防衛大臣の韮崎です。皆さん、お疲れ様です。

先は見えてきました。決して無理せず最後まで、職務を全うする事を期待します。


インカムを総理に渡す。

総理大臣、並びに自衛隊最高指揮官の身延沙織です。


するとドローンに映し出されている隊員の肩が僅かにピクリとする。


フレスベルク騎士団の皆さん、

自衛官の皆さん、

本当にご苦労様です。

皆さんの活躍をドローンモニターにて確認をして今回のミッションの成功を確信しております。

王宮にてその報告を受ける事、楽しみに待っています。


最後にフレスベルク公国国王にインカムが渡った。

フレスベルク公国国王

レオポルド=フォン=フレスベルグである。

日本国陸上自衛隊、

我が気高き騎士団員よ!

勝利は間もなくである。

気を引き締めて最後の最後まで戦い抜いて欲しい。以上だ。


それからが早かった。

5分隊はあっという間に魔物を討伐して王宮に帰って来た。

さて、アレ

は冷えているかな?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ