日常なう!!!!
「うぁー…。」
大きく口を開けて欠伸をしながら、伸びをする。なんとも暇そうな少年が1人。
彼の名を、空野響と言った
彼も、ストロング・シティにいる。
とはいえ、特にSBのような特殊な力を持っているわけではない。
空野響は、"普通の男子高校生"だ。
ではなぜ、ここにいるのか?
ストロング・シティはあの特殊な力を持つ子供達や大人の憩う場所。
"普通の人"が来るわけがない。
その理由は、彼も知らない。
物心ついた時から、ストロング・シティにある孤児院の"真琴学園"にいた。
「にしても…つくづくって感じだよな…」
街中を歩くと避けられる。
学校に行くと同級生からの痛い視線。
これは、特に彼が悪いことをしただとか、成績が悪いバカだからとか、そういったことをしたおかげでこうなったわけではない
"普通の人"だから。
ストロング・シティの人から見ると、普通の人は嘘ばかりつく"悪い人"というイメージが強いらしい。
まぁ実際間違ってもいないのだが、そのイメージのおかげでとばっちりを喰らったのが空野響。
「空野響は普通の人だから嘘ばかりつく悪い人。」そう思われて、周りからの視線が冷たくなる。
ただそれだけの話なのだ。
もうそんな事には、すっかり慣れてしまったのだが。(気にしていないだけ)
「…うぁー…。」
また大きく欠伸をする。
こんな平和的(?)な日常が、続くと、思っていた。(願っていたともいう)




