出会いと約束
約束は、いつ叶うのでしょうか……
「いいんですか? 」
『はい。あなたに』
「ありがとうございます。では、私もこれを……」
私は、左腕につけていたブレスレッドを外し、クロウ様に渡した。
『これは、あなたの大切なものでは? 』
「でも、こんな綺麗な薔薇を頂いたのですもの。これが、代わりになればいいんですが……」
『なりますよ。ありがとう』
私達は、お互いの物を交換した。お互いが思い出せるように
この出会いを忘れないように……
「ありがとうございました」
『今度、また会えた時には、私と踊ってくださいますか? 』
「はい。喜んで。その時が来るのを楽しみにしていますわ」
『では』
「はい。ごきげんよう」
私は彼の後ろ姿を見送った。
****
彼が会場に入るころ、入れ代わるようにお母様がやってきた。
「シンデレラ。探しましたよ? 」
「お母様。ごめんなさい。ここの庭園がとても綺麗だったので、つい長くいすぎましたわ」
「ずっと、1人でいたの?」
「いいえ。先ほどお母様が、すれ違った方とお話をしていましたの」
お母様は驚いた顔で私を見る。
「そうなの? ……あの青年と?」
「はい。そうです」
少し思案した顔をした後、お母様は告げた。
「あの方……もしかして、クロウェル様かしらね?よく似ていたのだけれど……」
私は、お母様の話を聞いて、胸に引っかかっていたことがなんだかがわかった。
彼は……この国の王子だったのだ。
どおりで、見たことがあったのね……。
クロウェル様というのは、この国の第2王子のことだ。今回の舞踏会は、その兄である第1王子のクリス殿下のお相手を探すのが、目的だった。
庭園にいた私達を、風が、吹きつけたーー。
身震いをした私を見たお母様は、私を心配してくれている。
「このまま外にいたら、体が冷えきってしまうわね……。さぁ、シンデレラ。中へ戻りましょう?」
「はい。お母様」
私は、お母様と会場の中に戻った。
彼と踊った庭園を、名残り惜しく思いながら……。
追加してみました^^;
続きを考え中です……(ノ_<)
考えがまとまらず、焦ってます!




