あと、しなければならない事が…
お久し振りです。
澤田 素
です。
こんな拙い物語をお読み頂き本当に有難うございます。
又ブックマークを付けて下さっている皆様にも厚くお礼申し上げます。
いよいよ魔物討伐の具体的な準備が始まっておりますが…
この先少し国会やらマスコミやらが出て参ります。
この物語は勿論、
完全ノンフィクション
でございます。
全ての団体、政党、会社、職業等は私が創り出したお話の中でのものでございます。
仮に類似する内容や人物が登場致しましてもそれは全て架空のものでございますし、描かれている所作等も現実とは懸け離れたものである事をご理解の上お読み頂ければ幸いでございます。
その辺りの考証関連のツッコミも申し訳ございませんが、対応致しかねます。
どうぞ宜敷くお願い致します。
スタンピード討伐作戦の準備は着々と進んでいるのだが…
必ず行わなければならない事がまだ残っている。
国会での承認と、それに伴う記者発表である。
国会での承認は、防衛大臣はじめ関係閣僚が与野党に対して根回しをしてくれていた為に…
一部の野党が色々な事を言って反対する以外はなんとか同意の根回しが終わっている。
これで、国会での承認を得られれば、記者発表をして国民に理解を求めると同時に現地に立ち入らない様にしなければならない。
最近は、無謀なインフルエンサーが多数おり、彼等が
トンネル
に入り込む事が無い様に周囲を国が買い取り、陸上自衛隊の警備を付ける事にするのだ。
それには環境省所管の
特定民有地買い上げ事業
を使いトンネル周辺を整備する訳だ。
現場を見たいと言う気持ちは分からなくもないが、
そちらは
異世界
だと言う事を理解して欲しいのだが…
あちらは…
冒険と魔法のファンタジー世界
であると共に
魔物と剣のデスワールド
と言う場所。やらかした代償は死をもって償えの世界。
だから正直売名の為に気軽に入り込む場所では無いと言う事を理解して欲しいのだが…。
更に反対派として現地近くでピケを張ってアピールする方々への対応とこのエリアの皆さんの保護。
これは県警本部主体で実施して貰う事になっている。
因みに先週の組会で皆さんには同意を得ており子ども達も納得している。
つまり地元民を装っているが、全国から集まった反対派の皆さんへの対策には地元の方々と顔見知りの所轄警察署員に任せられる訳だ。
と言う事で、予算委員会での承認を得られて、記者会見が開催され私も担当局長として出席したのが、最近の特徴として、何を質問しているのか解らない記者が目立つ気がする。
例えば…
諏訪局長に伺います。
この決定により異世界は日本の属国となるとお考えですか?
なんで、魔物討伐をすると言うだけで日本がフレスベルク公国を属国にするのか?しかもそれを閣僚に問うのでは無く現場指揮担当に聞くのかな?
私は回答する立場にはありません。
が私の回答(苦笑)だった。
該当地区には異世界よりの住民が古来より居住しているとの事ですが、それを隠蔽していた責任はお感じになっているのでしょうか?
思わず
へ?
と…
ごめんなさい。
質問の意味がよく解らないのですが…
と聞き返すと…
防衛省をはじめ、日本政府が秘匿していたンでしょ?
その責任はどうお取りになるのか?
と言う事です。
何故か逆ギレし乍ら問い詰め様としている女性記者を正直私は…
大丈夫かしら?と心配してしまった。
にしても…
責任って…(苦笑)
その土地に文化の異なる人が住んでいた。だからその土地を治めている人間は責任を取れ!
って言う事でしょうか?
そうですよ!
だっておかしいでしょ!
国を守る職業の方には責任があるのではないでしょうか?
えぇっと…
余りにも突拍子のない質問だったので困惑していると司会をしていた補佐官が、
本件と離れたご質問ですので、次の方に参ります。
と区切ってくれた。
この他にも、
何故プレスの取材クルーを同行させないのか?
とか
立ち入り禁止は報道の自由を排除する考え方ではないか?
とか
魔物を殺戮すると言うのはやり過ぎではないか?
部屋の後方にいた幕僚広報室のスタッフが小さく、本当に小さく頭を押さえたフリをして苦笑いをしたのが見えた。
尤も、それが記者さん達の正義なら、私達の正義もあるのだ。
国民を不幸にしない。
これが私の…
自衛官としての
正義だ。
なんて…
な…
まぁ…
なんやかんやあったが皆さんにご理解頂けた次の日にはトンネル入り口に観音開きの扉が作られたその正面は分厚い自動開閉式のシャッターと周辺は鉄骨コンクリートの壁で守られていた。
さて…
いよいよだ。
さて…
如何だったでしょうか?
色々な事を寄せ集めてしまいました。
いよいよ次回は魔物討伐に出発します。
この辺も殆ど想像で書いておりますので考証しないで頂けると有り難いのですが…
又、お時間のある時にお読み頂ければ嬉しいです。
それでは又…




