表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

プロローグ


とある人間は言いました。

"命を粗末にしてはならない"と。


とある人間は言いました。

"人間は独りではない"と。


とある人間は言いました。

"たとえばふりこのように、辛いことが大きければ幸せな事も多いものだ"と。



とある少女はいいました。

「この偽善者め!」



すべての偉大なる言葉に、偽善という言葉を合わせてしまえば、すぐに"偉大なる言葉"は形を失います。

偉大なる言葉を言った人物は、本当に、


清らかなる心


で、言ったのでしょうか?


知るわけ無いですよね。

だって言った本人にしか分からないのですからね。

貴方が知るわけ無いんです。


.........

それが正しいのです


人の真偽は、分からない。

それが正常です。

当たり前です。


ですが。


.........

正しくないとしたら



どうですか。


つまり、

人の真偽が分かる。

それが通常となっている。



特殊な子供達。


彼等の事を、この世界ではストロング・ボーイズ、またはストロング・ガールズと呼びます。


略して、SB。

または、SG。


男女混合系で、ストロング・チルドレン。

これも略してSC。


彼らは、普通の人間ではありません。

少し、違うのです。

歩く嘘発見機といったところでしょう。


そんな子供達は、普通の学校には通えません。

なぜならば、


........

嘘が多すぎるから


です。


人間の真偽を見分ける力を持つ彼らには、あまりにも普通の学校には嘘が多すぎるのです。

きっと普通の学校にでも通えば、長くても二ヶ月、早くて約一週間で登校を拒絶します。


困り果てた政府が作り出したのは、


"ストロング・シティ"


という、SCのためだけに創られた、特殊な街。

ここは、


・孤児院

・保育園

・小学校

・中学校

・寮

・高等学校

・短期大学

・大学

・就職場

・公共施設

・店


など、様々な施設が存在します。


場所は、山口県の隅のほうにあり、なかなか見つけにくい。

ストロング・シティの周りは高い壁に囲まれており、出入りには関所を通らなければなりません。


とはいえ、めったにSCが出て行くことはありません。

なぜなら、"外"は嘘で溢れかえっているからです。


それを恐れてか、めったにSCは出て行かないのです。


入ってくるのも、食料を届けに来るトラックばかり。

外部の人間は全く入ってこない。


それに、政治でさえも、ストロング・シティ単独。

日本の政治など全く関係無し。


ストロング・シティはまるで、一つの国みたいに。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ