表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/76

政府の思惑と大使館?…

翌朝、私は…

望月幕僚長

と大柴3佐

と宮澤3佐

のいつものメンバー

プラス

防衛大臣

総理官邸の1室で非常に美味しい玉露を頂いていた。


悪かったですネ。出張の翌日にご足労頂いて…

いえいえ…

お気になさらンで下さい。

諏訪陸将補も理解しておりますし…

ネ?

ネ?じゃないわ!

望月!お前、ホントそう言うところだぞ!

普通そう言うのは本人に言わせてナンボだからな。

それになんで…

特別休暇を1日繰り越して宮澤クンを引っ張り出すかなぁ?

仁美さんと赤ちゃんに何かあったらどうするンだ!

出産直後に一緒にいられなかった。って言うのは、一生言われるんだぞ!

と腹の中で毒づいていたら、ノックがされて

総理入られまぁ〜す!!

との声。

我々は起立して総理大臣を迎える。


おはようございます。

我が国初の女性首相は微笑を浮かべ乍ら部屋に入って来られた。


と、その後ろには外務大臣と一緒に異世界に行った外務官僚と内閣府官僚が続いていた。


ン?どうしたのかしら?

と言う顔は望月幕僚長。

あゝうんうん、やっぱりね。

は、防衛大臣。


一同総理大臣に朝の挨拶をして着座する。


新たにお茶が淹れ替えられて、


さて、伺いましょうか?


の総理の一言から会が始まった。


数時間後…

総理が退出し構想のみで具体的な話は敢えて無く会は終了した。


防衛大臣と外務大臣は仕事があるから…

と先に出て行き…

いつものメンバーが残った。

さて…

っと呟き帰り支度をする。

この後、防衛省(市ヶ谷)に向かいヘリに乗り換えて南アルプス指揮局に戻る手筈だ。


防衛省の公用車(アルファード)で市ヶ谷に向かう途中…

みんな、無言だった。

日本政府がそこ迄、異世界(フレスベルク公国)に興味を持っていると言うのが意外だったと言う気持ちと

反面、フレスベルク公国の環境資源に感心を示すのは国家としては当然か…

と言う想い…


総理の構想が余りにも大きかったからなのか、ちょいと混乱している。


では先輩…

あゝ…

市ヶ谷の玄関に到着し2人を降ろしヘリポートに向かう際に望月幕僚長と交わした会話はこれだけだった。



局のヘリポートに迎えに来てくれていたのは、保坂陸曹長。

我々の表情を読んだのか、満面の笑顔が瞬時に微笑に変わった。


お帰りなさい。


と公用車5型のリアドアを開けてくれた。

あゝただいま。悪かったな、留守を頼んで…

いえいえ、千須和2曹を含めウチには有能なスタッフがおりますので…

宮澤副官の控えめな

プっ!

と言う吹き出しで、少しだけ車内には穏やかな空気が流れた。


厳しかったですか?

う〜ん

なかなかびっくりな政府案だったなぁ〜。

なぁ~と言う感じで宮澤副官を見る。

すると

はい…

本当に厳しいお話でしたネ。

宮澤副官が相槌?を打つ。


そうですか…

お疲れになられたでしょう。

局に付いたら一息入れて下さい。

有難う。

出来るようならそうさせて貰うかな?

と呟いた。


はぁ~?

大使館設置ですかぁ~!!

とは

千須和2曹。

他の隊員も発語はないが恐らくは同様の想いなのだろうな。


帰局後、可能な範囲で会議の内容を説明したのだ。(勿論、許可は取っているし、守秘義務の確認をした上でである。)


しかし、それがどう言う事なのか解らん訳でもないだろうになぁ…。

とポツリと呟いたのは開局のきっかけで異動してきた空挺レンジャー持ちの2尉。

そうですネ…

とは言え、ここから先は我々の範疇ではありません。

此処の処バタバタとしていたのもこの案件が理由なんですよ。

と言う説明の為にお話を致しました。今後一切この話…

特に友好関係の為の施策等の件については一切発言しない様に。

あ、但しスタンピードの件は局内であれば発言を許可します。皆さんに思いっ切り関係しますから…

とは言え、局内のみです。

この2件については…

もしリークしたら懲戒案件ですからネ…


と私が纏めてこの話は終わりにした。


う〜ん…

私は魔物討伐のみに特化したいのだが…

みんなに気が付かれない様に一寸だけため息を吐いた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ