↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

112/147

第112話 風の我慢

お待たせ致しましたー



(あ〜……ミラって、なんて素直な子やろ)



 人間だった時も、大精霊の今も。


 俺の前では素直で……めちゃんこ可愛い女の子や。


 いや、今は『女』か。


 俺だけのもんや。


 他の連中には、もう遠慮せん。


 俺の気持ちに応えてくれた……この子は俺だけの『恋人』や。


 俺が大精霊となって……今までそんな存在は居らんかった。必要がなかったからだ。


 だからこそ……関係が進んだことで、それ以上のこともしたかったが。


 ミラに怖がられたくなかったんで、『ただ寝る』だけを提案した。受け入れてくれたが……必要以上に緊張してくれるミラも無茶んこ可愛い。


 触れたくて仕方なくて……せめても、と口付けだけを提案したら、受け入れてくれた。


 だから俺は……出来るだけ怖がられんように、昼間の時みたくゆっくりと唇を合わせた。


 なーんにも化粧してないはずなのに、プルプルしとるミラの唇は、どこか甘い。


 擦り合わせるだけでも、十分気持ち良いねん。


 もっと先の口付けもしたいが……今日はしないと決めたんや。ミラの身体もカチンコチンやしな?


 最後に、押し付ける勢いで口付けてから……少し、唇を食んで、離した。


 ミラの顔を見ると、蕩けている表情に……男の部分を非常に掻き立てられたが、我慢や!! 超頑張れ、俺!!



「ほな、寝よか?」


「……は、い」



 本当に寝るだけで済むかわからんけど……とりあえずベッドに入って、向かい合わせで寝ることにした。


 唇には我慢して……おでこに口付けてから、ぎゅっと抱きしめてやると。安心したのか、ミラはゆっくり目を閉じて……寝てしまった。



「……愛しとるで、ミラ」



 俺の、唯一の番(つがい)。


 絶対大事にしようと決め、俺はミラを胸元に引き寄せるように抱きしめて、目を閉じたのだった。

次回はまた明日〜

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。