到着…
いつもお読み頂き又ブックマーク、文書校正をして頂き本当に有難うございます。
さて、
無事に炎龍も討伐し、アルメイル国に到着した一行。
どんなハプニングが待っているのでしょうか?
アルメイル国に到着したのは、午前6時に駐屯地を出発してから12時間後の夕方18時であった。
到着と言ってもその言葉通りで、国を守っているのだろう城壁に設置された頑丈そうな扉を前に我々は入国出来ずにいた。
外務省のかつてPKO業務に関わっていた職員と内閣府のの清里課長が難民で通訳職に就いたスタッフと衛兵とで喧々諤々していたが、ようやく許可がおりて入国出来たのは19:30を回っていた。
設営をしていると1輌の馬車が停まり、中から衣装のイメージ的に
軍人だろうなぁ…
と思われる東洋系の若い女性と男性が降りてきた。
直ぐに通訳を間に挟み話を聞く。
と、設営をしていた千須和1曹が手を停めてその女性を不思議そうな顔をして眺め首を振り仕事を再開していた。
お忙しいところ、申し訳ありません。
我々は、
アルメイル国国防大臣
エドガー フォン カツヌマ
と
副大臣の
コリーナ ウエハラ
です。
皆さんは異世界…
日本からお越しになったと伺っておりますが、間違いございませんか?
そうですネ…
間違いはありませんよ。
2人はホッとした表情を浮かべる。
実はお願いがあって失礼を承知で国家間会談の前に参りました。
ん~
あまり好ましくはありませんネ。
内容によっては…
ン?
お二人は日本語を?それにご苗字が日本風の…
はい、実は私達日系三世です。
へ?
思わず周囲にいた、自衛隊員や官僚達の動きが止まった。
に、日系三世?
失礼ですが、えっと…
カツヌマさんとウエハラさん?
そうです。覚えて頂き光栄です。
とカツヌマさんが嬉しそうに答える。
いやいやいや…
有難うございます。
って言うか
それは1度置いておいて、三世ってどう言う事ですか?
と宮澤1佐が一歩踏込み乍ら尋ねる。
三世って、文字通り我々の祖父母が日本人だと言う意味なのですが、それが何か?
キョトンとしたウエハラさんが答える。
すると勢い良くウエハラさんの前に出た清里課長が…
と言う事は、この国には日本の方々いらっしゃると?
はい!おりますが?
それがどうしたの?
と言う感じでウエハラさんが答える。
宮澤1佐が…
難民申請の際には白人系や黒人系に獣人族の方もいらっしゃいましたが?
はい、勿論です。他にも鬼人族や天使族の方々等もいらっしゃいますよ。
外務省のベテラン職員である北巨摩参与がご自身のツルっとした額をピシャリ!と叩いて腕を組んで固まってしまった。
警備の打ち合わせに八ヶ岳の警視庁警備部の分駐所から来ていた
警視庁SAT隊の中込隊長がポツリと…
何じゃそりゃ?渋谷か?六本木に浅草なのか?此処は…
と呟いた。
嗚呼、浅草ですか!
懐かしいですネェ〜
5年前の語学研修で最終日に行きました。
すると千須和1曹が…
え?
語学研修?
もしかして、防衛省の?
はい
小平の?
そうです。良くご存知で…
とウエハラさんがその声がする方向に首を降ると…
え?ウソ?千須和?
ウエハラ?
と2人はガシッ!とハグをする。
カツヌマ国防大臣は目を丸くして千須和1曹の肩を叩く。
そうしてこちらを見ると
驚きました!!
まさか学校の同期が此方に参加しているとは!
宮澤1佐がそっと、優しく千須和1曹に尋ねる。
えっと…
千須和1曹?
どう言う事か説明してくれるかな?
どうもこうも、私がフレスベルク語の研修の時に日本語の語学研修で同じ営舎で生活をしていたドイツKSKの…
コリーナ ウエハラ少佐…
じゃなかったの?
えぇ~!!
じゃあ、
エドガー フォン カツヌマ大尉では無くて…
一寸泣きそうな千須和1曹。
そこに事情を全く知らないもう一人の研修同期がオート(偵察用オートバイ)で現れる。
そう!
保坂3等陸尉である。
あ、
局長!
お疲れ様です。
民間の方々の設営概ね完了し、今は需品科さんが夕食の準備をしています。
連隊長から解散を頂きましたので戻って参りました。
ん?
あれ?
ウエハラ少佐?
えぇ~?
なんで?どうして?
って、大佐!カツヌマ大佐じゃないですか!
どうしたんですか?ホント?
相変わらず良いリアクションをしてくれるなぁ…(笑)
ん〜
それはネ…
望月司令に聞いてみようか?
此処に呼びつけて…
後で千須和1曹に聞くと、今世紀最大の悪い顔をしていたそうである。
異世界転生&転移
って以外にあるのかなぁ?
って以前から思っていたンです。
まぁネ…
身体は子ども頭脳は大人
な名探偵の住んでいる所で毎週起こっている殺人事件位頻回…
だとは思いませんがネ…(苦笑)
なので、究極なご都合主義を発動致します(笑)。
どうか、大目に見て下さいませ。




