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湯船にゴミが浮いてるわよ
「うーんっ、やっぱりお風呂は最高!」
浴槽の端の方には寝転んで湯船に浸かれるようになっているように高い場所があり、頭にタオルを引いてそこに寝転んで見る。
「あ~…これ、寝れそう」
極楽な気分でうとうとしていると外がなんだか騒がしい気がした。
ガラッ…
「えっ?!」
急に浴室のドアが開く音がし、振り返ると…湯けむりの向こうに真っ白な羽を持った金髪の美女が立っていた。
「ジャ、ジャンヌ?!」
「あらぁ?今声がしませんでした?」
ジャンヌかと思ったが、返って来た声は全くの別人の物だった。
「あらまぁ!湯船にゴミが浮いてるわよ」
「ご、ゴミ?!」
近付いて来た人物に私は唖然とする。
金髪の長い髪、真っ白な翼、白い肌、ジャンヌに負けないグラマーな体…だが、全然ジャンヌと違う顔。綺麗だけど…凄く怖い顔。
「あなた、誰ですか?!」
私がそう聞くと全裸の彼女は手を口に当てて笑う。




