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熱き心に…

いつもお読み頂き又ブックマーク、文章校正をして頂きまして本当に有難うございます。

此処のところ、本業やプライベートがバタバタしておりまして…

遅筆状態となってしまっております。

本当に申し訳ございません。


全てクリアして1日1話のペースに戻したいのですが…

なかなか難しいですね…

ごめんなさい。

宜敷ければこれに懲りずご愛顧賜れば幸いです。

パジェロに戻り、警邏を再開する。

今度は諏訪局長が、自然な形で運転席に…


え?あの…

局長?

今日は私が…


自衛隊は階級社会だ。

私は現在


2等陸曹。


諏訪局長は


陸将。



それは陸上幕僚長の次のポジションの役職であり

陸上自衛隊の中でも、

20名

しかいない超エリートなのだ。

改定されると言う新しい呼称では


中将


である。

私の2曹なんて変更もされないらしい。


あ!因みに

宮澤副官は1佐なので、

大佐

である。

某アニメドラマの主人公のライバルが

少佐

だったので、ご本人曰く…


オレも少佐が良かった。カミさんと交換して貰えないか人事に聞いてみよう!


と自衛隊病院の

スーパードクター

と言う声も高い、県立中央病院に出向している奥様の役職と本気で取り替えられるか確認しようとして幹部の皆さんに張り倒されていてドン引きしてしまった。


それは兎も角…

そんな陸将に運転させるなんて、絶対に有り得ない事である。


きょ、局長!

お願いです。

運転代わって下さいっ!

陸将に運転させたら、先輩に叱られます。


へ?

なんでですか?


いや、なんでって…

緊急事態なら兎も角、平時の警邏なのに…


え?

今平時ですか?


えっと…

そりゃ完全な平時とは言えませんが…

と言うか、警邏が通常通り行えているのだから、平時ではないだろうか?


あの…

相生2曹?


少し困った様な表情で局長が聞いて来た。


はい、何でしょうか?


貴方はご存知ないかもしれませんが、他の隊員は皆さん、運転をさせてくれますよ?


は?

どう言う事なのでしょうか?


実はネ…

体調の悪い時以外なるべく私が運転出来る様にお願いしているンです。

え?


私は、基本的には、現場業務はこれだけです(これも無理矢理やらせて貰っているのですがネ…)。

隊員の皆さんは、訓練や立ち番をされていますよネ…

人間疲れると良い仕事が出来ません。

勿論、日々の業務位では何ともないのでしょうが、それでもストレスは掛かっていると思います。

ですのでなるべく、この警邏の時位はリラックスして欲しいンですよ。勿論、警邏ですので周辺の警戒は巌となさなければなりませんが、それでも多少の負担軽減になるかなぁ…

と思いましてネ…


私は少し間を置いてこう答えた。

局長、お気持ちは大変有難いのですが…

局長の業務量が少ないなんて思っている隊員は、恐らく誰もいないと思いますよ。

確かに身体を遣うお仕事は数える程かもしれませんが、事務仕事…頭脳労働が多いし、定期は勿論、何かあれば此処八ヶ岳から市ヶ谷や朝霞、霞が関迄出張らなければなりません。それを考えれば、精神的、いえ、肉体的にもかなり過酷だと思います。ですから…


あははははは、有難うございます。

相生2曹。貴方は本当に優しい方なンですネ。


え?いや、そんな…

当り前だと思いますが…


その笑い声と意図が解らず戸惑い乍ら自分の思っている事を伝えてみた。


そうですか…

当り前ですか…


実は私ネ…

この異世界担当局で色々な事を試しているンですよ。


諏訪局長はニッコリと笑ってそう言った。


はぁ…

試す?ですか…


そうです。例えば…

異世界担当局(ウチ)って士官食堂がないでしょ?


あ!

そう言えば…


これは

飯食う時位上下関係を無くしたい…


と言う発想です。

民間でもそうでしょ?

上司が一品多いなんて言う古い昭和の考え方は無くしたいンです。

上官の命令は絶対!

なんてやっていたら、よい意見を持っている隊員の意見が取り入れられなくて部隊に損害を与えるかもしれないでしょ?

そう言う事を無くしたいンですよ。

その準備です。

勿論、馴れ合いは絶対にダメです。でもネ…

良いアイディアを持っている2等陸士の意見が階級が下だからって採用されないと言うのはどうなのか?と思う訳です。

ですから、1佐も1尉も1曹も1士も関係無く意見が言える環境を整えたいンです。

その為に食事も風呂もジュウジャン(じゃんけんに負けたらジュースを奢る遊び)も幕僚長も一等陸佐も2等陸曹だって1等陸士も関係無く参加する。

そんな笑い合える関係でいたいンです。


凄く恐ろしくそうして憧れるシステムだと思った。


相生2曹…

協力して貰えませんか?

そんな組織にこの組織を変える為に!


思わず頷いてしまった…


ズルいです。諏訪局長…


そう言うと、

局長はニヤリと笑って…


さて行きますかネ…


と呟いた。

自衛隊に限らず大人数が一度に動く時ってやはり、つよい指導力って必要ですよね。

それと、何でも言える環境って相反するものなのかな?って思って書いてみました。

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