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他言してはいけない
「あ…そういえばリーラに聞きそびれた事があったわ」
「何だ?」
思い出したのだ。ノワールがリーラのとこに行く前に言っていた事を。
「ほら、リーラは守護神竜が」
言いかけてノワールはすぐに私の口を…キスで塞いだ。
「!!ノワール?!」
「…その事は他言してはいけない。戦争になるかもしれないから」
そうだ…昔はそれで戦争になったんだし、リーラも守護神竜が死ぬと予言したせいであんな所に閉じ込められたんだ。
「リーラの予言は全て当たる。それはいつかは分からないけど…。
とにかく姉さんが心配だ。また勝手に一人で馬鹿しようとしてるんじゃないかな…」
「馬鹿って…ジャンヌってそんなに暴走するの?」
自分で言って振り返ると…確かにジャンヌはよく一人で勝手に物事を決めていた気がする。
「あぁ。物凄い一人で突っ走るな」
「止めなきゃ!
でもどうすれば…」
「とにかくニードの家に行こう。
確かニードの家は23ブロックにあるはずだ」




