帰還…
会議が終わり、再び武官氏より今度は応接室の様な部屋に案内をされた。
ベテランなんだろうなぁ~
と言う感じのメイド服の御婦人が数名待機していらっしゃり、長いダイニングテーブルの様な処に着座をした我々はそのメイド嬢達から紅茶と焼菓子が振る舞われた。
珈琲好きとしてはちょいと残念だが、それよりも…
うぁ~
アニメーションドラマと一緒だ。
紅茶なんだな…
と変なところに感心し乍ら
一口啜ると…
芳醇な香りと薄っすら感じる自然な甘さが…
う、美味い!
思わず呟くとメイドさん達がニッコリと微笑んで
有難うございます。と…
すると…
ドアがノックされ訓練を見学していた隊員達が入って来た。
千須和2曹が着座早々
ふぅ〜
と一息…
頬が赤く少し汗ばんでいた。
他のウチの隊員も同様である。
習志野の連中は流石に何も変化は無い様だ。
千須和2曹?どうしました?
いやぁ〜日々の訓練は大切ですよ。
って言う事を実感しました。
習志野に揉んで貰いましたか?
いえいえ、こちらの騎士団の皆さんです。
迷彩着ていて良かったですよ。
凄いです。一般兵でもレンジャー同等の能力がありますよね。
と隣にいたレンジャー記章の隊員に話掛けた。
いやぁ〜
勿論、負けはしませんが結構強いですネ。
千須和2曹も置いて行かれるよ。
とにやり。
あ、彼、前任地松戸の同期なんです。
と悔しそうに紹介してくれた。
と…
紹介された彼は習志野から来ました、三枝2曹です。
習志野の先輩である諏訪陸将補にお会い出来て光栄です。
流石!現場のエリート。
とても綺麗な敬礼を見せてくれた。
私は答礼し乍ら…
いやいや…昔の話ですよ。
今はただのおじいちゃんです(苦笑)。
でもキミ達の様な若者が頑張ってくれていて誇りに思うよ。
と…答えていると…
内閣府と外務省の職員が戻って来て
全員が揃った。
私は、ナミエン騎士爵と前に立ちこう告げた。
皆さん、お疲れ様でした。
以上で今回の訪問、会議は終了です。
これより、日本に帰還します。
騎士爵、何かございますか?
いや、特に無い。皆ご苦労であった。
以上。
と言う挨拶にて車輌に戻った。
その後は朝の反対で無事に皆、日本に帰還した。
局に戻り其々、個別専用PCを起動させて報告書を作成していると…
望月陸将補が事務所にやって来た。
まぁ当然だが、様子を聞きたくてうずうずしていたのだろうな(笑)。
先輩、お疲れ様でした。
どうでした?
異世界は…
いやぁ〜
色々と問題があるぞ。
事はスタンピード対策だけでは無い。
キミ…
ある程度のシナリオがあったのだろう?
政治的にはどうなるンだ?
後、説明のつかない状況については…
其処なんですよねぇ。
防衛大臣(坊ちゃん)は兎も角、総理はどう説明しようかと…
う〜む…
説明かぁ…




