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先ずは安全第一で…

いつもお読み頂き又ブックマーク、文書校正をして頂きまして本当に有難うございます。

さて、今回は平和維持部隊にフォーカスを当てたいと思っております。

それでは…

偵察オート1より、指揮車、オクレ


こちら指揮車、偵察オート1、オクレ


我、周囲に脅威なし。

オクレ。


了解 オワリ


偵察オート3より指揮車、オクレ


指揮車より偵察オート3オクレ


我周辺に脅威なし。


了解。オワリ


ほっ…

キャラバンの前後を走る陸上自衛隊の偵察用オートバイからの定期連絡を受けて溜息を吐くのは

警視庁SAT隊 平和維持部隊護衛の取り纏めは中込隊長では無くサブを務めていた古屋巡査部長である。

彼は中込隊長と共に警視庁警備部異世界担当課の副隊長として何度も修羅場を乗り越えている。

後方支援をしている異世界担当局の自衛隊員ともコミュニケーションは取れており、今回のミッションでも自衛隊員の無線連絡の方法等自衛隊の行動の所作を尊重している。


さてと…

と古屋部長は独り言を吐く。

このクルマは自衛隊の82式指揮通信車。

異世界担当局の車輌では無く習志野駐屯地から空挺レンジャーと共に出向してくれたらしい。

実は空挺レンジャーと説明をされているのだが、このクルマの主達は古屋部長の知っている空挺レンジャーとは雰囲気が全く違った。

同じ敷地内にある、

防衛省異世界担当局

の空挺レンジャーと共に活動する事の多いがその際の空挺レンジャーと目の前にいる彼等の緊張感が全く違うのだ。


もしかすると彼等は…

習志野駐屯地から出張ってきているのは事実だが…

我々で言う

迷彩柄の活動服の徽章やネームプレートは他の隊員とは異なりマジックテープ(?)

式だし、何より顔見知りの空挺レンジャーの2曹がボソっと…

あんな奴いたか?

と呟いていたのである。


これはマジで…


その名を呟こうとした時に


並走していた警備部のランドクルーザーから…


おい!上!

上空に飛行物あり、指揮車確認乞う!!


おおとり7号


はどうしたっ?


給油の為ベースに!


そうか、それがあったか!


全くの想定外だった為給油を許可したンだった。


直ぐにハッチを開けて上空を確認する隊員が

うわぁ~!

なんだあれはっ!!

と声を挙げる。


すると内閣府と外務省職員が乗車しているランドクルーザーから無線が飛んできた。


指揮車っ!

あれ!

ワイバーンですよ!

ワイバーン!

偵察のバイク直ぐに退避させないと喰われますよっ!


有難うございます。

偵察オート各員!

聞いた通りです。

輸送用アルミバンは収納準備。

出来次第収納して下さいっ!


LAVの五味ですっ!

オート収納のフォローはこちらで行います。

指揮車と警備1は内閣府1とマイクロバスをお願いします。


指揮 了。

と返事をしたのは操縦席隣の車長と呼ばれていた自衛官だった。


アルミバンが停車しゲートを開けて、ラダーを出す。

すると次々、偵察用のオフロード用バイクがライダーと共に吸い込まれて行く。

最後の1台が収納された瞬間にそのワイバーンと呼ばれる翼竜(?)が咆哮を挙げて降下してくる。その速度が異常に早い。(後で聞いたら恐ろしく100km/hは出ていたのでは?と言われた。)

あっと言う間にトラックのゲートに到着。バイクを収納していた隊員が思わず尻餅をついている様子がモニター越しに見られた。


LAVより指揮1 オクレ

指揮1、LAV オクレ


オート収納完了。

いやぁ~

危機一髪でした。

有難うございました。

行田3佐


あれ?

キミ、俺の事知っているの?


何を言ってるんですか?

朝霞ではお世話になりました。

五味3尉です。


えぇ!!

五味ちゃん?

久し振りだなァ〜!

そっか…

俺が隊長代行をしていた時か…


行田3佐が突然いなくなったので、みんな寂しがっていたンですよ。

まぁ、それは置いておいて、一体なんなのでしょうか?あれは?

と五味3尉が首を傾げたところに割り込みで無線が入る。


内閣府1から指揮車、


こちら指揮車。


先程連絡をくれた内閣府の車輌からだ。


有難うございました。

本当に助かりました。


いえいえ、私の知識が役に立って良かったです。


はい?


あ、私実は異世界オタクなんです(笑)。

で、そのオタクからの具申ですがネ、ここ、ヤバいですよ。さっきのワイバーンもなのですが、想定外に強い魔物が出現してしまいました。

後、奴等がいると言う事は、肉食系の魔物が種類沢山いると言う事が想像出来ます。

有名どころでは…

ゴブリンやゴーレムにオークとか…

正直申しまして、警察官の日常使用されているハンドガンだと迎撃のみであれば可能でしょうが、交戦となると、ちょいとどうかと思います。

SAT隊では他の銃火器はお持ちでしょうか?


恐らくは通常銃火器だと厳しいかな?と…

但しこれはあくまでも私の私見ですので…

対象が人間とゴブリンやオーク位の想定でしたので企画段階では

いける。

と考えていたのですが…

ちょいと作戦の変更をしないとエラい事になりそうです。


我々平和維持チームは本省に確認を取っていますが、

警護部隊については警察庁と防衛省に確認された方が良いのではないか?と思った次第です。


仰有る通りですネ…

私もそう思います。


それとこの件、作戦本部と資源探査チームに共有したいのですが、お名前を頂いても宜しいでしょうか?


あ!失礼致しました。

私、内閣府異世界担当課課長の清里と申します。


清里課長ですネ。私は警視庁警備部の古屋です。


あ〜!

貴方が古屋さんですか…

お噂はかねがね…

これからも宜敷くお願い致しますネ。


こちらこそ。


そう言って無線をフレスベルク公国王宮内の本部に切り替えた。

ン〜

ワイバーンってフレスベルク公国内にはいないンですネ。

いや、ちょいと皆さん、装備が簡単過ぎたのかもしれませんネ…


果たして報告を受けて本部の反応は?

諏訪局長や宮澤1佐、SAT隊中込隊長はどうするのでしょうネ?

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