↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『スキルシェア・サバイバー』  作者: SM
第5章 過去の断片と真実の片鱗
PR
42/44

5.1 謎解きの依頼

ライルに助けられて以来、俺は『影の盟約』に狙われていることを強く意識するようになった。彼らの存在は、常に俺の背後に影を落とし、日常のあらゆる瞬間に不穏な気配を感じさせる。リリアも、俺の身を案じて、以前にも増して警戒を強めてくれた。ギルドの依頼も、以前より慎重に選ぶようになった。いつ、どこで『影の盟約』が襲ってくるかわからない。俺たちは、常に周囲を警戒し、不審な影がないか、目を凝らしていた。


そんなある日、俺はギルドの掲示板で、とある依頼に目を留めた。それは、これまでの魔物討伐や素材採取とは全く毛色の違うものだった。


「古文書の解読:古王国の遺跡から発見された古文書の解読を求む。報酬:金貨三枚」


解読。この言葉に、俺の脳裏には、ある人物の顔が浮かんだ。俺の高校の国語教師、佐々木先生だ。彼は、古文のプロだった。どんな難解な古文でも、スラスラと読み解いてしまう、まさに「古文読解」の達人だ。彼の授業は、いつも眠気を誘うものだったが、今となっては、その知識が、この異世界で俺を救うかもしれない。


「リリア、これ、やってみないか?」


俺が提案すると、リリアは眉をひそめた。彼女の瞳は、依頼書に書かれた「古文書の解読」という文字を訝しげに見つめている。

「古文書の解読? あんた、そんなスキル持ってたっけ? 私が知る限り、あんたは戦闘系のスキルを借りるのが得意なだけでしょ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。