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4.7 謎の介入者
「大丈夫か、少年」
ライルは、冷たい視線で俺を見下ろした。その瞳には、一切の感情が読み取れない。まるで、深海の底のように、彼の感情は読み解けない。
「あ、はい。助けていただいて、ありがとうございます。あなたが来てくれなかったら、俺は今頃……」
俺が礼を言うと、ライルは剣を鞘に収め、言った。その剣を鞘に収める音は、まるで雷鳴のようだ。
「貴様の持つスキル、『スキルシェア』。あれは危険な力だ。使い方を誤れば、世界を破滅に導く」
「え……?」
俺は驚いてライルを見た。世界を破滅に導く? 俺のスキルが? そんな大それた力だとは、夢にも思わなかった。俺のスキルは、ただ他人のスキルを借りるだけの、地味な能力だと思っていたのに。
「『影の盟約』は、スキルの根源を研究し、その力を支配しようとしている。貴様のスキルは、彼らにとって喉から手が出るほど欲しいものだろう。彼らは、貴様のスキルを悪用しようとしている」
ライルは、俺のスキルがこの世界の「スキル」の根源に関わっていることを示唆した。俺のスキルが、そんなにも重要なものだというのか。俺の頭の中は、疑問符でいっぱいになった。




