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家族で異世界生活  作者: しゅむ
60/215

60. 無礼者

前回のお話

マミさん!ほっぺ取れちゃう!!

 国王から突然の呼び出しを受けた優剛とラーズリアは麻実という監視付きで、送迎用の馬車に乗せられて城へと向かっていた。

 城に近い家ほど国への貢献度や忠誠が高いと言われている中で、ラーズリア邸はかなり城に近い位置にあり、魔導騎士という肩書が国内でも非常に重要な位置にある事を示していた。


 そんな馬車の中でラーズリアが自分の頬を手で触りながら口を開く。

「マミさん、戦士じゃないですよね・・・?」

「ラーズ、どうした?敬語になってるぞ?」

「私は医者です。戦士じゃないですよ。」


 そんな答えにラーズリアは落ち込むようにして自分の頬を摩りながら告げる。

「・・・そうか。マミさんが戦士なら模擬戦を申し込んだぞ。この頬の痛みは本物だが、医者に模擬戦をやろうとは言えんな・・・。」

「ねぇ、僕も戦士じゃないんだけど・・・。」


 そんなラーズリアの言葉に優剛が不満をぶつけるが無駄である。

「ユーゴはユーゴだから模擬戦しても良いだろう?」

「何その魔獣みたいな扱いは・・・。」


「え?」

「え?」


 見つめ合う不思議そうな表情をした男が2人。

 2人の間に座る麻実がスゥーっと両手を上げた瞬間、男たちは馬車内の内壁にぶつかるような勢いで麻実から出来るだけ離れる。


 ラーズリアは自分の頬を両手で防御までしていた。


 そんなやり取りを始めてすぐに馬車は城に到着する。

 馬車を降りれば既に案内をする為の者が待機しており、優剛と麻実はラーズリアと案内人の後ろに付いて謁見の間という場所まで案内される。


「麻実、リアル城だよ。ヤバいよヤバいよ。」

「私も感動してるけど、優剛の語彙力もヤバいわよ。」


 廊下などで優剛たちとすれ違う者は、端に避けて頭を下げたままの姿勢を維持する。

 案内人とラーズリア、麻実も当然のように素通りするが、優剛は歩きながら軽く頭を下げている。しかし、端に避けている者は視線が床にある為、優剛の行為を見る事は出来ない。


 後ほど、遠くで見ていた者たちが使用人に頭を下げる優剛が、自分たちと同じ使用人であると噂される事になる。優剛の態度と浴衣という簡素な服で優剛は麻実の使用人という事になったのだ。


 麻実の着ている服は殆ど貴族と変わらないレベルだ。しかし、現代風のアレンジが加えられているので、より洗練されたデザインでフィールドの街でも評判になっているほどだ。


 さらにトーリアの指導もあって、麻実は外に出る時は完璧な貴婦人にクラスチェンジしていた。


 優剛も指導は受けているのだが、飛行屋などでフィールドの住民たちとの交流を完全に素で行った為、貴族らしい振る舞いをする意味が無くなってしまった。


 腰の低い弱気な大魔術士。これがフィールドでの優剛の肩書になっている。もちろん住民たちが優剛に伝えているのは『大魔術士』。または『優しい大魔術士』と伝えている。


 大魔術士優剛は謁見の間の大きな扉を開けてくれた警護の者にも頭を下げて、広い謁見の間に入っていく。

 謁見の間の奥にはこの国の王と思われる人間が玉座に座っている。

 年齢は優剛やラーズリアと同じくらいであろうが、着ている服や装飾品も合わさって威厳が別格だ。


 王冠は被っておらず、肩まで伸びた長い金髪が特徴的に見えた。綺麗に整えられた長髪は艶もあって、一層輝いて見えている。


 その横には護衛と思われる人物が腰に剣を帯びて、優剛たちを警戒するように見つめている。


 さらに、謁見の間には他にも複数の人間が側面に待機しており、容姿から政治に関わっている人物とその護衛に分ける事が出来る。


 優剛はラーズリアの後ろに隠れるように歩みを進めて、麻実は堂々と優剛の隣を歩いている。

(王様!リアルキングだ!偉そうだ!いや、偉いんだ。)


 王からは少し離れた位置でラーズリアが止まると、片膝を付いて挨拶する。それに習うようにラーズリアの後ろで優剛と麻実も膝を付く。


「陛下の召喚に応じ、ラーズリア・コッペルシア、ここに参上致しました。」

「うむ。楽にして良いぞ。後ろの2人もだ。」

(楽って何!?座って良いの?)


 優剛は楽の意味が分からず、そのままの姿勢を維持していたが、ラーズリアと麻実が立ち上がったので、少し遅れて立ち上がった。


「ユーゴはその後ろの人物か?」


「はい」という返事でラーズリアが身体をズラすと、優剛の目の前からラーズリアが消えて、国王まで視界が通る。

(のぉぉぉ!ラーズシールドが!)


「其方の噂はここまで届いておるぞ。人を空に飛ばせるそうだな。」

「はい。可能です。」

 優剛は真剣な表情とキリっとした態度で国王の質問に回答した。


 いつもボーっとしたような表情の優剛が、真剣な表情をしている時は怒っている時か、心に余裕が無い時のどちらかである。もちろん今は優剛の心に余裕は無い。


「ほほぉ。では余も飛べるか?」

「もちろんでございます。ご所望とあらば・・・。」

「ほほぉ。では頼むぞ。」


 優剛は「御意」と言って、魔力を練った瞬間、国王の横に居る護衛が声をあげた。

「無礼者!貴様、陛下の御前で魔力を使うとは何を考えている!?」

「空を飛ぶ為の魔力でございます。」


「陛下、危険でございます。」

「何を言っているのだ。お主とラーズリアが居るではないか。問題は無い。」

「・・・続けろ。妙な事をしたら命が無いと思え!」


 護衛の男は優剛を睨みつけながら告げたが、ラーズリアが小声で優剛に告げる。

「気にするな。あいつはいつもあんな感じだ。」


 優剛は護衛を気にせず国王に向かって、魔力玉をゆっくりと飛ばした。

 向かってくる魔力玉に護衛の男は1歩前に出て魔力玉を凝視していると、再び国王が口を開く。

「余計な事をするなよ。」


 その一言が決め手になり、魔力玉は玉座に座る国王を包み込む。


 国王と優剛を交互に睨みつける護衛の男。そんな護衛を無視して国王は口を開く。

「どうやって飛ぶのだ?」

「その場でジャンプをすれば着地はしません。空中を泳ぐようにすれば、意のままに飛ぶ事が出来ます。歩く、走る、蹴る。などの動作で方向転換や速さの調整も可能です。」


 宙に浮かび上がった王様を見て、謁見の間に居る者たちは感嘆を漏らす。

「おぉ。浮いている。」

「なんと・・・。どんな魔術なのだ?」


 最初はゆっくりと確かめるように空を飛んでいた王様は、少々過激に飛ぶようになっていく。

「ハッハッハ!素晴らしいな!」


 謁見の間の天井を蹴って床に直進。そして、バッと両手を地面に向けて急制動。腕を振り回して初速を得ると、空を蹴って謁見の間の側面に向かって凄い速度で直進する。


 壁に頭からぶつかる瞬間に身体をクルっと回して、足から着地するように壁に貼り付く。そして、再び飛び上がり、謁見の間を自由自在に飛び回る。


 同席している者たちもその過激な飛行振りに様々な心配の声を漏らすが、王様の護衛に至っては既に優剛を怒鳴りつけている。

「無礼者!すぐに止めろ!陛下を降ろすんだ!」


 王様の表情は童心に戻ったような満面の笑顔だ。あの表情をしている内は優剛に止める気は無い。

(空を飛ぶのは男の子の憧れだ!何人も邪魔は出来んのだ!)


 遂に我慢の限界が来た護衛の男は優剛に駆け寄るが、ラーズリアが優剛の前に立ち塞がった。

(キタァァァ!ラーズシールド!!素敵!惚れる!)


「どいてくれ!ラーズリアさん!」

「陛下をよく見ろ。楽しんでいるのを止める気か?」

「危険だ!そいつが何者かもわかっていないんですよ!」

(ハッハッハ!ラーズシールドは鉄壁なのだよ!)


「ユーゴに手を出すのはお勧めしないが、やりたいなら止めんぞ。」

(ちょ、ラーズ!?裏切ったなラーズリア!)


 ラーズリアが振り返って優剛を見てから道を空けた。

 優剛までの障害が消えた護衛は優剛を上から睨み、怒鳴りつける。


「陛下をゆっくり降ろすんだ!」

 優剛は無言で視線を逸らす。その仕草は完全に怯えているようだった。


「貴様・・・。こちらを見ろ!」

 優剛は見上げるように上目遣いで護衛の男を見る。


 男は20代中盤ほどで、優剛は非常にフレッシュな印象を覚えた。

(新しい仕事を任されたばかりの新人さんですかね?って言ったら剣を抜きそうだけど・・・。)


 青く短い髪に簡素な金属鎧から見える腕は非常に鍛えられている。身長もラーズリアよりも少し高く、非常にガッシリとしている。


 無言の優剛に痺れを切らした護衛は身体に魔力を纏った。

「貴様、もう警告せんぞ。死にたくなければ陛下をゆっくりと玉座に戻せ。」


 そんな護衛の後ろからラーズリアが優剛に告げる。

「ユーゴ、そいつは少し天狗になっている。適当に遊んでやってくれ。」

「何それ?」


 優剛が疑問を口にした瞬間、護衛の右拳が絶妙なタイミングで首を傾げた優剛の左頬の横を通り抜ける。

「ラーズの遊びって模擬戦でしょ?僕は嫌いなんだけど・・・。」

「まぁ、そう言わずに付き合ってくれ。若い者は早めに挫折を知った方が良いんだ。」


 喋り続ける優剛とラーズリア。その間も絶え間なく護衛の男は拳を、蹴りを優剛に繰り出すが、優剛には掠りもしない。


「お・・・俺を・・・無視するなぁ!!」

 護衛は剣を抜いて優剛に向かって振り回すが、優剛はその場から殆ど動かずに避け続ける。


 ラーズリアと麻実は始まってすぐに2人から距離を取っているので、巻き込まれる事は無い。


 謁見の間は大混乱である。

 頭上からは王様の笑い声。横からは王様に対する感嘆の声と、壁に衝突するのを心配した悲鳴。優剛と護衛の争いに対する感嘆の声と、優剛に剣が当たったと錯覚した者が出す悲鳴。


「ラーズ、指導とかして良いの?」

「良いぞ。そいつの自信を粉々にしてくれ。」


「くそっ!舐めるなよ!手加減は終わりだ!死んでも知らんからな!」

 護衛の男が優剛に向かって告げると、さらに濃い魔力が護衛の体を覆った。

 それを見た優剛はすぐに皮膚下で展開していた魔装を少し外に出して、一般的な魔装状態に移行した。


 護衛は先ほどよりも速い動きで剣を振る。

 しかし、優剛は動きを止めてその場で直立したままだ。優剛の腕を斬り飛ばす勢いの剣が3本の指で刃を掴まれて動きを止める。


「えーっとですね・・・。剣を覆っている魔力と、身体を覆っている魔力に差がありますよね?」

 優剛は掴んだ刃をググっと動かして、剣を護衛の身体に寄せる。


「ぐぅ」と呻き声を上げて、剣を持つ両腕をプルプル震わせる護衛。

「見てます?ほら、剣の方が魔力は薄いですよね?もっとしっかり剣に集中して、魔力を纏わせないと剣の性能が活きないですよ。ミスリルですよね?これ?」


「ぐおぉぉ!」

 護衛は雄叫びをあげて蹴りを放とうとするが、始動の段階で優剛に足を蹴られて動きを止められてしまう。


「聞いてますか?身体の魔装も魔力が少し漏れてますから、漏れないように集中して下さい。」

 優剛は空いている手で護衛の顔を掴んで、無理矢理に護衛の身体から魔力が漏れている箇所が見える位置に動かす。


「ここですよ。見て下さい。」


 顔を真っ赤に染めて抵抗している護衛だが、優剛のやりたいようにやられている護衛は全く抵抗になっていない程に力の差を感じていた。


「がぁああぁぁあ!!なんなんだ貴様!?」

「あっ。優剛です。」


 優剛は剣と顔から手を離してペコっと頭を下げる。


「貴様は・・・、馬鹿なのか!?」

 護衛は解放された剣を振り上げて、再び優剛を斬りつけようとするが、あっさりと優剛の3本指で刃を掴まれて動きを止める。


「いやー、馬鹿じゃないと思ってますよ・・・。」

 優剛は自信無さ気に回答する。


「ぐぅ、俺を舐めているのか!?」

「いや、いや。強いと思いますよ。」

「ぬぅぅぅ!俺で遊んでいるのか!?」

「はい。」


 護衛は遊んでいると回答した優剛から剣を取り戻そうと、もっとも力が入る体勢に変えて、全身を震わせて優剛から剣を取り戻そうとするが、全く剣が動く素振りは無かった。


「がぁぁぁあああ!!」

 護衛が頭上に向かって吠えた瞬間、優剛は刃から剣を離した。

 その拍子に後ろに吹き飛ぶかのように転ぶ護衛。失笑が起こる謁見の間。


「これっていつ終わります?」

 起き上がる護衛に優剛は声をかけるが、護衛の怒りは頂点に達している。


「貴様が死んだら終わりだ!」

 優剛に向かって駆け出した護衛が、突然優剛から距離を取るように離れた。

 辺りに注意深い視線を巡らせて、再び優剛に向かって駆け出す。しかし、直進ではなく、ジグザクに走って優剛に向かって行く。


(へぇ。見えるんだ・・・。)

 優剛は護衛の顔が来るであろう場所に魔力玉を設置していた。護衛が魔力玉に触れれば、そのまま護衛の顔に魔力玉が貼り付いて空気を奪う作戦だった。


「小賢しい!」

「でも、刃を掴まれる展開は変わらないですよ?」

 優剛が刃を掴もうと右腕を伸ばした直後に剣が引かれていく。


 フェイントである。


 引かれた剣はそのまま一直線に優剛の胸元の中心に向かって突きを繰り出す。

(おぉ!身体を回して回避も出来ない。)


 それでも優剛は慌てない。魔力で強化された動体視力と脳で、護衛の動きを完璧に捉えていた。

 優剛は左手の3本指で護衛の剣の先端を摘まむ。


 護衛は驚愕の表情で優剛を見る。完璧なタイミングだった。フェイントで相手を崩し、剣を引いた動きを利用して、予備動作を極力無くした突きは護衛にとっては必殺の一撃だった。


 そこに国王が降り立ち口を開く。

「双方止めよ。途中から見ていたが、ユーゴは強いんだな。ラーズリアの言っていた事は本当であったか。」


 優剛は近くで見るリアルキングに圧倒されるかのように、掴んでいた剣を離した。

 護衛は離された剣を素早く鞘に納めて跪いた。


「余に仕える気はあるか?」

「無いです。」


 優剛の即答にザワつく謁見の間。跪いている護衛は何やらプルプルと震えている。


「ふむ。余にとってお主の力は非常に危険で、野放しにする事は出来ん。余は余の身の安全と国民を守る為にお主を拘束・・・は出来んだろうな。お主が余の国を襲わない保証や、繋がりが欲しい。」

「国に反旗を翻せばラーズリアと争う事になります。彼とは友人です。彼と争うような事はしません。」


 国王は考える素振りをして、再び口を開く。

「お主とラーズリアが組んで反旗を翻したら終わりだな。」

「はは。その場合はレミニスター様も一緒ですね。」


 優剛は笑顔で友人兼領主のレミニスターを巻き込んだ。

「ハッハッハ。フィールドも一緒か。こりゃ参った。余も仲間に入れて欲しいものだ。」

「ん?それって私と友人になるという事ですか?」


 優剛の発言に我慢の限界を迎えた護衛が立ち上がって叫ぼうとした。

「ぶれ・・・。」

「言ったな?くっくっく。今この瞬間から余とお主は友人だぞ?」

「えぇー。友人ってそんなにあやしい笑顔になりますかね?」


 国王は胸を張って答える。

「余に友人はおらん!ラーズリアも公の場ではあの通りだ。」

(ぼっち宣言だ。ラーズとは友人なのね・・・。)


「公の場では正解でしょう・・・。」

 優剛の言葉に王様はつまらなそうにラーズリアを睨みつける。


「余はバスターナン・ムーフリット。よろしくなユーゴ。」

「優剛田中です。よろしくお願いします。」

 2人は握手する。そして、バスターナンは小声で優剛に告げる。


「ユーゴの事は徹底的に調べた。お前だけでも我が国を滅ぼせるだろう。俺はお前と友誼を結べて心底安心したぞ。」

「そんなことしないって・・・。」


 そしてバスターナンは謁見の間に居る者たちに向かって告げる。

「余はこれからユーゴと個人的に話し合う。皆の者は解散だ。」

(おい。スパゲッティ!勝手に話し合うとか言うな。)


「ラーズリア、同席するだろう?」

「もちろんです。」


 そう言って王様は謁見の間の奥に向かって歩みを進める。

 それに同行するよう護衛の男とラーズリア。さらにその後ろには優剛と麻実が付いていく。


「優剛、王様と友達になるなんて凄いじゃない。」

「いや、マジ勘弁だよ。リアルキングだよ?」

「歳も私たちと同じくらいに見えるし、良いじゃない。・・・利用すれば。」

「ちょーー。何、言ってんの?リアルキングを利用するとか悪魔ですか?デビル麻実ですか?デビルウィング出ちゃってません?」


 狼狽える優剛に麻実が告げる。

「ちょっと何言ってるかよくわかんない。」


「ぐぬぬ。」

 優剛はデビル麻実と一緒に広めの部屋に案内された。

 そこには大きな丸テーブルに数脚の椅子が置いてあった。


 この部屋で何が話し合われるのか優剛は心配で仕方なかった。


最後まで読んで頂きありがとうございました。

皆様の読んでいた時間が少しでも良い時間であったなら幸いです。


評価や感想もお待ちしております。ブックマーク登録も是非お願いします。

次回もよろしくお願い致します。

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