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第36巻 この世に順番などない

長編小説

この世に順番などない

第36巻

この世に順番などない、未来が先かもしれないし、過去が先かもしれない。時間というのは人間が決めた概念であり、この世に過去や未来など存在しない。時間というのは不変的ではなく、特殊的なのだ。だから私たちは歴史から学ばず、未来を希望し今を生きる。わたしは違う、過去を改変し、未来を考える、そして今を生きない。わたしは世界を変える力がある、それは絶対に使ってはいけない力だ、それは一瞬で星一つを破壊し、一瞬で銀河一つをなくすことができる。わたしはそれを見た、それは未来でもなく、過去でもなく、今でもない。それは概念でもなく、人でもない、わたしは選択を迫られた。それの意思によって選択を迫られた。わたしは従うしかない、そしてわたしは全てを無にした。わたしは未来を考えた、そして未来を知っている、過去を知っている。また新たな宇宙が誕生することを、世界は輪廻し、循環する。しかしそこには変化が生まれ、不変的なものなど存在しない、だからわたしは、いついかなる時もそこに存在し、そこに存在してない。それは絶対に理解されず、絶対語られることはない。そしてわたしはそれを見た。そしてわたしはそれを見なかった。わたしはおかしかった。わたしは死ななければならない。死というものをしなければならない。死と生に違いなどない、死とは生であり、生とは死である。だからわたしは満たされた。そしてわたしは美しい死を望む

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