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29. アラクネ

 

「オラオラオラオラ!」


 ピュン! ピュン! ピュン! ピュン!


 俺はエアーバレットを撃ちまくり、ミスリルスライムを殺しまくっている。


 みんな、颯爽と俺がミスリルスライムを倒していると思ったら大間違いだ。


 基本、スケルトンの動きは遅いのだ。

 シロが昨日の内に仕掛けていた蜘蛛の巣に引っ掛かったミスリルスライムを撃ってるだけ。


 最早、作業である。


 そんな感じで、寝る間も惜しんでレベル上げをしている。


「俺は早く、悪いスケルトンになりたいんだ!」


 俺は思わす叫んでしまう。


 俺がなりたいのは、勇者でも聖人君子でも王様でもない。

 俺がなりたいのは、自堕落なハーレム野郎!


 人の為に働くなんてクソ喰らえ!

 俺は自由気ままに生き、S〇Xしまくる生活がしたいのだ!


 今は、その為の努力の時間。


 努力の時間が異常に長い気もするが、ハーレムの為なら頑張れる。


 というか、実際、シロに捕まえてもらったミスリルスライムを殺してるだけだから、

 頑張ってるようには、見えないかもしれないけど。


 そんなこんなで、レベル上げをしていたら、シロのレベルが60になった。


「キュイ!」


「何だって? 『Lv.60になったら、進化出来るようになったみたい!』だって?」


 俺は鑑定で、シロが何に進化出来るか調べてみる。


 [ネームドシルクタランチュラからアラクネに進化]


「な…何だと……!? シロの奴、アラクネになれるのか!」


 俺は正直、ビックリした。

 この世界では、アラクネは存在しない事になっているのだ。


 もしかしたら、まだ攻略されていない深部のダンジョンには居るかもしれないが、今の所はアラクネの目撃情報は皆無なのである。


「コイツは凄いぞ! 早速、進化させよう!

  って、シロの奴、女で間違いないよな……。

 男のアラクネは、正直、想像できないし……」


 シロは、俺の話を聞きながらソワソワしている。

 どうやらシロも、進化したそうだ。


「じゃあ、アラクネに進化させるぞ!」


「キュイ!」


 俺が、興奮してシロを進化させようとしたら、慌ててシロに止められた。


「何だって、ログハウスに戻りたいだって?」


 確かに、こんな所で進化なんかされたら、拠点のログハウスまで、シロを運ぶのは大変だ。


 だって、シロ大きいんだもん!


 ネームドシルクスパイダーだった時も、拠点の、ログハウスまで担いでくのが大変だったのに、今の大きさのシロを運ぶなんて不可能だ。


 流石は、俺専属のメイド兼、料理人。

 気が利くというか、脳ミソが無い俺の代わりに良く考えている。


 俺とシロは、急いで拠点のログハウスに戻り、

 そして、躊躇なく、シロのステータス画面のアラクネという文字を、クリックした。


 ーーー


 次の日。


 暇つぶしにウッドデッキで、骨を磨いていると、

 シロが恥ずかしそうに、胸を両手で隠して、俺の前に現れた。


「ご主人様、僕、アラクネに進化したよ!」


 何と、シロが人間の言葉を喋っている。

 それより、僕?


 まさか、シロが男だって事は無いよな?


 俺はアラクネになったシロをまじまじ見る。


 赤い髪に、真っ赤な眼、そして額に6つの副眼がある。

 可愛らしい顔をしているが、見つめられるとチョット怖い。

 下半身は、ネームドシルクタランチュラのままで、少しだけ小さくなってる感じだ。


「そんなにジロジロ見られたら、恥ずかしいよぉ……」


 シロが恥ずかしがって、両手で顔を隠す。


 そして、男か女か? なのだが、どうやら女であるようだ。

 どうして分かったかと言うと、シロの乳房が、少しだけ膨らんでいるからだ。


 というか、シロって何歳なんだ?

 俺はとても気になり質問する。


「シロって、生まれてから何年経つんだ?」


「う~ん……よく覚えてないけど、3年位かな?」


「お前、そんなに若かったのか?」


「そうだよ! ご主人様!」


 シロは、元気に返事をする。

 どうやら、僕っ娘のシロは、3歳児の幼女だったようだ……。


「そうだ、ご主人様! 僕のサクランボをクリクリしてよ!」


 シロが、突然、胸を突き出し卑猥な事を言ってきた。


「お前、まだ3歳児の癖して、なんて事を言うんだ!」


「だって、ご主人様、僕の前で、女冒険者の服をひん剥いて、サクランボクリクリしてたよね!

 僕はそれを見ていて、『とても気持ちよさそうだなー。僕もご主人様に、クリクリしてもらいたいなー』と、思ったんだよね!」

 と、シロは、ニコニコしなが俺に言ってきた。


 確かに、気を失っていた女冒険者は、気を失いながらも気持ち良さげに、アンアン喘いでいた。


 だからと言って、俺は3歳児の幼女のサクランボをクリクリする趣味は無い。

 興味が無いと言ったら嘘になるが、今の俺には、絶対に無理なのだ。


 なんせ、俺は聖スケルトンなのだから。


 3歳児のサクランボをクリクリするような鬼畜な行いなどしたら、一瞬で心が浄化されて、後から、物凄い罪悪感が襲ってくる筈だ。


 というか俺は、3歳児のシロに対して、なんてエロい行為を見せてしまったんだ。

 魔物だと思って油断していた。


 俺は知らず知らずに、シロに対して、エロの英才教育を施してしまったようである。


「ご主人様、約束したよね! サクランボがあったら、クリクリしてくれるって!

 僕、アラクネに進化する為に、あれから毎日、オ○パイ神にお祈りして、哺乳類の牙狼族の肉をいっぱい食べたんだよ! 」


 シロが、頬っぺを膨らましてプンプンに怒っている。

 まあ、確かに俺はそんな感じの事を、言った気がする。


 しかし、その時は、まさかシロがアラクネに進化出来るとは思ってなかったのだ。

 実際、この世界にアラクネなんか居なかったし。


 しかし、何故、シロはアラクネに進化できたのだ?

 やはりシロが、毎日、オ〇パイ神に祈ったから、アラクネになれたのか?


 俺が異世界転生する時に会った神とかも、スキルをバンバンくれたり、案外適当な所があった。


 シロが信じる存在するかどうかも分からないオ○パイ神も、シロの願いを面白がって叶えてしまったのかもしれない。


 そのお陰で、俺は、性犯罪者になってしまいそうなんだけど。



 ーーー


 ここまで読んで下さりありがとうございます。

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